18日(日)のメインには、準重賞・朱雀賞が組まれています。2歳から続いてきた世代限定のオープン戦は、5歳8月のここがラスト。世代重賞7勝のキングフェスタ、今季北斗賞、旭川記念と制したクリスタルコルド、ばんえいオークスに加え古馬牝馬重賞2勝のダイヤカツヒメといったタイトルホースが不在ですが、3歳や4歳の三冠には不出走だった遅咲きタイプも出走。いずれも普段は年長古馬との戦いだけに、この機会を生かしたいはずです。
19日(月)には帯広競馬場にて、『JRAジョッキーDAY2024』が行われます。2019年以来5年ぶりの実施となる今回もJRA所属騎手9名が来場し、エキシビションレースへの騎乗やレース協賛、トークショーなどで盛り上げます。オッズパークでは、JRA騎手のサイン入りゼッケンなどが当たるキャンペーンが行われます。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…24万7,030円
5重勝単勝式…34万2,720円
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【第10回開催1日目】
8月17日(土)のメイン第11レースには、アルタイル特別(A2級-2組混合・20:05発走予定)が行われます。
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今週はA2級混合の特別戦が2鞍組まれていますが、このアルタイル特別はA1とA2級の対戦。近5走の特別戦で馬券絡みがあるのは1頭だけです。
注目はその唯一の馬◎ノエルブランです。昨秋から勝ち星に見放されていますが、2走前のしし座特別、前走のベガ特別(ともにA2・B1級混合)とも3着に入っています。今回はA1級との対戦ですが、オープン経験も豊富だけに見劣りはなし。暑さに負けず好走している近況も魅力で狙ってみたいです。
相手はA1級馬で○トワトラナノココロ。前開催の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)ではメンバー最先着の5着で、6月の今季初戦では、昨季最終戦から118キロも減っていた体重も前走ではマイナス13キロまで戻しています。本領発揮の場面も。
▲センリョウボスは、年明けに帯広記念、ばんえい記念と高重量に挑戦して以降、精彩を欠いていますが、10歳という年齢を考えても平場戦よりはペースが落ち着く特別戦のほうが戦いやすいはず。前走10着から巻き返すか。
△ヤマトタイコーは、道産牛乳飲んで健康に特別の6着馬。勝つまでは考えにくいものの、メンバー的に押さえには必要です。
【第10回開催2日目】
8月18日(日)のメイン第11レースには、準重賞・朱雀賞(5歳オープン・20:05発走予定)が行われます。
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オープン馬には今季の賞金に応じたハンデが課されますが、該当馬はなく、クラスハンデのみで重量差がつきます。
牡馬の前哨戦・瑞鳳賞は、オープン3頭が上位を独占しました。引き続き出走している6頭すべてが当時から40キロ増という条件なら、圧勝した◎ツガルノヒロイモノ、2着○ヘッチャラ、3着▲ヤマカツエースがここでも有力と考えられます。ただ3頭いずれも前走から乗替わりとなっており、なかでもツガルノヒロイモノとヤマカツエースは瑞鳳賞から騎手が変わっている点がどうか。
牝馬の前哨戦・白鳳賞を制したのは△シンエイアロイ。ダイヤカツヒメ(今回は不在)とのA1級馬同士の一騎打ちを制しました。今回オープンの牡馬3頭とは30キロ差。昨年は白鳳賞で2着だったミソギホマレがここでも2着に入っており、牝馬だからといって割引きは必要ありません。
【第10回開催3日目】
8月19日(月)のメイン第11レースには、JRAジョッキーDAY特別(A2級-1組混合・20:20発走予定)が行われます。
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17日のアルタイル特別は、A1・A2級の混合ですが、こちらはA2・B1級の混合です。
同条件だった前開催のベガ特別は、6番人気△マルモタイショウが早めの抜け出しで快勝。ただ雨の影響がある馬場だったため評価に迷うところ。
注目は同2着◎ロングビユウテイ。それまで3連勝中で、前走もしっかり末脚を使って勝ち馬とコンマ7秒差は展開のアヤの範囲。暑い時季だけに前走で29キロも減らした体重は気になりますが、さらに大きな変動がなければ反撃に期待できます。
○リュウセイペガサスは、2走前は勝ち馬がメムロボブサップの5着で、前走もオープン馬ゴールドハンターの3着と相手を考えると大健闘。同条件だった3開催前の筋肉マシマシ東スポ餃子賞で3着もあり、ここも上位争い候補。初騎乗となる林康文騎手の手腕にも注目です。
▲サクラヤマトは、近3走が8、4、10着。今季初戦から7戦6勝、2着1回という勢いがついえた感があります。ただ、8着と10着は4歳限定戦だけに、自己条件であれば軽視できません。