★JBC競走の地方競馬代表選定
先週は各競走のJRA代表馬をお伝えしましたが、その後地方競馬代表も発表され3競走の出走馬の全容が明らかになりました。
■JBCクラシック
○JRA
クリソライト
クリノスターオー
コパノリッキー
ベストウォーリア
ホッコータルマエ
ワンダーアキュート
○JRA補欠
カゼノコ
グランドシチー
ヴォーグトルネード
グランプリブラッド
イッシンドウタイ
○地方
オールラウンド(高知)
コミュニティ(岩手)
スーブルソー(岩手)
トウホクビジン(笠松)
ドリームバスケット(笠松)
ナムラタイタン(岩手)
ハリマノワタリドリ(高知)
ファイアーフロート(高知)
リワードレブロン(高知)
エイシンナナツボシ(笠松)
○地方補欠
クイックリープ(高知)
ゴールドソレイユ(笠松)
レディメイアン(笠松)
■JBCスプリント
○JRA
コパノリチャード
セイクリムズン
タイセイレジェンド
ティアップワイルド
ドリームバレンチノ
ノーザンリバー
○JRA補欠
シルクフォーチュン
マジンプロスパー
サマリーズ
アドマイヤロイヤル
ダッシャーゴーゴー
○地方
エスワンプリンス(佐賀)
キモンレッド(大井)
サトノタイガー(浦和)
サトノロマネ(高知)
スマイルヴィジット(兵庫)
ダイショウジェット(愛知)
ドリームクラフト(岩手)
ハードデイズナイト(川崎)
ヤサカファイン(大井)
ランドオウジ(岩手)
○地方補欠
エーシンハダル(笠松)
サイモンリッター(高知)
マイネヴァイザー(岩手)
クイックリープ(高知)
カツノセカンド(高知)
ゴールドソレイユ(笠松)
レディメイアン(笠松)
■JBCレディスクラシック
○JRA
アクティビューティ
コーリンベリー
サンビスタ
トロワボヌール
ブルーチッパー
ワイルドフラッパー
○JRA補欠
カチューシャ
カシュカシュ
リアライズキボンヌ
ディルガ
○地方
カイカヨソウ(船橋)
コウギョウデジタル(岩手)
ピッチシフター(愛知)
フラッシュモブ(岩手)
マイネエレーナ(浦和)
マムティ(岩手)
カミノマーチ(岩手)
ブレーヴスキー(愛知)
ボーラトウショウ(高知)
ユーセイクインサー(笠松)
○地方補欠
エイシンルンディー(笠松)
チェルカトローバ(高知)
レオアクトレス(高知)
ゴールドソレイユ(笠松)
レディメイアン(笠松)
岩手勢としては9月に行われたチャレンジウイークの各競走の勝馬、コミュニティ、ランドオウジ、コウギョウデジタルが選定されたほか、ナムラタイタンもクラシックに選定されました。いずれの馬も当然ながら出走予定という事で、地元馬も期待の馬たちが登場してくれそうです。
騎手もオールスターになりそう。マニアックな話題としてはレディスクラシックに選定された名古屋のブレーヴスキー、これに木之前葵騎手が騎乗予定というのが目を惹きます。地元鈴木麻優騎手との競演は実現するか?JBCでなくてもどこか平場で一緒に乗る機会があればいいですね。
以下、(1)マイネルドメニカ、(3)コスモフィナンシェ。コスモフィナンシェも状態自体は悪く見えないだけに上位を争っておかしくないと思いますが・・・。
●10Rの買い目
馬単(10)=(4)、(10)=(9)、(10)=(1)、(10)→(3)
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11月3日(月祝)、「第14回JBC」の代表馬が発表された。各カテゴリーとも現在のダート界強豪がズラリ。ほぼベストメンバーが顔をそろえたといっても過言ではない。
JBCクラシックは昨年の覇者であり、ドバイから帰国初戦となったホッコータルマエ。フェブラリーステークス、かしわ記念を連勝したコパノリッキー。そのコパノリッキーを帝王賞で完封したワンダーアキュート。南部杯でG(Jpn)Iホースの仲間入りを果たしたベストウォーリア。トライアル・日本テレビ盃を快勝したクリソライト。今年ダートGIIIを2勝クリノスターオー。どの馬が勝っても不思議はない。
JBCスプリントはダート初挑戦コパノリチャードが注目一番手。今年春の高松宮記念を制したGIホースが未知のダートでどんなパフォーマンスを披露するか。迎え撃つのはトライアル・東京盃1、2着馬ノーザンリバー、ドリームバレンチノ。ダートグレードの常連、セイクリムズン、ティアップワイルド。一昨年のJBCスプリントを制し、復活に賭けるタイセイレジェンド。軸をどれにするのか迷うところだ。
JBCレディスクラシックは女王ワイルドフラッパーを巡る争いになるだろう。ブリーダーズゴールドカップでワイルドフラッパーに土をつけたサンビスタ。昨年までメーディアに次ぐ牝馬No.2を堅持し続けたアクティビューティ。上がり馬トロワボヌール、ブルーチッパー。3歳からの挑戦コーリンベリーと多士済々。
GIは強い馬が勝ち、強い馬が勝つのがGI。JBC盛岡の日が刻一刻と近づいている。
26日(日)メインは「紅葉特別」(A級一組 盛岡ダート1800m)。このレースはJBC協会協賛によるHITスタリオンシリーズ。優勝馬主には種牡馬シスターミニスターの配合権利が提供される。
有力馬が相次いで回避し、7頭立ての少頭数になったが、思った以上に難解。波乱のにおいを十分漂わせている。
主軸はカミノマーチ。岩手デビューで南関東へトレード。B3まで出世し、今年春に里帰り。A級入りしたが、毎回入着。シアンモア記念、あすなろ賞でも5着を確保した。
また牝馬限定重賞でも活躍。フェアリーカップ、OROカップディスタフでもコウギョウデジタルの2着にまとめた。
ネックは再転入後、1勝のみにとどまっていること。堅実な半面、勝ち切れない面がある。メンバー甘くなった今度こそ勝利を飾りたい。
コパノツイテルは中央から再転入。昨年はB1で9勝を稼ぎ、中央移籍後も3着1回。A級編入の初戦を3着とマズマズの滑り出しを切った。まだ本調子を欠いているが、盛岡ダート1800m2戦2勝。1枠に入り、主導権を握れる可能性が高く、マイペースなら強じんな粘りを発揮。
マイネルヴァルムは青藍賞を挫石発生のため自重。その影響が大きく復帰戦4秒6の大差負けを喫したが、叩かれた変わり身十分。スンナリの流れなら反撃に転じても不思議はない。
マムティは安定度抜群。距離にとまどったヴィーナススプリントは5着だったが、牡馬相手のすずらん賞でも3着善戦。OROカップディスタフも人気どおり3着を確保した。気になるのは前走マイナス10キロと大幅に体重が減っていたこと。さらにマイナスなら割引きが必要かもしれない。
レオパルドゥスはかきつばた賞2着、せきれい賞4着と芝で活躍だが、ダートも決してヘタではない。絆カップ5着からも首位争いに参加。
◎(4)カミノマーチ
○(1)コパノツイテル
▲(7)マイネルヴァルム
△(6)マムティ
△(3)レオパルドゥス
<お奨めの1頭>
11R ザドライブ
今季未勝利ながら2着5回を含めすべて入着と抜群の安定感。メンバー手頃の今度こそ首位奪取
今、盛岡芝1000m戦が非常に熱い。どのレースも手に汗を握る攻防を披露しているが、その集大成が25日メインの「第4回OROターフスプリント」。
前身はきんもくせい特別だったが、芝1000m戦が好評を博し、4年前に重賞「OROターフスプリント」を創設。年を重ねるごとに芝短距離のスペシャリストが集結し、今年から地方競馬全国交流に昇格した。
トライアル・ハーベストカップも激戦だった。1着から11着まで1秒以内にひしめき合い、特に5着までクビ、クビ、ハナ、クビの大接戦となった。
そのハーベストカップから7頭が直行し、さらには遠征馬が4頭。まさに出世魚の典型的なレースとなった。
当然だが、主軸選びにも迷ったが、最終決断はライトマッスル。3連覇の偉業達成に期待した。
今シーズン1勝のみと精彩を欠いていたが、ハーベストカップで苦しい流れをしのいで最内を突いて惜しくも0秒1差4着。盛岡芝1000m5勝の意地を見せてくれた。
チェリービスティーはヴィーナススプリント、ハーベストカップで0秒1の僅差2着に惜敗。あとひと伸びが足りずビッグタイトルを逃がしている。
敗因は大外12番で先行馬をさばくのに手こずったから。もう少し内枠を引きたかったが、10番枠は許容範囲。悲願の重賞制覇に燃える。
ドリームフォワードはハーベストCで1番人気に支持されたが、1枠に入ったのが痛かった。人気を背負っていたため、包まれるのを避けて逃げの手。終始マークされる展開を強いられ直線一杯となった。今度は4番枠だが、気軽に乗れるのは好材料だ。
ダブルスパークはハーベストカップで見事な逃げ切りを決めた。積極果敢に攻めてゴール前で強じんな粘りを発揮。枠順も手頃で重賞2連勝を決めるか。
遠征馬で注目はダンシングロイヤル。中より内だったら、もっと強い印を打ったが、よりによって13番枠。できれば逃げたいところだが、同型をどうさばくか。芝短距離適性は中央2勝で証明済み。
ダイワスペシャルはハーベストカップ3着ながらメンバー最速の上がりを駆使。前半で置かれたのが致命傷だったが、超ハイペース必至のメンバー構成。出番は十分にある。
◎(3)ライトマッスル
○(10)チェリービスティー
▲(4)ドリームフォワード
△(6)ダブルスパーク
△(13)ダンシングロイヤル
△(14)ダイワスペシャル
<お奨めの1頭>
7R エントラール
岩手4戦ともけた違いの強さで圧勝。C2を早々と卒業し、連勝をどこまで伸ばすか楽しみ。相手はヤマタケデュック
★JBC競走のJRA代表馬選定
19日日曜、JBC三競走のJRA代表馬が発表されました。それぞれ以下のとおりになっています。
■JBCクラシック/(出走予定6頭 補欠5頭)
クリソライト(牡4)
クリノスターオー(牡4)
コパノリッキー(牡4)
ベストウォーリア(牡4)
ホッコータルマエ(牡5)
ワンダーアキュート(牡8)
・補欠
カゼノコ(牡3)
グランドシチー(牡7)
ヴォーグトルネード(牡5)
グランプリブラッド(牡5)
イッシンドウタイ(牡5)
■JBCスプリント/(出走予定6頭 補欠5頭)
コパノリチャード(牡4)
セイクリムズン(牡8)
タイセイレジェンド(牡7)
ティアップワイルド(牡8)
ドリームバレンチノ(牡7)
ノーザンリバー(牡6)
・補欠
シルクフォーチュン(牡8)
マジンプロスパー(牡7)
サマリーズ(牝4)
アドマイヤロイヤル(牡7)
ダッシャーゴーゴー牡7
■JBCレディスクラシック/(出走予定6頭 補欠4頭)
アクティビューティ(牝7)
コーリンベリー(牝3)
サンビスタ(牝5)
トロワボヌール(牝4)
ブルーチッパー(牝4)
ワイルドフラッパー(牝5)
・補欠
カチューシャ(牝5)
カシュカシュ(牝5)
リアライズキボンヌ(牝5)
ディルガ(牝3)
前哨戦『Road to JBC』の勝馬が4頭とも揃って登録。ベストウォーリアは距離適性的にクラシックに出るかどうか微妙とのことですが、"新ダート王"を懸けた戦い、興味深いですね。ベストウォーリアがそうですが、クリソライト、コパノリッキー、コパノリチャード、ワイルドフラッパーら、4歳5歳の若い馬が中心になりそうな点も好印象ではないでしょうか。
★村上忍騎手落馬負傷
こちらは残念なニュース。18日土曜日の1Rで村上騎手が落馬負傷して鎖骨と肋骨を骨折。このため、22日に迫っていたSJT後半戦は辞退という事になってしまいました。ポイントで1位と同点という絶好位で挑む予定だっただけに残念で仕方ありません。このままだとJBCもどうか・・・。今季はJBCホスト競馬場の騎手会長としていろいろな所で活躍していただけに、本番の日に姿がないのは惜しいのですが・・・。
●10Rの買い目
馬単(9)→(5)、(9)→(11)、(9)→(3)、(9)→(6)
岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ
昨日に続き南部杯の話。当日、恒例のテレビ中継が岩手放送(IBC)であったが、ゲストは佐藤哲三元騎手と鈴木淑子さんだった。
哲三さんは前日12日、京都競馬場で引退セレモニーをやったばかり。台風の影響もあり、前日に移動予定だったそうだが、いろいろなことが重なり早朝に移動。盛岡競馬場に到着したのは午後1時過ぎだった。
第7レース確定後にウィナーズサークルで哲三さん、鈴木淑子さん、ふじポンのトークショーが行われ、多くの人が集まった。
また中継ではアトリウム脇に設置されたゲストブースにもファンが押し寄せ、哲三さんが南部杯の思い出を語った後、期せずして拍手が起こった。あとにも先にも拍手されたのは今回が初めて。改めて佐藤哲三元騎手の存在が、いかに大きいかを認識した。
実は中継では流れなかったが、過去の南部杯を振り返るミニ特集があり、エスポワールシチーが3度優勝した映像が放映されたが、実況席のモニターにその映像、もう一つのモニターに哲三さんの顔がずっと映し出されていた。
ほぼ瞬きもせず、ずっと画面に見入っていた哲三さん。その胸に去来するものは何だったのか...。
19日メインはB2級「オクトーバーカップ」(盛岡芝1600m)。SJTから駒を進めた馬が8頭(放馬して競走除外となったホアピリも含む)。激しい豪雨のため芝からダート変更となったが、直結するレースとなった。
主軸はウイングオブハーツ。中京芝2000mの2歳新馬戦でタイム差なし2着。その後、福島芝2000mでも2着を確保して岩手転入。初戦に芝1600m戦を選んだが、よもやのダート変更。未知数のダート戦に一抹の不安があったが、吉原騎手を背に2着確保。今後のことを考えると収穫の大きい一戦だった。
今回は仕切り直しの芝。内が荒れているのが気になるところだが、盛岡芝を知り尽くしている斎藤雄一騎手ならうまくカバーするに違いない。
ゴールデンクロスは有力馬でたた1頭、別路線から駒を進めてきた。こちらは京都芝2400m2着1回から転入。
初戦の盛岡ダート1600m戦を2着にまとめ、前走は芝1700mが舞台。人気はマイネリッカ、エールビスティーに譲り3番人気だったが、好位からアッサリ抜け出して完勝。走破タイム1分46秒4はオープンでも通用する優秀なものだった。
今の馬場傾向はともかく盛岡芝1600mは基本、内枠有利。11番枠は微妙だが、盛岡芝適性を証明済みは心強い。逆転単まで。
マイネリッカは前々走、ゴールデンクロスに完敗だったが、2着を死守。それを含めて盛岡芝8戦5勝2着2回3着1回とすべて馬券対象。ここは新参に意地を見せたいところだろう。
テンプトミーノットは前走、芝からダート変更となって最低13番人気。正直、後方のままに終わると思っていたが、丸野勝虎騎手が思い切った待機策から直線一気を決めて快勝。3連単100万馬券の主役を演じた。盛岡芝は<2.1.1.1>と抜群の安定感。引き続き好気配を保ち、再び波乱を演じるか。
インフラレッドレイはSJTで5着だったが、0秒3差。ハイペースをしのいで健闘した。詰めの甘さがネックだが、芝ダートを問わず堅実さを発揮する。
◎(1)ウイングオブハーツ
○(11)ゴールデンクロス
▲(2)マイネリッカ
△(8)テンプトミーノット
△(6)インフラレッドレイ
<お奨めの1頭>
4R ランドグローリー
デビュー2戦ともハイタイムで圧勝。C2ではモノが違うことを証明した。距離1400m延長もまったく不安はない