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3/20ばんえい記念予想 目黒貴子

勢いに乗るアアモンドグンシン戴冠なるか

 いよいよこの日がやってきました!この1年、ばんえい重賞の予想をやらせていただきながら思うことは、それぞれの予想がこのばんえい記念に繋がるということです。そしてこれまでのばんえい記念が次の年の予想に大きく影響していたのですが、今年は新たなスターを誕生さすべく、メンバーが大きく変わって行われます。このレースの勝ち馬が来季以降ばんえい界を引っ張っていく存在になるはずです。

 そんな大きな使命を担うにふさわしいのは◎アアモンドグンシン。そうです。2年前に初挑戦し、直線でいっぱいになってしまって競走中止となった馬です。しかしそれから2年。力をつけてばんえいでは充実期とも言える7歳になっての再挑戦。今度はあの時のようなことはないと考えます。というのも、今年に入ってからは帯広記念を3着した以外は全て1着。勢いに乗っていよいよ戴冠を期待します。

 今回は強力な6歳の2頭の参戦がさらにこのレースを面白くしたと言えるでしょう。ここでは○をメムロボブサップとします。帯広記念は9着に敗れてしまいましたが2走前のチャンピオンカップの勝利が際立ちますね。格としては今のばんえいトップの一頭。出るからにはその強さを見せてほしいところです。

 昨年2着のキタノユウジロウを▲に。帯広記念も勝利し、やはり重量レースは強いと再認識しました。そして強力6歳のもう一頭△アオノブラック、△メジロゴーリキまでとします。

 あー、ドキドキしますね。最後にどうぞ全馬無事にゴールしてください!

◎4 アアモンドグンシン
○5 メムロボブサップ
▲1 キタノユウジロウ
△6 アオノブラック
△8 メジロゴーリキ

3連単
4→1,5→1,5,6,8 各1000円 計6000円

3/20ばんえい記念予想 赤見千尋

昨年2着のキタノユウジロウを信頼

 シーズンラストのばんえい記念。今シーズンは相当負けが込んでしまったので、最後の最後で当てて気持ち良く締め括りたいものです。

 本命にしたのはキタノユウジロウ。
 帯広記念では5番人気で勝ち、私に久しぶりの的中をもたらしてくれた馬です。やはり昨年のばんえい記念2着はフロックではなく、高重量戦に強いことを証明してくれました。天気などの要素もありますが、それでも1トンを曳くとなるとタフな競馬になりますから、この馬の力を信じます。

 対抗はメジロゴーリキ。
 帯広記念で2年連続2着と、この馬も高重量戦に強いイメージがあります。今シーズンは岩見沢記念の1勝のみというのが物足りない気はしますが、ばんえい記念の大舞台で力を発揮してくれるのでは。

 ばんえい記念初挑戦だった一昨年は、残念ながら中止となってしまったアアモンドグンシンですが、そこからしっかりと力を付けましたから、今回は好レースを期待します。

 ばんえい記念初挑戦の6歳世代、メムロボブサップとアオノブラックまで。

◎1 キタノユウジロウ
○8 メジロゴーリキ
▲4 アアモンドグンシン
△5 メムロボブサップ
△6 アオノブラック

3連単フォーメーション
1,8→1,4,5,8→1,4,5,6,8 各300円
馬単
1→8  600円  計6000円

3/20ばんえい記念予想 須田鷹雄

定量、軽馬場なら初挑戦でもメムロボブサップ

 須田恒例のばんえい記念予想が、「前年のばんえい記念から今年のチャンピオンカップまで、古馬重賞における各馬の着順平均値、着順中間値を見る」というもの。かつてはこれでインフィニティーを本命にしたこともある(ただし2着が抜けた)。

 今年は平均値、中間値のいずれでも◎メムロボブサップがトップ。帯広記念で負けたので1000キロではさらに嫌われるかもしれないが、帯広記念は他馬との重量差という面で条件が悪かった。今回は定量、さらに馬場が軽くなりそうなので初経験でもこなせると見る。今後のばんえいはこの馬と▲アオノブラックが背負っていくわけで、今回から結果を出してほしい。

 ばんえい記念はリピーター好走が多いので、その観点からは○キタノユウジロウも有力。馬券のメインは◎1着の組み合わせだが、○→◎だけは裏も返す。

◎5 メムロボブサップ
○1 キタノユウジロウ
▲6 アオノブラック
☆8 メジロゴーリキ
△4 アアモンドグンシン

3連単
5→1,6,8,4→1,6,8,4 各400円
1→5→6,8,4 各400円 計6000円

3/20ばんえい記念予想 荘司典子

未来を切り拓くブラック・ボブサップの参戦に敬意を表して

 最大重量1000キロで争われる頂上決戦・ばんえい記念。完走するだけでもひと苦労な過酷な戦いゆえにリピーターが上位に活躍することの多いレース。しかし今年は昨年までの勝ち馬不在という近年にないメンバー構成となりました。

 今年は6歳馬の期待の星・アオノブラックとメムロボブサップが揃って参戦。これまではたとえ活躍している若駒であっても、6歳での初参戦ではベテラン勢相手に勝つのは難しいというのが定石。かつて4連覇を果たしたスーパーペガサスも6歳で初参戦の際には2着でしたし、オレノココロも初参戦・初勝利は7歳の時でした。

 しかし今年は抜き出た存在の古豪不在。しかも土曜日は雪予報(この原稿は金曜日に書いています)で、軽い馬場になる可能性あり。メンバー構成に加え、馬場状態も味方して、アオノブラック、メムロボブサップの2頭が好走する条件が揃っています。

 印は高重量への適性が高そうなアオノブラックを上にしましたが、2頭は同様にスピードとパワーを兼ね備えた馬。これからのばんえい競馬を盛り立てていく存在として早い時期から期待していた同期のライバル。歴史的な6歳馬のワンツーも夢ではないと思います。

 年度末を締めくくる大一番、ぜひとも的中させたいです。ばんえい競馬情報局をご覧いただいている皆さま、今年度もありがとうございました。3月20日は9Rばんえい記念、そして最終11レース・蛍の光賞まで大いに楽しみましょう!

◎6 アオノブラック
○5 メムロボブサップ
▲4 アアモンドグンシン
△1 キタノユウジロウ
△2 マルミゴウカイ
△3 シンザンボーイ

馬複
5-6 3600円
3連単
5,6→1,2,3,4→5,6 各300円 計6000円

3/20ばんえい記念予想 矢野吉彦

5歳時の雪辱を果たすかアアモンドグンシン

 さぁいよいよばんえい記念。今回は過去の優勝経験馬が不在で、その分だけ6歳勢にも勝機はあるとは思います。とはいえ、このレースが年明け(1~3月)に行われるようになってから6歳馬が優勝したのはわずか1回だけ(初めて1月に行われた1995年のフクイチ=当時の馬齢表記は"数え年"で7歳)。なので、7歳以上の馬の中から軸馬を選んでみました。

 私の期待はアアモンドグンシンです。この馬、なんと一昨年の5歳時に初挑戦。何度も膝を付きながら第2障害を越えたものの、最後の直線半ばで力尽き、競走を中止してしまいました。

 それでも、直線で崩れ落ちる直前には、キャンターに近い走りを見せて場内をどよめかせた瞬間もあったのです。それから2年。昨年のレースをパスしての再挑戦になるわけですが、むしろ今回が初挑戦と言ってもいいでしょう。ここへ来ての連勝には成長と勢いを感じられるので、思い切って軸馬としました。そうそう、一昨年は勝ちタイムが4分を超える"激オモ"の戦いでしたが、今年は19日の降雪で軽馬場が見込まれます。これもアアモンドグンシンには味方になるはず。西将太騎手がうまくコントロールできれば、3着以内に踏みとどまってくれるんじゃないでしょうか?

 馬券は○▲△の印を付けた6頭への1頭軸3連複流し。計15点なので、400円ずつとしました。ちなみに1レースで7頭に印を付けたのは初めて。これが吉と出るか凶と出るか?とりあえず鈴木恵介騎手のマルミゴウカイか松田道明騎手のシンザンボーイが絡んでくれれば、高配当必至です。

 みなさんもうすでにお忘れでしょうが(私自身も忘れていましたが)、去年のばんえい記念は私の単独的中だったんですよ!2年連続でそんなことは起きないとは思いますが、とにかくこの大一番を当てて有終の美を飾れたらいいな、と思っています。

 今年度のばんえい競馬の売上は、おかげさまで史上初の500億円突破を果たしました。来年度も引き続きご支援、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。では、今年度はこのへんで。

◎4 アアモンドグンシン
○1 キタノユウジロウ
▲6 アオノブラック
△2 マルミゴウカイ
△3 シンザンボーイ
△5 メムロボブサップ
△8 メジロゴーリキ

3連複
4-1,2,3,5,6,8 各400円 計6000円

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