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2023年11月 アーカイブ

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11/5ばんえい菊花賞回顧

2023年11月 6日(月)

マルホンリョウユウが3歳二冠制覇

 11月5日(日)には重賞・ばんえい菊花賞(3歳オープン)が行われ、マルホンリョウユウが断然人気に応え、3歳二冠目も制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ベニサクラ(680) 91.6
 2.スーパーチヨコ(680) 5.5
 3.マルホンリョウユウ(720) 1.7
 4.キョウエイプラス(720) 85.0
 5.ジェイヒーロー(700) 25.0
 6.キタノミネ(700) 11.7
 7.タカラキングダム(720) 4.7
 8.アシュラダイマオー(710) 60.9
 9.ホクセイタイヨウ(700) 8.3

 3歳一冠目・ばんえい大賞典を制したマルホンリョウユウは、前哨戦・秋桜賞もトップハンデで勝利。今回は最大40キロ差のトップハンデとなりましたが、単勝1.7倍と断然人気に。2歳時にナナカマド賞を制したタカラキングダムですが、今季の勝利はとかちダービーのみ。それでも復調がうかがえる近況から2番人気に支持されました。近走好調の牝馬スーパーチヨコ、ばんえい大賞典2着のホクセイタイヨウが人気で続きました。

 キョウエイプラス、マルホンリョウユウ、スーパーチヨコの3頭がほとんど同時に第1障害を先頭で越え、ジェイヒーローがすぐに位置取りを上げてきます。キタノミネ、タカラキングダム、ホクセイタイヨウも先行争いに加わり、前は入れ替わりながら進んでいきます。中間点を過ぎたあたりではキョウエイプラスとベニサクラを除く8頭がほとんど横一線という展開。第2障害下に最初に到達したのはキタノミネとジェイヒーローで、マルホンリョウユウもすぐに到達。ここまで66秒というペースで流れました。
 ひと息入れたキタノミネが最初に仕掛けますが、天板で膝をついてしまいます。続いたジェイヒーローとマルホンリョウユウがほとんど同時に先頭でクリア。スーパーチヨコ、立て直したキタノミネが続き、やや離れた5番手からホクセイタイヨウが追いかける展開となりました。
 障害を降りた勢いでマルホンリョウユウが先頭に立つと、スーパーチヨコが差を詰めますが、マルホンリョウユウの脚色は鈍ることなく、残り20メートルから再び後続を引き離して先頭でゴール。スーパーチヨコは残り10メートルで座り込んでしまいます。ジェイヒーローとホクセイタイヨウの2着争いは、ゴール線上で詰まったジェイヒーローを交わしてホクセイタイヨウが先着。ジェイヒーローもすぐに立て直して3着に入りました。

 この世代は2歳シーズン三冠を異なる馬が制し、中心馬不在の混戦でしたが、ばんえい大賞典で重賞初制覇を果たしたマルホンリョウユウが3歳二冠制覇。12月29日のばんえいダービーには、史上6頭目の3歳三冠の期待がかかります。

成績はこちら
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鈴木恵介騎手「ハンデ面を考え、馬場状態を見ながらいろいろ考えていました。(馬場状態は)軽くならなすぎてマルホンリョウユウにとってはちょうど良い馬場でした。道中の反応も良く、良い感じに折り合いもついていたので良い状態でレースができました。(夏を過ぎて)馬自体が落ち着いてきたので、乗りやすくなってきました。(三冠目について)最後はノーハンデの"ダービー"ですが、絶対はないので、勝てるように頑張りたいです」

ばんえい菊花賞 予想結果

矢野さんが首位に浮上!

今年度の予想対決第13Rはばんえい菊花賞。障害を2番手で越えたマルホンリョウユウが降りてすぐに抜け出すと、後続を徐々に引き離し断然人気に応えました。予想対決はマルホンリョウユウに重い印を打っている人が多く、4名が的中。ワイド2点を当てた矢野さんが首位に浮上しました。

須田:3連単300円的中! 収支+22,320円
矢野:ワイド1000円ダブル的中! 収支+11,200円
目黒:馬単1500円的中! 収支+6,150円
荘司:馬複1000円的中! 収支-400円

【集計】投資額 6,000円×13R=78,000円

 矢野  -30,580円
 須田  -33,980円
 荘司  -40,050円
 斎藤  -47,020円
 目黒  -58,150円
 赤見  -63,500円
---------------------------------------
 白組  -111,580円
 紅組  -161,700円

11/5ばんえい菊花賞予想 荘司典子

2023年11月 4日(土)

マルホンリョウユウとタカラキングダムに期待

 3歳三冠路線の二冠目はばんえい菊花賞。一冠目のばんえい大賞典で人気に応えたマルホンリョウユウは前哨戦の秋桜賞も勝って二冠達成に向けて視界良好。当然今回も人気になると思いますが、世代限定戦重賞では勝ち負けできる存在。

 ただ相手は大混戦。どの馬を相手筆頭にするか迷うところですが、2歳最初の重賞・ナナカマド賞の勝ち馬、タカラキングダムにしました。2番人気だったばんえい大賞典では6着に敗れましたが、もともとはヤングチャンピオンシップや翔雲賞でも上位争いをしていた素質馬。気持ちの面も大きいようなので、今回の7枠7番ならやる気を出してくれるはず。好走に期待します。

 ただ、まだこの世代の順位付けははっきり定まっていないので、本命馬に全幅の信頼を置くには不安が残ります。というわけで馬券はマルホンリョウユウが3着以下になることも想定して買うことにしましょう。馬複でマルホンリョウユウを軸に流し、さらに対抗タカラキングダムを軸にした馬券もおさえてみます。

◎3 マルホンリョウユウ
○7 タカラキングダム
▲9 ホクセイタイヨウ
△6 キタノミネ
△8 アシュラダイマオー

馬複
3-7 1500円
3-6,8,9 各1000円
7-6,8,9 各500円 計6000円

11/5ばんえい菊花賞予想 須田鷹雄

親子制覇なるかホクセイタイヨウ

 ばんえい大賞典を勝ち、前哨戦を快勝した○マルホンリョウユウが人気だろう。近況だけを考えたらそれが当然の結論ということになるが、この世代は絶対王者が君臨するというのではなく、勝ったり負けたりの関係性で来た。○以外に1着を望める馬を探したいところだ。

 ◎ホクセイタイヨウでいく。ずっと掲示板に載り続けている安定株で、上位争いそのものは必至。他馬が障害で失敗したり重量差に泣いたりといったことが起きるほど、この馬が相対的に浮上する。
 ◎の父フジダイビクトリーはばんえい菊花賞で、親子制覇を期待。ちなみに父が勝ったときは3着に人気薄イワキが来て、3連単10万馬券。本欄の予想で私が当てた中では最高配当ではないかと思う。再現を期待して、◎1着の絡みは3着を「全」で行き人気薄馬の激走に期待する。

◎9 ホクセイタイヨウ
○3 マルホンリョウユウ
▲2 スーパーチヨコ
☆7 タカラキングダム
△5 ジェイヒーロー
△6 キタノミネ

3連単
9→2,3,7→1,2,3,4,5,6,7,8 各200円
9→3→2,7    各300円
3→9→2,5,6,7  各300円 計6000円

11/5ばんえい菊花賞予想 斎藤修

再度上昇タカラキングダム

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7タカラキングダム
 ○3マルホンリョウユウ
 ▲2スーパーチヨコ
 △8アシュラダイマオー
 △9ホクセイタイヨウ
 △6キタノミネ

 3連単1頭軸マルチ
 7-2,3,6,8,9 100円 計6000円

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