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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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10日メインは金杯トライアル・寒菊賞。南部駒賞5着に健闘サクラトップキッドが重賞制覇に王手

 10日メインは2歳重賞「第22回寒菊賞」(水沢1600m)。1着馬から3着馬に12月30日(土)、重賞・金杯の優先出走権が与えられる。今年の岩手2歳は豊作年と記したが、断然のナンバー1・フジユージーン、若駒賞を完勝したミヤギヴァリアントが不在。よって今回は第3グループの争いとなった。

最有力馬はサクラトップキッド。デビューは10月までずれ込んだが、出遅れながらも好タイムで完勝。2戦目はスタートを決めて4角先頭に立ち、2着リノグロワールに1秒9差をつけて圧勝した。勢いを駆って地方競馬全国交流・南部駒賞へ挑戦。フジユージーンが横綱相撲で完勝したが、サクラトップキッドは1分39秒2の上々タイムで5着入線を果たした。

キャリア2戦でハイレベル・南部駒賞5着は価値ある一戦。母サクラトップクインが中央ダート3勝馬なら納得の結果。水沢はローテーションの関係で未経験だが、走り慣れた地元コース。トップ2が不出走なら絶好の勝機。初重賞を手にし、金杯へ弾みをつける。

セイバイラックはデビュー戦から芝路線を歩んで2着2回3着1回。芝重賞・若鮎賞2着、芝交流・ジュニアグランプリ4着に好走した。5戦目も当初は芝1600mで実施予定だったが、走路悪化によりダート変更。運がなかったかに見えたが、2着に1秒3差で圧勝。初ダートで待望の初勝利をあげた。

続くプリンセスカップは岩手最先着4着にまとめ、前走・太夫黒特別は当然のように1番人気に支持されたが、伸びを欠いて3着。内に包まれて折り合いを欠いたのが痛かった。しかし今度は8頭立ての6番枠。手ごろな枠順を引き当て、巻き返しに意欲満々。

リノグロワールは1勝2着2回。出遅れを喫した若駒賞5着、前々走は流れが合わず9着に沈んだが、前回2着で軌道修正できた。先行力と粘りを武器とするタイプで小回り平坦の水沢は基本歓迎。距離も経験して2着に粘り、今回は絶好の1番枠。マイペースに持ち込めばアッサリまで。

マルーントリックはデビュー戦2着だったが、1着モノノフブラックはJpnIII・エーデルワイス賞で3着に善戦。2戦目を順当に勝ち上がり、転入前の門別1200m戦で2勝をマークして転入。見せ場を作って2着を確保した。注目したいのは走破タイム1分42秒0。馬場状態が違うにせよ、ここで勝てる時計であるのは確か。

レッドオパールはデビュー2戦目の門別1000m戦を圧勝。その後、2戦7、4着から岩手入り。初戦で鮮やかな直線抜け出しを決めた。いい脚を長く使えるタイプでマイル延長はむしろ歓迎。相手強化でも目が離せない。

ビッグサララルーフは3勝マーク。重賞・若駒賞でも3着を確保したが、脚質も大きいと思うが、ムラなタイプ。ハイペースなら台頭の可能性がある。

◎④サクラトップキッド
〇⑥セイバイラック
▲①リノグロワール
△②マルーントリック
△⑧レッドオパール
△⑤ビッグサララルーフ


<お奨めの1頭>
3R インオービット

中央未勝利から転入後、2戦連続で2着だが、相手も強かった。今度こそ首位を奪取する


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2023/12/09
レース展望
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師走特別/決め手活きる馬場はマイネルアンファンの味方だ

 12月3日に行われた古馬マイルの重賞『トウケイニセイ記念』。ベテラン古馬から3歳馬までが集まった豪華メンバー出行われたこのレースはノーブルサターンが優勝。前走・北上川大賞典に続いての重賞連勝としました。

231203-640.jpg

 2番人気グランコージーが逃げ1番人気ミニアチュールがこれを追うという展開で幕を開けた戦い。しかし3コーナーあたりでこれら先行勢が失速しはじめ、替わって先頭に躍り出たヴァケーション、そしてそれを追って上昇してきたノーブルサターンが後続を引き離していきます。
 何度も振り切ろうとするヴァケーション、何度も交わそうとするノーブルサターン。2頭のたたき合いは直線半ばでノーブルサターンが前に出たところで決着。同馬は昨年に続いて連覇を達成する勝利となりました。
 2着はヴァケーションがしっかりと確保しましたが、3着はセイヴァリアント、4着はホッコーライデン、5着はマナホクと後方からの差し馬勢が飛び込んできて3連単は7万5千円ちょうどの波乱。グランコージーは9着、ミニアチュールは12着に終わっています。



 12月5日のメインレースは12Rの『師走特別』、A級一組ダート1600mでの11頭立ての戦いです。
 暦が12月に入って、盛岡・水沢ともに雪が降る日も増えてきましたが、やはり暖冬の予報通りというべきか、例年の今時期ほどには最低気温が下がらない日々となっています。そのおかげで例年なら凍結防止剤を使う時期になってもそれ無しで競馬を開催できているとの事。
 先週や今週の水沢競馬では「重」や「不良」の馬場状態になっていますが、凍結防止剤を使っていない事でこの時期にありがちな"不良なのに脚抜きが悪く時計もかかる"馬場ではない、わりと普通の、普通のというと変ですけども、普通の重・不良馬場に近いようです。結果、時計が速いし上がりも速い。決め手が活きる。そんな決着が続いているように見えます。
 この先寒さが厳しくなってくると、さすがに年末頃には凍結防止剤を使わないといけないようになるとは思いますが、この「いつもの冬の不良馬場とは違う馬場傾向」を念頭に置いて予想を組み立てる必要がありそうですね。

 予想に行きましょう。師走特別の本命は(3)マイネルアンファンを採りました。
 前走の北上川大賞典では6着だった同馬ですが、距離というよりはスローの上がり勝負の展開が向かなかった印象です。岩手で勝った時はいずれも上がり最速級の末脚。実際、敗れた時はほとんどの場合は先行有利・差し不利の傾向にも持ち味を削がれていました。今の馬場傾向なら極端な前残りにはならないでしょうし、決め手勝負の展開になってくれれば水沢のマイルでも力を出しきってくれるでしょう。

 差しタイプで固める覚悟で対抗は(11)マイグレーションを。大外枠や距離の点はあまり気にしなくていいと思います。この馬も末脚はなかなかのものという点に注目。

 そして3番手も差しタイプで(10)ハクシンパーソナル。8月以降勝ち星から遠ざかっていますがデキ落ち感はなく、力負けというよりは展開負けの印象です。春頃より相手関係が厳しくなっているのは確かとしても今回のようなメンバーと互角に戦ってきているのですから、あくまでも展開ひとつと考えていいはず。

 ということで以下は先行タイプから、まず(7)マイネルアストリア。今年は夏場も順調に乗り切って好調キープ。こちらも差しタイプたちとは逆の意味で展開ひとつで押し切れていい馬。もう一頭は(6)トキノパイレーツを。こちらも近走は展開負けの印象が強いです。調子はずっと良いものを保っているだけに上位を争って不思議はありません。(横川典視)

●12Rの買い目
馬単(3)=(11)、(3)=(10)、(3)=(7)、(11)=(10)、(3)→(6)

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2023/12/05
レース展望
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4日メインはオープン・スプリント特別。850m7戦7勝ダイセンメイトを追いかける一手

 4日メインはオープン「スプリント特別」(水沢850m)。何度も記したが、850mは特殊レース。調子、近況成績以上にスーパースプリント適性を問われるのが特徴。休み明けでも850mなら息を持つことができる。今回は久々の実戦馬が不在だが、水沢850m戦なら適性だけで勝ち負け可能だと頭の片隅に入れてほしい。

本命はもちろんダイセンメイト。金沢デビューで2勝2着1回3着4回から名古屋1戦を経て転入。水沢2戦1400mで着外に終わり、そのまま埋もれてしまうだろうと多くの関係者が思った。

 しかし、転機がどこにあるのか本当にわからない。菅原勲調教師はレースぶりを見て短距離向きではないかと判断。これがダイセンメイトを覚醒させた。850m戦であっさり3連勝をマークして盛岡ダート1000mも快勝。連勝を4に伸ばした。続いて盛岡ダート1200m戦に駒を進めたが、1秒5差6着に終わり、再び850m戦を2連勝。もう一度、1200へチャレンジしたが、2秒1差8着に大敗。1000mまでが守備範囲だった。

ただレースを見ると盛岡ダート1000m戦でもラスト100mで脚が上がっている。勝った時はセーフティリードを取った時。逆の場合は最後が甘くなってしまう。それは芝1000m戦でも同じだった。

対して850mは7戦7勝とパーフェクト成績。逃げがベストだが、今回は1枠にアヴェントゥリストがいるので、おそらく先手を主張。ダイセンメイトは外を追走すれば控える競馬もこなせる。とすれば2番手キープから直線抜け出しがイメージ。岩手11勝目に王手をかけた。

アヴェントゥリストは800m~1200mで通算14勝。今季も1000m、1200mでそれぞれ1勝をマークした。ここ3戦は着外に沈んでいるが、条件が合わなかったのも敗因。加えてひと頃に比べて下降気味の印象があるが、冒頭に記したように850mは調子以上に適性が大きなファクター。過去13戦6勝2着5回の抜群の連対率を前面に、巻き返しに転じる。

カタナは開幕から850mで2連勝を飾り、盛岡1000m2着から重賞・早池峰スーパースプリントへ挑戦して3着。その後は脚部不安が発生して5ヵ月の休養を余儀なくされ、11月に復帰。2戦とも着外だったが。今度は4戦3勝3着1回の850m戦。好走条件がそろった。

カルーナブルガリスは中央未勝利、園田を経て岩手入り。短距離を専門に使われて11戦連続で3着以上。4勝2着3回3着2回の成績でオープン入りを果たした。A級昇格後は苦戦が続くが、850m短縮で反撃必至。

ケイアイサクソニーは中央芝1400m以下で4勝をあげ、北海道へ移籍。2着2回から昨OROターフスプリントを0秒8差で圧勝。盛岡芝で持てる能力をフルに発揮した。今年3月に転入して3着2回。順調さも欠いたが。ダート変更のOROターフスプリント3着で底力を垣間見せた。850m未経験だが、格が不気味。

◎(2)ダイセンメイト
〇(1)アヴェントゥリスト
▲(7)カタナ
△(6)カルーナブルガリス
△(4)ケイアイサクソニー


<お奨めの1頭>
2R レアマカナ

前走は4ヵ月ぶりの実戦だっが、1秒2差で圧勝。初の850m戦だが、前回パフォーマンスを信じる手


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2023/12/03
レース展望
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3日メインは重賞・トウケイニセイ記念。北上川大賞典を完勝ノーブルサターンが2連覇を飾る

12月3日メインは重賞「第22回トウケイニセイ記念」(水沢1600m)。第1回(2000年)、第5回(2004年)は12月中旬に実施されたが、ほかは年明けのレギュラーシーズン最終週に行われていた。しかし一昨年(2021年)から12月初旬へ移行。

この移行によりトウケイニセイ記念から桐花賞までのレース間隔が開き、昨年の覇者ノーブルサターンは桐花賞も制し、重賞2連勝を飾った。一昨年優勝ヒガシウィルウィンも桐花賞を使う予定だったが、走路悪化のために取りやめ。つまりトウケイニセイ記念を使った有力馬はローテーション的に組みやすく、桐花賞にも出走する可能性大。その意味でも目が離せない一戦となった。

ノーブルサターンは赤松杯から始動。昨桐花賞時に比べてプラス9キロで出走。久々の実戦も影響して3番手を追走したものの、最後の伸びが甘く4着。陣営も納得の結果だったが、2戦目のシアンモア記念を完勝。ゴールデンヒーラーが逃げてスローに落としたが、ペースが緩まず2番手ヴァケーションとともに直線一杯。対してノーブルサターンは中央競馬で同様の流れにも慣れており、2着に0秒3差で完勝。今年も健在を誇示した。

続く一條記念みちのく大賞典で当然のように1番人気に支持されたが、まったくシャープさが見られず7着。マーキュリーカップも10着に敗れ、4ヵ月休養。10月22日に復帰したが、馬体重がマイナス18キロ。久々も影響して5着に終わったが、ひと叩きされて反応が一変。北上川大賞典で見事な逃げ切りを決めた。

最大ネックは距離が2600mから1600mへ大幅短縮されたこと。距離対応が微妙だが、昨年のトウケイニセイ記念を完勝。大型馬だが、器用さを兼ね備えているタイプなら問題ないと判断した。

グランコージーは南関東から4度目の里帰り。2歳時に6戦5勝、重賞2勝をマークして2歳最優秀馬に選出された。翌年も川崎・クラウンカップ6着から再転入戦でクラシック一冠目・ダイヤモンドカップを逃げ切った。

今回の岩手入りはトウケイニセイ記念狙いは明らか。前走、盛岡ダート1600m戦を破格タイムで逃げ切って、好ムードで今回を迎えた。7番枠だが、先手を主張できるメンバー構成。気になるのは3歳・ダイヤモンドC以来、重賞に縁がないことだが、好走条件がそろったのは間違いない。

スズカゴウケツは中央ダート3勝、岩手1勝、名古屋1勝から再転入。1勝のみだが、シアンモア記念、一條記念みちのく大賞典で2着確保し、大舞台で強さを発揮している。前走・北上川大賞典は4着だったが、2600mは守備範囲外で度外視。マイル短縮で巻き返しに転じる。

ヴァケーションの評価が難しい。シアンモア記念は7着に凡走したが、一條記念みちのく大賞典を1秒3差で圧勝。健在を誇示した。スパーキングサマーカップ12着後、順調さを欠いてぶっつけで臨むのが不安だが、休み明け未勝利ながら2着2回3着2回ならマズマズ。アッサリまで十分。

ミニアチュールはダイヤモンドカップ、東北優駿(岩手ダービー)、ひまわり賞(オークス)、OROオータムティアラと牡牝馬クラシック四冠を獲得。川崎・ロジータ記念10着に沈んだが、直線では無理をせずダメージは少ないはず。古馬初挑戦でどんなパフォーマンを見せるか。

ホッコーライデンは中央ダート4勝、門別1勝2着2回。道営記念は落馬のアクシデントがあったが、前々走・門別1800m2着なら十分通用する。

◎④ノーブルサターン
〇⑦グランコージー
▲③スズカゴウケツ
△⑤ヴァケーション
△②ミニアチュール
△①ホッコーライデン


<お奨めの1頭>
4R インオービット

転入戦は3ヵ月ぶりの実戦に加えてスタートで出遅れ。結果2着も仕方なしだった。それでも破格タイムをマークし、今度は首位を譲れない


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2023/12/02
レース展望
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『夢・希望未来へ前進』/コンバットアンジュの成長に期待の◎

 さきの11月17日、調教師試験合格が発表された木村暁騎手。調教師免許交付は12月1日づけですので騎手としての騎乗は今日11月28日がラストとなります。
 木村暁騎手は2002年の春デビューで今年が22年目のシーズン。運悪く怪我が多かったために必ずしも順調な時ばかりではなかったこの間ですが、いよいよ28日12Rの騎乗をもって騎手としてはムチを置く事になります。

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木村暁騎手(昨年のシアンモア記念優勝時)

 岩手競馬のシーズン末での厩舎開業となるので調教師としての本格始動は来春からになる予定。"木村暁厩舎"の活躍は来シーズンのお楽しみ・・・ですね。
 なお、来週の12月3日の水沢競馬場において同騎手の引退セレモニーが行われる予定です。現地においでになる皆さまはぜひご参加ください。



 予想に行きましょう。11月28日のメインレースは12RのB2級四組ダート1600m『夢・希望未来へ前進』です。
 金曜夜から降った早めの雪が残った状態で始まった冬の水沢開催。その後は気温が高めで雪はすっかり溶けたものの、今日の28日は1日雨の予報になっております。昨日までとは同じ不良でもまた別の傾向になる可能性があり、馬場傾向の変化には十分に警戒をしておいてください。
 このレースの本命は(8)コンバットアンジュを狙います。
 今シーズンはここまで2勝、どちらかといえば大きめの着順が多いように見える今季のこの馬の成績ですが、崩れ気味とすれば重賞か芝。一般戦を自己条件というならば、古馬編入後も含め5月1日に勝って以降は掲示板を外していない・・・という評価が可能です。古馬編入後のここ3戦にしても同型との折り合いに慣れつつ徐々に対応してきているという印象。すんなり流れに乗る形に持ち込めれば前走以上の結果も期待していいはず。
 あとは馬場傾向がカギですね。日曜日は前残り傾向が強めに見えましたが月曜日はペースが上がって決め手勝負の形が目だったようにも感じます。雨が降った事でどんな状況になっているか?そこもポイントになるでしょう。

 対抗は(5)エイシンヌチマシヌです。4月に勝ってから勝ち星を増やせずにいるのですが、今季は盛岡・水沢どちらも差し馬不利の傾向が多かった影響も受けているでしょう。高速すぎる決着だと苦戦しがちなのでこの馬にとっても馬場状態・馬場傾向はカギになるのですが、月曜のようなハイペースからの差し決着になるなら勝機が増して良いはず。

 (2)トウカイイグニスが三番手。二走前に11着に敗れていたりしてまだ過信はできませんが、そんな近走にしても徐々に岩手の水に慣れてきているし調子も上げている印象。そして夏の水沢開催で連続好走しているように現状では右回りの方が良い可能性も。穴とすれば面白そうです。

 連下となると月曜の結果を見ると正直"その他全部"と言いたくなるのですが、ここは(6)ナムラバンザイ、(1)ジェイエルトランスを。前者は元々勝っても負けても僅差が多いタイプですから勝ち切れないまでも上位に食い込んできているのは好調の証とも。水沢マイルも苦手な条件ではない印象。後者は現時点では距離が課題という事になりますがJRA時代の戦績からすればこの辺で通用する力はあるはず。それよりは馬場傾向的に最内枠が好枠になるかどうか?味方かどうかがカギになりそう。(横川典視)

●12Rの買い目
馬単(8)=(5)、(8)=(2)、(5)=(2)、(8)→(6)、(8)→(1)

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2023/11/28
レース展望
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