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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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7日メインは3歳芝交流・オパールカップ。マツリダレーベンが盛岡新ターフ王に君臨する

次週15日(月)は海の日恒例となった「第23回マーキュリーカップ」、「ジャパンジョッキーズカップ2019」のダブルメイン。

マーキュリーカップ展望は確定後に報告。今回は「ジャパンジョッキーズカップ2019」の出場メンバーについて。

◇TeamJRA 武豊(キャプテン)、川田将雅、戸崎圭太、三浦皇成

◇TeamEAST 村上忍(キャプテン 岩手)、桑村真明(北海道)、森泰斗(船橋)、青柳正義(金沢)

◇TeamWEST 山口勲(キャプテン 佐賀)、佐藤友則(笠松)、吉村智洋(園田)、永森大智(高知)。

 2012年、前身のジョッキーズチームマッチが翌年で一区切り。2015年から新たに「ジャパンジョッキーズカップ」となって今年で5回目を迎える。

注目はレジェンド・武豊騎手。調べてみたら2014年、JBC盛岡以来、5年ぶりの来盛。本家のシャーガーカップ(アスコット競馬場)には過去8度出場とほぼレギュラーだが、ジョッキーズチームマッチ、ジャパンジョッキーズカップ含めて初めての参戦となる。

戸崎騎手は5年連続、川田騎手は第2回以来。そして三浦皇成騎手は盛岡競馬場も初騎乗とフレッシュな話題が満載。チームマッチは独特のムードがある。各騎手のコメントにも注目してほしい。

7日メインは3歳馬による地方競馬全国交流「第20回オパールカップ」(芝1700m)。昨年は北海道・スタークニナガが優勝。過去10年は南関東4勝、岩手4勝、北海道2勝だが、今年栄誉を手にするのはどの馬、どの地区か。

主軸はマツリダレーベン。昨年同様、ダートでは精彩を欠いているが、芝に替わると別馬のように動きが一変。芝準重賞・はまなす賞、サファイア賞を連勝した。

この系譜はボスアミーゴ、サンエイゴールドとほぼ同じ。今後も芝路線を歩むに違いないが、そのためにもオパールカップは負けられない一戦。仮に優勝すれば古馬交流・せきれい賞(芝2400m)挑戦も陣営は考えている。

サンエイフラワーも完全なターフホース。はまなす賞で先に動いたマツリダレーベンを見てワンテンポ遅らせてスパート。0秒1差2着に惜敗した。

サファイア賞は距離2400mが長かったのに加え、420キロまで減った馬体重も敗因。前走・ウイナーカップのように輸送して430キロ台なら全能力を発揮。相手筆頭となる。

カメチャンは岩手の水が完全に合った。馬名の由来は父タートル(亀)ボウルからだと思うが、中央9戦とも着外で賞金"0円"で転入。条件にも恵まれたが、芝1600m2戦を圧勝。

前走はダート対応が不安視されて3番人気。確かに前半は追走に手こずったが、3角からスパートをかけると鋭く反応。豪快なまくりで3連勝を飾った。

今回は一気に相手が強化されたが、走破タイムからは通用して不思議なし。台風の目になる可能性は十分ある。

クリムパルフェは北海道1勝、南関東2勝。着外は前走と3走前の2度のみ。逃げの手に出た前回快勝で軌道修正に成功した。

初芝が最大ネックだが、姉ロイヤルメジャー(父ダイワメジャー)は中央芝1200m3勝。父がナカヤマフェスタなら問題ないかもしれない。

エスドリームはひと冬を越して4戦3勝2着1回。これでまだ成長途上とのことだから今後も楽しみ。クリムパルフェと同じく芝未経験だが、父シンボリクリスエス、母父ディープインパクトならこなす素地は十分。

マリーグレイスはサファイア賞8着だったが、明らかに距離の壁。1700m短縮ならはまなす賞3着の再現まで。

◎⑨マツリダレーベン
〇⑪サンエイフラワー
▲②カメチャン
△⑧クリムパルフェ
△⑤エスドリーム
△①マリーグレイス


<お奨めの1頭>
6R ネイチャーモルサム

転入2戦とも出応え抜群だったが、直線伸びを欠いて連続2着。一息入れて今度こそ首位を奪取する


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2019/07/06
レース展望
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盛岡開催初日6日メインはB1・レインボーカップターフチャレンジ。格上アドマイヤスカイが首位を奪取する

 今週6日(土)から舞台は盛岡競馬場へ替わる。今回は8月12日(月)までの約1ヵ月半。ビッグレースも目白押しで7月15日「第23回マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)」&「ジャパンジョッキーズカップ2019」、8月12日「第24回クラスターカップ」が控えている。

毎度のことながら開催替わりは手探り状態。特に初日6日は馬場傾向をいち早く把握することが先決。水沢成績を一度クリアーして臨まなければならない。

中間に雨が降って水が結構含んでいたが、水はけの良さに定評がある盛岡競馬場。現時点での想定はダートは良馬場、芝は天候次第だが、稍重か良になると踏んで予想を組み立てた。

ただ、良馬場想定でも高速決着になるケースは多く要チェック項目。6日第1RはいつもどおりC2の最下級一七組戦。名古屋B級からの転入馬ダイチヴュルデが抜けている可能性が高く一概には言えないが、1分15秒を切れば高速馬場。1分16秒台以上なら平均かもしくは時計がかかる馬場となる。まずは勝ちパターンと走破タイムを確認してほしい。

6日メインはB1級馬による芝1700m戦「レインボーカップターフチャレンジ」。前開催の盛岡芝は荒れていたので基準になりづらかったが、この1ヵ月で芝の成長が顕著。かなり整備されたとみていいはず。

あとは時計だが、第6RにC2級・芝1000m戦があるので参考になる。C2で1分を切れば平均。1分を超えるタイム決着なら水を含んだ芝となり、パワー決着か時計決着になるかが決まる。

予想想定は良馬場・芝。主軸にアドマイヤスカイを推す。中央芝2勝をマークして1000万下(2勝クラス)でも2着の実績がある格上馬。

3走前の条件交流(芝1700m JRA1勝クラス、岩手B1以下)で2番人気に支持されたが、6着止まり。出遅れもこたえたが、それ以上に荒れた芝にとまどった印象だった。

今度は盛岡芝2度目に加え、芝も開催初日ならより走りやすいのは確実。ここは自身の能力を発揮できれば勝てるメンバー構成。前走2着も心強い材料となる。

逆転筆頭はフリームーヴメント。中央芝1200m1勝から昨年12月に転入。C2編入にも恵まれて1勝2着2回でシーズン終了。

今季も順調に使われて3勝2着3回。芝ダートで好走を続けている。特に3走前の南関東ジョッキーズで芝1700m2着。最後はルークに交わされたが、1分46秒0の好タイムをマークした。

この時計があればB1でも通用は間違いなし。アドマイヤスカイがスタートで後手を踏んだらチャンス十分。2連勝まであり得る。

レディアントデイズは前走7着。それ以前は3勝2着1回3着1回と抜群を安定感を誇ったが、陣営は疲れが出たと解釈。1開催をスキップして臨んできた。

しかも盛岡芝1700mは<3.5.2.7>と最も得意とする条件だし、今季3勝のうち2勝を芝でマーク。反撃に転じて不思議はない。

ポートフィリップは中央芝で馬券対象を果たせなかったが、4着3回。ほかもひと桁着順にまとめた堅実派。園田移籍後は1勝にとどまり、盛岡芝を求めてのトレード。このタイプは岩手の水が合うことが多く、初戦から注目。

ウインルーカスは4走前のJRA交流でアドマイヤスカイに先着4着。ダートで伸びを欠き、芝に活路を求めてきた。

ブライティアサイトも同じくダート戦は精彩を欠いたが、芝1200m1勝。移籍前の一戦で逃げの手に出た先行力が武器となる。

◎⑥アドマイヤスカイ
〇①フリームーヴメント
▲⑩レディアントデイズ
△⑫ポートフィリップ
△②ウインルーカス
△⑪ブライティアサイト


<お奨めの1頭>
5R ショウナンダイチ

北海道から再転入だが、岩手A級でも入着がある格上馬。C2十三組は明らかに恵まれた


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2019/07/05
レース展望
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ジュライカップ/距離短縮ならコンバットパンチの舞台だ

★重賞 栗駒賞/岩手復帰のラブバレットが4連覇達成

 6月30日に水沢競馬場で行われた『栗駒賞』はこれが岩手復帰戦となったラブバレットが1番人気に応えて優勝。自身は昨年の道営スプリント以来の重賞勝利を挙げると共に、栗駒賞を4連覇という偉業を達成しました。

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 レースは序盤からラブバレットと2番人気サインズストームの一騎討ちの様相。3コーナーあたりまでは併走していた2頭ですが外から攻めたラブバレットが交わしにかかるとそこからは力の違いを見せつけます。最後は4馬身引き離してのゴールは従来のレコードに0.3秒まで迫る高速タイム。そして2着を守り切ったサインズストームと3着馬との差は10馬身にまで開いており、2頭の戦いが、そして勝ったラブバレットの走りがいかにハイレベルだったかを現していました。



 水沢開催最終日となる7月1日、メインレースは12Rの特別『ジュライカップ』です。依然として「超」高速決着が続いていた水沢競馬。下級条件のレースでもレコード目前のタイムが出ることが珍しくなく、そんな馬場状態・コース傾向への適性、対応力がカギになるのはここまでと同様です。
 このジュライカップは(3)サンエイスターダムが出走取消となっています。当初と若干予想を変えて掲載します。

 ジュライカップの本命は(9)コンバットパンチを狙います。直近の2戦は掲示板を外す結果になってしまいましたがそれはマイルという距離の影響によるものでしょう。マイルもそれなりにこなしてはいますがキャリアで勝ち星は無く、やはり好成績なのは1200~1400mの範囲。その点で今回の1300mという距離は力を出しやすい条件でしょう。前残り馬場はやや不利ですが外枠から早めに動ければ勝機はあるはず。


 相手は(8)ホッコーマグニートを。こちらは1000m戦を使いながら勢いを付けてきました。前走は内目の枠が災いして流れに乗れませんでしたが今度はもっと楽に戦えそう。3番手は(6)クラシコテーラー。この馬も短距離でのスピードはメンバー中上位と言えるものを持っています。やや勝ち切れない所があって強気になりづらいですが、地力を活かし切る形に持ち込めば前走以上の結果もあるのでは。


 穴的な一頭なら(5)パルティーレはどうでしょうか?これで意外に今の水沢のコース状況を苦にしていないですし、前走くらい動けるならここで大きな差は無いと見ることも可能。(7)マジョリティーは同型になる可能性があった(3)が不在になって展開が向きそう。そのチャンスを活かせれば。

●12Rの買い目
馬単(9)=(8)、(9)=(6)、(8)=(6)、(9)→(5)、(9)→(7)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ


2019/07/01
レース展望
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30日メインは岩鷲賞トライアル「第31回栗駒賞」。JRAから帰郷ラブバレットが貫禄の違いを見せつける

 ラブバレットが30日メイン「第31回栗駒賞」(水沢1400m)で岩手復帰する。

今年の冬はJRAへ移籍。2戦目で6着を確保したが、他は二けた着順。先行粘りがラブバレットの武器だったが、自分の競馬もできなかった。

その後、恒例となったテンコートレセンで英気を養い、6月から栗駒賞から始動は当初の予定どおり。満を持して前人未到の4連覇を狙う。

実は今回、もう一つの快挙達成が控えている。現在、ラブバレットの獲得賞金は9899万円。栗駒賞の優勝賞金が250万円だから、ついに1億円の大台を突破することになる。

あまりインパクトがないと思う方も多いだろうが、ラブバレットのデビューが2013年。岩手競馬が最も苦しい時代で賞金的にも厳しかった。

しかしタフに走り続け、ダートグレードでも2着3回3着3回と好走。一度JRA転籍したので純然たる岩手生え抜きではなくなったが、トニージェント以来の岩手デビュー馬で1億円突破を果たす。

すでに8歳となり、高齢は否定できないが、これまで戦ってきたメンバーが違う。地元同士なら主役は譲れない。

サインズストームは中央3歳未勝利から最下級C2へ編入。時に取りこぼしもありながら、大事に使われて着実に地力強化。昨年A級入りを果たした。

覚醒したのは10月の盛岡ダート1000m戦。初の1000mだったが、秘めた適性を披露。レコードを樹立し、以降は連戦連勝。早池峰スーパースプリントまで圧巻の5連勝を飾った。

しかも自身のレコードを0秒3更新。岩本怜騎手とともに初重賞を手にした。仮にラブバレットを破るとすればレコード決着になった場合。

先週も高速決着だったが、今週も中間に雨が降って不良馬場はほぼ確実。枠順もラブバレットより内2番枠。おそらく早池峰SSと同様、逃げの手に出る可能性が高い。あとは能力を信じて攻め切れれば金星も十分あり得る。

ナムラヒューマンは中央ダート1200mで3勝。いずれも強烈な末脚で勝利をもぎ取った。高知移籍後は5戦1勝に終わったが、小回りを意識して速めに動いて末が甘くなったため。

転入初戦の早池峰スーパースプリントも4着止まりだが、前走比プラス22キロ。加えて1000mの忙しい競馬も合わなかった。小回り水沢に替わるのはマイナス材料だが、叩かれた変わり身と距離延長を味方に上位をもくろむ。

ミスティカルは赤松杯10着後、短距離路線に矛先を変えて1勝2着1回。ただ850m、1000mは合わず1200m~1400mが最大能力を発揮できる条件。特に全5勝のうち3勝が1400m戦とベストの舞台。メンバーは大幅強化だが、適性を前面に上位をもくろむ。

イーグルカザンは笠松から里帰り。マイル重賞・赤松杯、シアンモア記念で2着を確保し、古豪健在をアピールした。あすなろ賞は1800mが長く度外視。守備範囲の1400mならマーク欠かせない。

ダイワリベラルは中央芝6勝、南関東3戦を経て転入。成績が示すとおりダート克服が最大ネックだが、今の水沢は高速決着。砂を嫌がらなければ一発の可能性を秘める。

◎③ラブバレット
〇②サインズストーム
▲⑨ナムラヒューマン
△⑥ミスティカル
△⑧イーグルカザン


<お奨めの1頭>
8R コースタルブルー

前回快勝で再び上昇ムード。1400m延長も問題なく、コース替わる前にもう一丁


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2019/06/29
レース展望
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29日メインはC1・橋野鉄鉱山賞。前回完勝で吹っ切れたシンゲツが特別2連勝に王手

 6月23日、ハヤテスプリント・トライアル「第43回ウイナーカップ」(水沢1400m)は単勝1・7倍の1番人気に応えてクルーズラミレスが完勝した。

ただ、2着サンエイムサシにつけた着差が1馬身半差。陣営は勝利に納得しながらも、思ったほどの着差ではなかったことが若干不満だったようだ。

しかし走破タイム1分25秒3は2008年、水沢1400mで行われたクラスターカップ(JpnIII)でプライドキムがコースレコードを樹立した1分24秒3に1秒迫る破格タイム。

当日は高速決着の連続だったが、それにしてもクルーズラミレスのタイムはすばらしかった。裏付けは翌日11R・B1級戦でメスカルの勝ちタイムが1分26秒6。前日に比べて若干時計がかかったにせよ、すでに古馬B1以上であることを証明した。

山本政聡騎手「2番手は予定どおり。スンナリいいポジションを取ることができました。道中は逃げたサンエイムサシを常に射程圏に入れて抜け出すタイミングを計っていましたが、仕掛けてからもスッと動いてくれました。今日のレースぶりならマイルも問題ないと思います」

次走のターゲットは7月21日に行われる地方競馬全国交流「第7回ハヤテスプリント」(盛岡ダート1200m)。岩手3歳に楽しみなスター候補が誕生した。

29日メインは当初、A級一組「七夕特別」(水沢1900m)を予定していたが、回避馬が相次いで不成立。前週25日(火)まで、今週は土曜日からの開催も影響あったが、メインの不成立はこの世界に入って初めて。替わって9Rに組まれていたC1一組(水沢1600m)が「橋野鉄鉱山賞」の名称でメイン10Rとなった。

中心はシンゲツ。昨年までA級に在籍して4着最高だったが、シアンモア記念5着などで何度も入着。今季はC1スタートと相手にも恵まれて3月開催を快勝。これで弾みついたかと思ったが、置かれる脚質とジリ脚のため勝ち切れないレースを繰り返していた。

しかし前走・焼石岳賞(C1)で好位追走から直線アッサリ突き抜けて1着。2着に0秒4差をつけ、格上の存在をアピールした。この勝利できっかけを掴み、特別2連勝を狙う。

シリウスインパクトは東京ダート1400m・3歳新馬3着。移籍初戦は太目だったため4着に終わったが、ひと叩きされて気配アップ。2戦2着から目下2連勝中と良化一途。

馬格にも恵まれている上、先行力も備わったら鬼に金棒。メンバー強化だが、勢いに乗って突破の構え。

サンエイイーグルは大井デビュー戦を快勝し、2戦目2着から3戦目も快勝。その後、休養に入り復帰後は精彩を欠いて岩手へ新天地を求めてきた。

初戦は初の1600mがネックだったが、大外から果敢に逃げて2着。これで距離のメドも立ち、今度は絶好の1番枠。好スタートを決めて逃げ切りまで十分。

スガノブリランテは先行粘りで2勝2着1回。理想は逃げだが、折り合いもつくタイプで2番手キープから流れ込みをもくろむ。

ディープチルは4走前の水沢1600mを快勝。その後は足踏み続くが、水沢向き。次開催から盛岡が舞台。コース替わる前にもう一丁。

ヤマニンレガリーノは大外に入ったのが痛いが、スンナリなら持ち前の粘りを発揮。ペース落ち着けば残り目一考。

◎④シンゲツ
〇⑦シリウスインパクト
▲①サンエイイーグル
△③スガノブリランテ
△⑤ディープチル
△⑨ヤマニンレガリーノ


<お奨めの1頭>
8R サクラサクラ

転入2戦とも圧勝とC2では能力の違いが明白。連勝をどこまで伸ばすか楽しみ


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2019/06/28
レース展望
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