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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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6月1日メインはB1・アレキサンドライト賞。前回快勝マイネルバローネでもう一丁いける

 先週24日、地方競馬スーパースプリントシリーズ2020「第5回早池峰スーパースプリント」が行われ、2番手抜け出しを決めたコンサートドーレが優勝。盛岡ダート1000mレコードも更新した。

一方、ラブバレットは3着。コンサートドーレから0秒6、2着ミラクルダマスクから0秒4。結果的には完敗だったが、いい競馬を見せてくれた。

昨年11月の盛岡ダート1200mを圧勝後、南関東へ移籍。兵庫ゴールドトロフィー11着、続く大井1200m戦7着はひとまず納得だったが、名古屋遠征・東海桜花賞で大差しんがり負け。1着馬から5秒も離されるなんて信じられなかった。

それでも全国の強豪と互角の勝負を演じてきたラブバレットのこと。里帰り初戦の水沢1300mで復活を期待したが、よもやの5頭立て4着。追走に手こずり、勝負どころでも反応ひと息。"ラブバレットらしさ"がまったく見られなかった。

その一戦を経て早池峰SSへエントリー。競馬ブック誌上でも書いたが、1週前時点では"注"評価しかできなかった。

しかし出走確定後、考えが変わった。菅原勲調教師「状態は問題ない。メンタル面が大きいと思う」のコメントを受けて改めて考えた。仮に気持ちさえ戻れば能力上位は明らか。勢いに乗るコンサートドーレにはかなわなくても次位はある―と。最終決断は〇=対抗だった。

結果は3着。やはり年齢的な衰えは隠せなかったが、人馬ともいいレースをしてくれた。さすがラブバレットだと思った。

これが独りよがりだと思っていたら、六車奈々さんが「ラブバレットの頑張りに感動しました」と語ってくれた。

うれしかった。同じ想いで観てくれた方がいた。感動をくれたラブバレットに感謝だ。

1日メインはB1級一組「アレキサンドライト賞」(盛岡ダート1800m)。スタート地点はゴール手前200m。1コーナーまでの入りが早く総じて流れが落ち着く傾向があり、ペースがカギを握る。

マイネルバローネは3走前、そして前回快勝。駒形賞はジェイケイブラックが強く4着に終わったが、盛岡1800mに替わって首位を奪回した。

この勝利で盛岡ダート1800mは4戦2勝2着1回。スローなら前へ、流れが速くなれば後方からと自在脚質が冴え渡っている。展開不問で直線台頭する。

ユイノムサシは大きく狙ってみたい1頭。中央未勝利ながらダート1700m、ダート1800mでそれぞれ3着1回。典型的な逃げ馬だが、着外がわずか2度のみ。バテない先行力が最大の武器。

その後、南関東へ移籍して1勝マーク。今年3月に岩手入りし、初戦をアッサリ逃げ切って完勝。幸先のいいスタートを切った。しかし前走は出遅れを喫したのが痛く3番手から一杯5着。逃げの手に出ることができなかったのが致命傷だった。

今回は舞台が水沢から盛岡へ替わり、距離も1800m延長。一見すると逃げ馬に厳しい条件に感じるが、先にも記したとおり距離を苦にしないタイプ。有力馬に差しタイプが多く、逃げてそのままの可能性十分。

モズリュウオウは冬休み明け2戦目を快勝し、前走はメンバー最速の上がりを駆使してマイネルバローネのアタマ差2着。惜しくも勝利を逃がしたが、直線一気に伸びてきた。スタートに課題があるので大外8番枠は好材料。追い込みタイプゆえ成績は安定しないが、直線長い盛岡なら一気突き抜けるシーンまで。

エルノヴィオは一戦ごとに良化傾向。昨年10月、A級・盛岡ダ1800m戦で3着に粘ったようにスンナリなら強じんな粘りを発揮する。ユイノムサシの2番手を追走して粘り込みを狙う。

ヴェリイブライトは前々走快勝。今年10歳を迎えたが、衰えなしをアピールした。前後して4着止まりと詰めが課題だが、本質的に1800m以上が合う。

ハイパーチャージは3角スパートが定番。前半のペースがカギを握るが、速くなれば巻き返して不思議はない。

◎①マイネルバローネ
〇②ユイノムサシ
▲⑧モズリュウオウ
△⑥エルノヴィオ
△⑦ヴェリイブライト
△③ハイパーチャージ


<お奨めの1頭>
2R ヴァベーネ

待ちに待った1000m戦で前回圧勝。メンバー強化感もなく、2連勝はほぼ手中にした





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2020/06/01
レース展望
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31日メインはB1特別・石桜杯。個性派がそろったが、絶好枠アテナリの逃げ切りに期待する

 先週3日間も馬場状態の変化に翻弄させられてしまった。24日(日)、25日(月)は逃げ、先行、差しとも馬券に絡み脚質の有利不利はあまりなかったが、26日(火)になって馬場状態が一変。逃げ有利の馬場となって想定が一気に崩れてしまった。

26日は逃げ6勝2着3回、先行2勝2着5回、差し3勝2着3回。特に人気薄の逃げ馬が残り、好配当の連続。8Rが5番人気のメイショウリボベジが逃げ切り、2着が6番人気チェスナットバレーが2番手の行った切り。3連単12万3480円の高配当。

11Rは7番人気のパンプキンズが逃げて2着。4番手を追走した5番人気グランユニヴェールが勝ち、3連単7万1540円。

とどめは12R。水沢850mで逃げ切り3連勝を飾ったゼットプレミアムが絶好の1番枠。逃げ有利の馬場から最も単勝の確率が高いと思っていたら、よもやの出遅れ。2番手ラトーヌシャイン、3番手ワールンガが1、2着となり、3着がルーナセレナータが入り、3連単13万2580円。ショックを隠せなかった。

改めて自分にも戒めたい。前日の傾向を引きずってはいけない。疑いを持ったら検証し、すばやく切り替えをすること。心を入れ替えて今週の競馬に臨む。

残念な報告がある。村上忍騎手が今週の攻め馬でケガをしたため、騎乗しない。その影響で乗り替わりが多くなりますので事前にご確認ください。同騎手の一日も早い復帰を待ちたい。

31日メインはB1「石桜杯」(水沢1400m)。想定は26日(火)の馬場状態。先行有利を前提に考えた。

アテナリは昨年、中央1勝クラスから再転入後、ハナを譲ったのは出遅れたB1・水沢1300m10着のみ。5勝すべて逃げ切った。

好、凡走の落差が激しいのは逃げ馬の宿命。しかも今季2戦12、5着はA級戦。相手も強く仕方なしの結果だった。しかしB1降格した前走2着。9頭立て8番枠から逃げ粘り、反撃態勢に入った。

今回も同じ盛岡ダート1400m戦。同型多いが、願ってもない絶好の1番枠。好走条件がそろったと見ていいだろう。

チェスターコートは連対を外したのは3走前のエイプリルカップ4着だけ。スタートで後手を踏んで自分の競馬ができなったのが敗因だった。

続く2戦を完勝して再び上昇ムード。勢いを完全に取り戻したのが心強い。ここも突破ならオープン入りも目前に迫った。

スカイルークはエイプリルカップを快勝。桐花賞挑戦後、リズムが狂ったが、軌道修正に成功した。続く850m戦は明らかに距離不足。早めに失速したが、盛岡1200mに替わって1着。

この1勝を含めて盛岡9戦5勝2着4回。盛岡適性の高さを改めて誇示した。1400m延長も守備範囲。うまく流れに乗れればアッサリまで。

ケルヴィンサイドはA級でも勝ち負けの実力馬。昨年8月から休養に入り、復帰後も伸びを欠いていたが、前走・盛岡1400m3着。上がり36秒1の脚で一気に伸びて復調を宣言。格を前面に久々の首位を狙う。

アドマイヤテンは休み明け初戦は6着に終わったが、前走積極的なレース運びを披露して3着。確実に良化を示し、マーク欠かせない。

サレンティーナは取り消し後だが、A級から降格。もつれれば台頭の可能性あり。

◎①アテナリ
〇②チェスターコート
▲④スカイルーク
△⑤ケルヴィンサイド
△⑩アドマイヤテン
△③サレンティーナ


<お奨めの1頭>
7R シェヴェルニー

転入初戦をアッサリ逃げ切り地力の違いを証明。メンバー強化感もなく、連勝はほぼ手中にした


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2020/05/30
レース展望
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新緑賞/ゼットプレミアムのスプリント適性に期待する!

 5月24日に行われたダート1000mの重賞『早池峰スーパースプリント』は1番人気に推されたコンサートドーレがレコードタイムで優勝しました。

200524-640.jpg

 スタート直後の先行争いでは一瞬抜け出しあぐねているように見えた同馬でしたが徐々にスピードに乗りながら2番手に進出。最後は逃げるミラクルダマスクをきっちり捉えて優勝し、岩手転入2戦目で自身初めての重賞制覇を果たしました。優勝タイム58秒2は昨年のこのレースで出た58秒4を0.2秒上回る新レコードでした。




 5月26日・火曜日のメインレースは第12R、ダート1000mの特別『新緑賞』。このレースの本命は(1)ゼットプレミアムとしました。
 この春はスプリント路線に転じて水沢850m戦を3連勝。三走前の51秒02、二走前の、時計がかかる馬場にも関わらずの51秒9は優秀なタイムと言っていいですし、何より昨季はシーズンを通して1勝だったのが1ヶ月ほどで3勝を挙げているのですからそれだけ短距離は相性がいいということなのでしょう。
 今回は初めての盛岡ダート1000mになりますが、これまでの盛岡での唯一の勝ち星が1200mだったことを思えば、そしてこの春の走りを併せて考えれば、この距離はむしろ好条件でしょう。
 やや不安があるとすればレース間隔が若干詰まっている点。しかし今の盛岡の砂がしまったスピードが活きる馬場傾向はこの馬にとって有利にもなるでしょう。

 対抗は(2)サンノゼ。ゼットプレミアムには勝てていない近況ですが、こちらは盛岡ダート1000mの経験が豊富。それを武器にすれば雪辱も可能なはず。
 三番手は(4)ダズンフラワーでどうでしょうか?この距離が決して短すぎるということはないでしょうし、ここのところの距離の長短を問わずに安定している点も調子の良さの現れ。そんな勢いを狙ってみる手はありでしょう。


 △一番手は(6)ワールンガ。近走を見てわかるとおりに好調サイクルに乗っているのは明らか。この距離も得意です。成績に少しムラがある点、◎に勝てていない点で印は控えめにしましたが、全力を発揮してくれれば勝ち負け演じておかしくない存在。
 もう一頭は(8)ミネオラチャン。前走などは1600m戦で大敗していますが、勝ち星すべてが1400m以下の実績なのですから度外視して良いでしょう。短距離に苦手感はないはずですからこの距離での変化を期待してみてもいいのでは。

●12Rの買い目
馬単(1)=(2)、(1)=(4)、(1)=(6)、(1)=(8)

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2020/05/25
レース展望
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25日メインはA級・陽光特別。ここは相手有利が明白アドマイヤメテオに勝機到来

 先週17日(日)から始まった盛岡競馬は雨によって傾向が一変してしまった。

初日17日は報告したように人馬とも手探り状態だったため先行有利の傾向。逃げ切り5勝2着2回。先行5勝2着5回。差しは1勝2着4回。ある程度、想定どおりだった。

翌日18日も逃げ切り5勝2着3回。先行3勝2着5回。差し4勝2着2回。追い込み0勝2着2回。やはりペースが速くなって差しが届くようになったが、基本は先行有利だった。

ところが火曜日は雨が断続的に振って不良馬場。逃げ切り2勝2着4回に対し、先行7勝2着3回、差し2勝2着4回。さらに追い込み1勝2着1回と傾向が一変した。

特に馬場が締まったため外差しが届くようになり、逆に逃げが苦戦。特に5分どころから外が軽くなっていたが、もはや後の祭り。さらには3着にも人気薄が突っ込み、好配当が続出。正直、お手上げ状態だった。

鉄則は前レースを引きずらないこと。3連モノを狙うときは手広く流し、絞った場合は馬連か馬単と決めつけるのが必要だと思う。

今週22日、金曜日は雨が降っていた。23日、土曜日は雨が降ったりやんだりだった。これが馬場状態にどう影響するか。ひとまず想定は先行有利と踏んだが、果たして結果はどうなるか。

25日メインはA級二組による盛岡ダート1600m戦「陽光特別」。上がり馬、格上馬が入り混じり、興味深いメンバー構成となった。

アドマイヤメテオは昨年11月、絆カップ3着から岩手の水にもなじみ白嶺賞3着、桐花賞3着に好走。今季初戦で転入初勝利を飾り、好発進を決めた。

続く赤松杯4着、シアンモア記念5着はご存知だと思うが、ランガディア、エンパイアペガサス、ヤマショウブラックが相手。この結果も仕方なしだった。

今回はA級二組戦で相手が大幅に弱化。状態さえ保てば自己の能力を発揮するタイプで絶好の勝機。勝てるときに勝ちたいところだろう。

ジェイケイブラックがついにオープン入りを果たした。今季初戦9着、昨年12月の銀嶺賞7着と着外に沈んだが、小回り水沢も敗因。

しかし休み明け2戦目から水沢戦でも2連勝を飾り、苦手コースも克服。いいムードで得意の盛岡を迎えた。今回は重賞級がそろってメンバーが大幅に強化。A級を一度使ってから狙うのが妥当だろうが、ここは先物買い。どんな競馬ができるか楽しみが一杯だ。

サンエイプリンスは昨シーズン本格化。最下級から5勝2着5回をマークしてA級まで出世。さらには桐花賞でも4着に善戦した。

今季初戦は9着だったが、ひと叩きされて前走3着。上昇ムードがはっきりうかがえた。今度は走り頃の休み明け3戦目。一発を狙える位置にいる。

スカイサーベルは今季2戦目を豪快なまくりで快勝。追い込み一辺倒のため展開に左右されるが、盛岡1600mは4勝2着2回と最も得意とする条件。

あとは馬場次第。外差しがきくようなら一気突き抜けるし、先行有利なら不発のケースも十分。レース直前まで馬場傾向をしっかりつかみたい。

ヤマニンボアソルチはスカイサーベルとは正反対。逃げて粘りを発揮する。今回は同タイプはツルオカボルトと新参モンサンルリアンの2頭。ペースが落ち着けば残り目ある。

ツルオカボルトは南関東A2から転入。初戦は2番手から失速したが、1300m短縮の前走3着。これで通用のメドが立った。


◎⑨アドマイヤメテオ
〇⑪ジェイケイブラック
▲③サンエイプリンス
△⑦スカイサーベル
△⑩ヤマニンボアソルチ
△⑥ツルオカボルト


<お奨めの1頭>
3R タイセイアピール

前走は2着に1秒差をつけて圧勝。一転して大外に入ったが、それでもスピード上位。強気に攻めて逃げ切りを再現する


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2020/05/24
レース展望
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24日メインは地方競馬SSS第一弾・早池峰スーパースプリント。再転入戦を圧勝コンサートドーレが重賞へ王手

 24日メインは「第5回早池峰スーパースプリント」(盛岡ダート1200m)。前身は旧盛岡競馬場の名物レース・早池峰賞。当時は2000mがメインで短距離は下級条件レースに限られていたが、年に1回、オープン馬による1100m戦はスピード満点。普段は脇役に甘んじていた快速派が一挙集結。"電撃の5・5ハロン戦"と言われ、毎年のように個性派が誕生した。

OROパーク開設後、早池峰賞は1200mをメインコースに行われたが、地方競馬スーパースプリントシリーズの創設に合わせ、2016年に1000mへ短縮。そして回数は踏襲せず、今年で5回目を迎える。

◎⑥コンサートドーレ
〇⑧ラブバレット
▲①エイシンテキサス
△③シャドウパーティー
△⑩ミラクルダマスク
△④タイセイブラスト


 本来ならラブバレットが◎だろう。しかし南関東から里帰り戦(水沢850m)で5頭立て4着。ラブバレットの登録で出走見送りが続出。単勝1・6倍の1番人気に支持されたが、ダッシュがつかず追走に手こずって3番手からの競馬。ダートグレードでも先陣に取り次いでいただけに、正直驚いた。

それでも勝負どころから盛り返すと思っていたが、反応がひと息。逃げキングジャガー、2番手タイセイブラストを捕えるどころか徐々に離され、ゴール前ではシャドウパーティーにも交わされて4着。前途に暗雲が立ち込めた。

菅原勲調教師に電話取材すると「状態は何ともないが、メンタル面のダメージが大きい。(早池峰SSを)使うか辞めるか申し込み直前まで待ちたい」とコメント。

出否も微妙だったが、最終的に出走を決断。敗戦から2週間でどこまで回復したか、実際に走ってみないことには分からないが、自分の結論は『絶対能力に期待する』。

南関東移籍2戦目の大井1200m・ウインタースプリント7着のタイム・1分13秒6まで体調が戻れば勝ち負けになれると判断した。それでも◎にはできず〇=対抗になったが、関係者ともどもラブバレットの復活に賭ける。

◎はコンサートドーレ。北海道1勝から岩手入り。未勝利に終わったが、南関東で素質開花。7勝をマークしてA2まで上り詰めた。

転入前2戦は着外に終わり、岩手帰郷初戦で水沢850mを7馬身差で圧勝。距離不足が不安だったが、南関東で鍛えられたスピードを存分に発揮した。

過去、北海道と大井1000m戦で勝った実績があり、距離延長は大歓迎。左回りも問題なく、2連勝を飾り重賞初制覇へまい進する。

エイシンテキサスは昨年、金沢900m交流・日本海スプリントを制し、盛岡芝1000m交流・OROターフスプリントを優勝。自慢の快速ぶりを発揮した。

以降は白星から遠ざかっているが、距離が長かったことが敗因と解釈。1000m短縮に加え、逃げたい馬が絶好の1番枠。同型いても強気に攻めればアッサリまで。

シャドウパーティーは今年11歳を迎えたが、馬体の張りをキープ。前走1300m戦で上がり37秒7の脚を使ってラブバレットに先着2着。

昨年の早池峰スーパースプリントでサインズストームには離されたが、2着メイショウオセアンとはクビ差の3着。先行激化なら一気突き抜けるシーンまで。

ミラクルダマスクは南関東3勝・C1から転入。初戦のB1・850m戦をアッサリ逃げ切った。メンバーは大幅に強化されたが、好調度を前面にひと泡吹かすか。

タイセイブラストは道中もたつくラブバレットを尻目に4角先頭から初戦を完勝。実績は1500m以上だったが、柔軟に距離1300mをこなせたのが収穫。それならば1000mも対応可能か。

<お奨めの1頭>
6R ラスボス

転入初戦は久々も影響して出遅れたが、前走アッサリ逃げ切りを決めて上昇一途。ここもフリーパスだろう


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2020/05/23
レース展望
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