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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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フレンドリー競走が2レース/10Rは地元マイネルフューラーで!

 この月曜日はJRA交流フレンドリー競走が二鞍行われます。今回の予想はこの2つのレースを中心にお伝えします。
 なお、条件はいずれも「岩手3歳3勝以下・JRA未勝利」で、8Rが芝の1700m、10Rがダートの1600mとなっています。



★8R/フレンドリートロフィー エメラルド賞
 JRAの(10)コスモアンドリューが優勢と見ます。ここまでは7戦して最高が2着1回ですが、マイル前後の走破タイムがコンスタントに良いし先行力も十分。今年になって堅実さを増してきているのも魅力です。
 一息後になりますが休み明けもあまり気にしないようで特に心配しなくて良さそうです。一応気にするとすれば馬体重の大幅増減でしょうか。

 対抗もJRAから(6)ムーンパイロット、三番手もJRA(9)ディープロミオで。(6)は小倉の未勝利戦で1番人気にも支持されるくらいになっており未勝利脱出寸前でした。それでいて勝ちきれないあたりは確かに微妙ですが、休み明けひと叩きで初の地方遠征、心機一転を狙いたい所。(9)は恐らく前走は度外視可、それ以前に見せていた先行力で評価したいですね。

 この辺りが有力だとは思いますが、今日になって不確定要素が増えました。雨です。◎以下3頭は芝の重不良の経験がないのがちょっと心配な点。もしかすると、例えば(7)シュクモモコのように重馬場はむしろ歓迎だったり、(8)オーソリタティヴのような初芝の不利を天候がカバーしてくれそうな馬が食い込んでくるかもしれません。

●8Rの買い目
馬単(10)=(6)、(10)=(9)、(6)=(9)、(10)=(7)、(10)=(8)



★10R/フレンドリートロフィー オニキス賞
 こちらはダートのマイル戦になります。出走は11頭。本命は岩手の(7)マイネルフューラーを指名しましょう。
 岩手の、といっても6月に転入してきたばかり、その前はJRAで5戦・地方交流を2戦使って未勝利の、実質的にはJRAの遠征馬と変わりのない馬です。
 しかし、転入後は2戦2勝、初戦のダートでは圧勝、2戦目の芝も着差は少ないもののきっちり勝ちきっており、この2戦の経験がものを言いそう。
 実際、JRA時代の戦績なども遠征馬とそれほど大きな差は感じません。ならばコース経験の分有利という計算。

 対抗も同様の理由で(10)キーフォース。2走前に盛岡の交流戦に出走して2着の実績があるのが強みですし、今日もその時同様に不良か少なくとも重になる可能性が高いのもプラス材料では。
 (2)レオマジェスティは芝のみの経験ですが全て1番人気か2番人気と素質を評価されている馬。ダート未経験の不利をこの雨が少しカバーしてくれるなら面白くなりそうです。ただ、お隣(3)タマモウィッシュはどうも地方のレースで先行してくるタイプ、間違いなく先行争いのライバルになるでしょうから、その辺の兼ね合いがうまくいけば・・・の前提付きか。
 あと一頭押さえるなら(1)マレンカヤ。有力どころが前々で意識し合えば展開利があるかもしれません。

●10Rの買い目
馬単(7)=(10)、(7)=(2)、(7)=(3)、(7)=(1)、(10)=(2)


岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーステーション」へ

2011/08/22
レース展望
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21日は2歳第一弾の特別・若鮎賞。3戦3勝エスプレッソが母仔制覇を果たす

 21日メインは今シーズン第一弾の2歳特別「若鮎賞」、舞台は全馬初の盛岡芝1600m。当初の登録が8頭だったが、ウインハーモニー、リアルサンボーイ、エムオーミスターがキャンセル。


 ウインハーモニー、リアルサンボーイはトレーニングセール出身馬でデビュー戦を快勝。仮に出走すれば人気の一角を形成したが、ウインハーモニーは馬房内で軽くぶつけて自重。リアルサンボーイは熱発のため。そしてエムオーミスターは14日の新馬戦を使ったばかりで、それぞれ回避した。


 結果、5頭立ての少頭数となったが、今年の2歳戦線を占える好メンバーがそろった。その上、全馬が初のマイル戦で未知の部分が多く、波乱も十分に考えられる。


 主軸はエスプレッソ。デビュー戦の芝1000m戦を4番人気で出走。スタートで出遅れながらも4角先頭で圧勝したが、1番人気エトセトラが外方逸走のアクシデントがあり、その被害をこうむった馬も少なくなかった。


 それゆえフロック勝ちと見られる向きがあり、2戦目も3番人気にとどまっていた。しかし逃げたハルトリーゲルを子供扱い。何と2秒差の大差をつけて圧勝し、一気に頭角を現した。


 前走は連闘で臨み、若干疲れも残ってタイムは平凡だったが、2着に0秒4差をつけ、無敗3連勝を飾った。この成績から1番人気も当然だが、不安点がない訳ではない。3開催連続で出走し、いくぶん気合い不足と盛岡トラックマン。それとデビュー戦の勝ちタイム1分0秒7はここに入ると見劣るからだ。


 ある意味で試金石の一戦となるが、母パラダイスフラワーはデビュー2戦目から連戦連勝。若鮎賞も制し、旭川で行われたエーデルワイス賞(当時:GⅢ)も優勝。2歳頂点を極めた強豪牝馬。おそらくエスプレッソも母と同じ道を歩みそうで、抱えている不安をアッサリ一蹴するに違いない。


 ハルトリーゲルは2歳新馬戦の勝ち馬第一号。能力検査でアスペクトに大差ぶっち切られ、7番人気の低評価だったが、2番手から鮮やかに抜け出して快勝。2歳戦に強いファリスエフ産駒らしい勝ちっぷりだった。


 続く2戦はアスペクト、エスプレッソに完敗を喫したが、ダート戦に敗因を求めることができ、今回は舞台が芝。反撃に転じて当然だろう。


 マーライオンパークは2戦2着に惜敗したが、3戦目の芝1000mで見事な逃げ切りを決め、待望の白星をマークした。メンバーは大幅に強化されたが、芝1600mで絶好の1枠。ハルトリーゲルの出方次第だろうが、すんなりマイペースに持ち込めば持ち味の粘り強さを発揮できる。


 ワタリドラゴンも3戦目に初勝利を飾った。走法を見るとダートよりも芝向きの印象だし、何よりも叩かれながら良化一途をたどっている。マイル延長も母父アンバーシャダイなら望むところ。


 キモンパーティーも気にはなったが、デビュー1戦のみのキャリア。ネオユニヴァース×カーリアンの良血牝馬で不気味さたっぷりだが、他の馬が実戦3度に対するとちょっと分が悪そうだ。


◎(4)エスプレッソ
○(2)ハルトリーゲル
▲(1)マーライオンパーク
△(3)ワタリドラゴン


3連単は4、2の1、2着折り返しから1、3へ
馬複は 2-4、1-4、3-4


<お奨めの1頭>
8R コスモティーピー

前走は早めに交わされて最後一杯3着に敗れたが、内から差し返す根性を見せた。敗れてなお強しの一戦

2011/08/20
レース展望
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20日はB1・ムーンライトカップ。注目はコアレスランナーvsジャンドゥーヤ

 20日メインはB1「ムーンライトカップ」(盛岡ダート1800m)。当初、オウシュウサンクス、タカラムーン、アドマイヤサムライなどの登録もあったが、それぞれ無理をせず自重。結果、7頭立ての少頭数でコアレスランナー、ジャンドゥーヤの一騎打ちムードが濃厚となった。


 コアレスランナーは昨年までの勝ち星がすべて水沢。典型的な水沢巧者として定評があったが、今年は東日本大震災の影響で盛岡一場で開催(まだ決定ではないが、11月一杯には水沢競馬場スタンドの修復がひとまず完了。12月第2週から開催の可能性が高い)。


 それゆえコアレスランナーの課題は盛岡坂の克服だった。初戦・岩手日報杯は盛岡坂に加え、2000mの距離も長く4着に終わったが、続くB1・1800m戦を快勝。ついに盛岡でも勝ち負けできるようになった。


 しかし続くA級昇格初戦で9着凡走。これは相手が強かった以上にスタートで後手を踏み、自分の競馬ができなかっただけ。悲観する結果ではなかった。


 案の定、A級B1級混合戦で巻き返して2着確保。1秒も離されたのがクリスティラビットの破壊力が強烈だったもので連対で十分。前々走の盛岡戦1着は決してクロックではないことを証明した。


 前走は芝に舞台が替わったが、4角で早め先頭に立ち、そのまま押し切るかと思ったところドリームスナイパーにクビ差交わされて2着。ドリームスナイパーの芝適性には定評があり、敗れてなお強しの一戦だった。


 以上が今季コアレスランナーの足跡で今回は相手有利は誰の目にも明白。やはり盛岡では絶対の信頼は置けないし、1800mも気持ち長いが総合力で一歩リードしている。


 一方、ジャンドゥーヤは中央0勝から08年に岩手転入。C2から再出発を図って成功。6勝を稼いでB2でも白星をマーク。再び中央入りし、今年6月に岩手へ里戻りしたが、当初は動きが本物ではなく7、8着に凡走。立て直しに時間がかかるかと思ったが、大事に疲れれたのが奏功。前々走2着で復調の兆しをうかがわせ、前回快勝。ついに復調を果たした。


 この中間、気配さらにアップは歴然。ここ2戦に比べ、メンバーが強化されたが、コアレスランナーが詰めに課題が残る分、勢いに乗って格上馬を一蹴する可能性も十分ある。


 モエレハナオーはまだ本来のシャープさを取り戻せずにいるのは否定できない。それが成績にはっきり現れ、前走も伸びを欠いて5着。好調サイクルに向かうのはもう少し時間がかかりそうだが、今回は確たる逃げ馬が不在。控える競馬もできるが、先行して粘り切るのが身上。


 展開予想はモエレハナオーが逃げ、2番手コアレスランナー、それをマークしてジャンドゥーヤの隊列。特に1800m戦はゴール前200mがスタート地点でスローの流れ必至。気分良く逃げることが持ち味を最大限に生かせる展開。人気の2頭がけん制し合えば漁夫の利を得る可能性も高い。


 この三つ巴戦と見るのが妥当だが、もし割って入るとすれば転入後、4着が最高だが、A級から降格マンボパートナー。あとは凡走続きでも、いきなり激走を秘めるモンセルバンが連下候補となる。


◎(8)コアレスランナー
○(5)ジャンドゥーヤ
▲(7)モエレハナオー
△(3)マンボパートナー
△(1)モンセルバン


3連単は8、5、7の3頭軸から3着押さえに3、1
馬複は 5-8、7-8、5-7、3-8


<お奨めの1頭>
1R ラッキースマイル

通算6勝2着10回。笠松B級からの転入で実績上位は明らか。近走内容も悪くなく、C2では役者が違いすぎる

2011/08/18
レース展望
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いよいよ復活か!?サクラマジェスティに久々勝利のチャンス!

 クラスターカップが行われた8月15日、そのメインレースの他にも目玉イベントが開かれました。JRAの騎手7人対岩手の騎手7人で行われた騎手&チーム対抗戦「JRA VS 岩手」です。
 着順に応じたポイントで争う騎手対抗戦は全国各地で行われていますが、チーム対抗まで加えた例はまだ数少なく、海外ではシャーガーカップ、国内では、以前南部杯の日に行われた「メイセイオペラカップ」くらいでしょうか。

 結果から先にいえば2戦合計で100対88、12ポイント差でチームJRAが勝利。また個人では2戦とも2着を確保したJRA・福永祐一騎手が優勝。チーム・個人ともJRA勢が制しました。


110816-op01.jpg


 お米1年分など膨大な量を手に入れて大喜びのJRA勢に対し岩手勢はちょっと地味なモードでしたが、しかし第2戦では岩手の菅原俊吏騎手が9番人気のアポロパトリオットで激勝してくれて、ファンに与えたインパクトでは決して負けていなかったですよね。

 全レース終了後に行われた総合表彰式を含むイベントには、たくさんのファンの皆さんが集まってくれて、ちょうど夏祭りのような雰囲気でしたね。JRAの皆さんも、例えば福永騎手や川田騎手は16日に九州・佐賀での騎乗があるのですが、当初予定の花巻発の飛行機をキャンセルしてまでイベントに参加してくださいました。またこんなイベントができるといいですね。



 月曜メインは『トワダウインターイルミレース』、A級一組の7頭立て。俗に言う"ローテーションの狭間"というか、オープン級のレースが続いたために一組といえどやや手薄な感のある面々に。となると(3)サクラマジェスティの復活走に期待がかかります。

110816-op02.jpg
サクラマジェスティ(すずらん賞パドック)


 昨季はオープンに地歩を築いた同馬ですが、今季ここまではちょっと物足りなさを感じる成績。ですが、前々走の一般戦での2着、前走の特別での3着と徐々に復活の兆しが見えてきました。
 今回は前走に比べて非常に与し易い相手関係。加えて距離も、盛岡ではマイルよりは千八の方が強い競馬をするように思います。昨年11月以来の勝利へ前進。

 対抗は(5)を採るか(6)を採るかが悩みどころ。(5)は距離が若干苦手、(6)は盛岡が割り引き・・・。
 そんなことを考えながら対抗は(6)マイネベリンダとしました。コース苦手とはいえ前走くらいに先行できれば、このメンツなら勝負になるでしょう。変に競り合いになってしまうような事がなければ粘りこめます。
 (5)ブラストクロノスも一時のスランプを脱して上昇感あり。展開向かなかった前走は度外視、前々走のようなしぶといイメージで見るべきでしょう。ただ2勝しているとはいえ意外に1800mは流れが向かないことがあるのが心配な点。少頭数で手薄なメンバーと、少し雨が降って軽めになった馬場を味方に付けたいところ。

 あとはこれという押しが無いですよね。強いて加えるなら、転入2戦目で変身の余地がある(7)トカチヒビキでしょうか。ただこの馬にしても、実績的&血統的に距離伸びていいという印象はなく、あくまで「この馬自身が変身した場合」+「例えば先行争い激化して先行勢が自滅した場合」と、注文が二つくらい重ならないと・・・という所まででしょう。


●10Rの買い目
馬単 (3)=(6)、(3)=(5)、(5)=(6)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーステーション」へ

2011/08/16
レース展望
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15日はスプリント決戦・クラスターC。JRAvs岩手競馬のチーム対抗戦にも注目!

 15日(月)は夏の風物詩「第16回クラスターカップ」(JpnⅢ 盛岡ダート1200m)。今年は第11回以来、久々に盛岡のフルゲート14頭がそろった。


 過去15回中13回までJRA所属馬が優勝。また地方優勝2回は名古屋・ゴールデンチェリー(第5回)、船橋・プライドキム(第13回)だが、両馬ともJRAデビュー。地方生え抜きは1頭もいない。しかも昨年は優勝サマーウインドから5着までをJRA勢が独占。そのデータからも印はドスライス、トーセンクロス本線に集まっている。


 今年のテーマはズバリ、ラブミーチャンがクラスターCの流れを変えることができるか。それに尽きるだろう。


 改めて紹介するまでもないが、デビューから6連勝を飾り、史上初めて2歳馬でNARグランプリ年度代表馬の座を獲得。昨年度は北海道スプリントカップで3着に粘ったものの、続く函館スプリントSで大敗。


 その後は休養を余儀なくされ、復帰後もずっと精彩を欠いていた。もしかすると早熟だったか―の声もあがっていたが、新設スーパースプリントシリーズで見事に復活をとげた。トライアル・名古屋でら馬スプリントで上がり33秒9の驚異的なスピードで圧勝し、全国地方のスピード自慢が集結した習志野きらっとスプリントも完勝。


 レース内容も文句のつけようがなく、逃げたジーエスライカーの外をピッタリ追走し、直線で突き放す横綱相撲を披露。強いラブミーチャンがよみがえった。しかも2歳から3歳半ばまで480キロ前後の馬体重が、現在は510キロ超。これが成長の裏付けと見て間違いない。


 確かにラブミーチャンに直線の盛岡坂は過酷な条件かもしれない。展開も決して楽ではない。JRA勢の包囲網も強烈だ。しかし今の充実度をもってすればすべて克服できると踏んでいる。


 逆転筆頭は前記ドスライス。父はゴーンウエスト産駒スペイツタウン。アメリカ生まれでデビュー2戦目、門別競馬場の条件交流で初勝利をマーク。その後は一進一退のレースを繰り返し、なかなかオープンの壁を突破できなかったが、前走・NST賞でついにオープン戦を勝ち上がった。


 好位2番手を追走し、直線でちょっとモタつくシーンもあったが、アースサウンドの追撃を封じて快勝した。これで通算6勝目、中央では5勝目を飾り、うち4勝がダート1200m戦(門別も加えれば5勝)。今回の条件は望むところだろう。


 トーセンクロスは慢性的な脚部不安がつきまとい、何度かの長期休養があり、7歳にしてわずか17戦のみで出世が遅れたが、前走・安芸ステークス快勝でようやくオープン入りを果たした。


 身上とするのは強烈な末脚。ラブミーチャン、ドスライス、そして1枠に入ったサンエムパームが競り合って先行激化する可能性も高く、そうなればトーセンクロスの台頭も十分ある。


 あとは実績面で若干見劣るが、スマートブレード、グランドラッチにもチャンスがあるし、名古屋・エイシンタイガーはダート実績は前走の習志野きらっとスプリント4着のみだが、芝で重特を賑わした快速派。JRA勢の牙城を突き崩すかもしれない。


◎(3)ラブミーチャン
○(8)ドスライス
▲(5)トーセンクロス
△(12)スマートブレード
△(11)グランドラッチ
△(14)エイシンタイガー


3連単は3、8、5の3頭軸から12、11、14を3着押さえ。計24点予想
馬複は 3-8、3-5、3-12、3-11、5-8


<お奨めレース>
15日同日、「東日本大震災復興祈念 JRAvs岩手競馬」を実施。JRA7名、岩手7名のチーム対抗戦でチーム優勝、個人優勝を争う。
8R エーシンスローイン
11R スカイリバー
に注目。どちらも岩手・山本政聡騎手が引き当て、重要なポイントゲッターとなりそうだ


 

2011/08/13
レース展望
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