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4/28ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

メムロボブサップがオッズパーク杯初制覇

 4月28日(日)には重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上オープン)が行われ、メムロボブサップが障害ひと腰先頭から難なく押し切り、断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.オーシャンウイナー(720) 75.8
 2.メムロボブサップ(720) 1.2
 3.ゴールドハンター(710) 83.3
 4.ツガルノヒロイモノ(720) 29.2
 5.インビクタ(720) 16.8
 6.アオノブラック(720) 5.5
 7.クリスタルコルド(720) 44.7
 8.コウテイ(720) 14.8
 9.コマサンエース(720) 31.8

 出走登録があったキングフェスタが回避し、今年度最初の重賞には9頭が出走。現役最多の重賞16勝、今季開幕のメイン・スプリングカップを圧勝したメムロボブサップが単勝1.2倍の断然の人気。21、22年にこのレースを連覇しているアオノブラックが5.5倍で2番人気。この8歳2強の馬連複が1.7倍と人気が集中。帯広記念では障害先頭で3着と健闘したコウテイが3番人気、このレース連覇がかかるインビクタが4番人気で続きました。

 第1障害を勢いよく先頭で越えたのはメムロボブサップで、オーシャンウイナー、アオノブラックが追走。インビクタとコウテイも位置取りを上げますが、果敢に先行するメムロボブサップがそのまま先頭で第2障害下に到達。前半は50秒で進みました。
 ひと息入れたメムロボブサップは、手綱を取る阿部武臣騎手の合図に反応してすんなりと駆け上がり先頭でクリア。インビクタが2番手で、コウテイ、コマサンエース、アオノブラック、オーシャンウイナーと後続も続々とひと腰で通過します。
 メムロボブサップは軽快な歩みで後続を引き離したまま、最後まで脚色衰えることなく押し切って勝利。アオノブラックが残り30メートル手前で2番手争いから抜け出してきましたが、追い上げ届かず5秒2差で2着。3着にはインビクタが入り、8歳馬が上位3着までを占める結果となりました。

 勝ったメムロボブサップはこれで重賞17勝目。オッズパーク杯は21年の初挑戦から2、2、8着でしたが、4度目の挑戦で初制覇となりました。2着にはアオノブラックが入り、今季の古馬戦線もこの2頭を中心とした争いとなりそうです。

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阿部武臣騎手「やっと獲れたという感じでした。2年(連続で)アオノブラックに敗れ、昨年は少し障害でアクシデントがあったので4度目の正直で獲れてよかったです。荷物はまだそんなに重くないですが、相手がみんなオープン馬なので、流れは自分で作ってペースを掴めたらと思っていました。第2障害を先に越えたときは抜かれることはないと思って勝利を確信しました。(今後も)体調に気を付けながら、一戦一戦無理をしないでレースをしていこうかなと思います」

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