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11/10クインカップ回顧

4歳女王の座にミュウ

 11月10日(日)には重賞・クインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のミュウが優勝。障害2番手から抜け出し、3度目の重賞挑戦で初制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ミュウ(690) 7.1
 2.クリスタルジェンヌ(690) 48.8
 3.クリスタルハート(680) 55.7
 4.スーパーチヨコ(700) 1.1
 5.ココロホマレ(680) 121.4
 6.マルホンキンカ(690) 63.9
 7.アバシリモミジ(690) 15.9
 8.アサツユ(680) 127.7
 9.ゴールドクイーン(690) 18.6
 10.タカラヴェルベーヌ(680) 20.2

 この世代の牝馬では、ばんえいオークスを制したルイズが昨シーズン限りで引退。2着だったスーパーチヨコが出走10頭中9頭が対戦した紅バラ賞をトップハンデで快勝し、その上位馬と重量差が変わらない今回は単勝1.1倍と圧倒的支持を集めました。紅バラ賞2着で、鈴木恵介騎手と2月以来のコンビとなったミュウが2番人気。今季4勝を挙げ、紅バラ賞では3着だったアバシリモミジが3番人気、同5着だったゴールドクイーンが4番人気で続きました。

 ミュウが第1障害を勢いよく先頭で越え、2馬身ほど後続を離して先行。アバシリモミジ、ゴールドクイーン、スーパーチヨコと続き、序盤からばらけた展開となります。中間点を過ぎてもミュウが軽快に逃げていましたが、徐々に後続が差を詰めるとゴールドクイーンがわずかに先頭で第2障害下に到達。前半は60秒で進みました。
 第2障害では4頭が一斉に仕掛ると、スーパーチヨコがすんなりひと腰先頭で越え、ミュウ、ゴールドクイーンが続きます。後続はやや離れ、アサツユとクリスタルハートが4、5番手から追いかける展開となりました。
 逃げるスーパーチヨコに、ミュウがぐいぐいと差を詰めにかかると残り20メートルで交わして先頭に立ちます。スーパーチヨコも懸命に粘ろうとしますが、ミュウがそのまま先頭でゴール。スーパーチヨコはゴール線上で一杯になり、ゴールドクイーンが交わして2着。スーパーチヨコは立て直すも3着でした。なお、アバシリモミジは第2障害で競走中止となりました。

 勝ったミュウは、これまで重賞では黒ユリ賞3着、ばんえいオークス4着と善戦止まりでしたが、3度目の挑戦で重賞初制覇。見事4歳女王の座に就きました。また手綱を取った鈴木恵介騎手はこの勝利が通算重賞100勝目となりました。

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鈴木恵介騎手「本当に嬉しいです。最近は(ミュウには)乗っていませんでしたが、近走のレースを見て良いレース内容をしていたので、もしかしたらチャンスはあるかなと思って騎乗しました。ゲートが開いてからのスタートダッシュが良く、道中の手ごたえもよかったです。(第2)障害の天板で少し苦しいかなと思ったんですが、うまく上がって、降りてからも最後まで頑張って歩いてくれました。本当に真面目で、まっすぐな良い馬だなと思います。重賞100勝目は本当に嬉しいですし、ファンの応援があったから出た記録だと思っています」

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