ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« ばんえい十勝オッズパーク杯 予想結果 | メイン | 今週の見どころ(5/6~5/8) »

4/30ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

インビクタが逃げ切って快勝

 4月30日(日)には重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上オープン)が行われ、単勝3番人気のインビクタが優勝。障害先頭から押し切り、重賞2勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.カイセドクター(720) 147.1
 2.コマサンブラック(720) 16.6
 3.インビクタ(720) 13.9
 4.アオノブラック(720) 3.9
 5.ブラックサファイア(710) 50.3
 6.ヤマノコーネル(690) 63.0
 7.ミノルシャープ(720) 147.9
 8.ゴールデンフウジン(710) 189.8
 9.メジロゴーリキ(720) 20.7
 10.メムロボブサップ(720) 1.3

 今季最初の重賞にはフルゲート10頭が参戦。3月のばんえい記念、今季開幕日のオープン-1組・スプリングカップと連勝中のメムロボブサップが単勝1.3倍と断然の人気。近2走ともメムロボブサップの2着で、このレース3連覇がかかるアオノブラックが2番人気。この2頭に人気が集中し、以下はインビクタ、コマサンブラック、メジロゴーリキと人気で続きました。

 第1障害を越えて先行したのはインビクタで、アオノブラック、ブラックサファイア、メジロゴーリキらが追走。人気のメムロボブサップもこの位置からレースを進めます。中間点を過ぎたあたりからメジロゴーリキが先頭に替わると、後続もほとんど差なく進み、そのまま第2障害に到達。ここまで55秒というペースで進みました。
 第2障害ではインビクタとメジロゴーリキがほとんど同時に仕掛け、インビクタがすんなりとひと腰先頭で通過。メジロゴーリキが差なく2番手で、コマサンブラック、アオノブラックと続き、以下は離れます。
 障害を降りて後続を離したインビクタに、残り30メートルからメジロゴーリキがじわじわと差を詰めにかかりましたが、インビクタは最後まで脚色衰えることなく押し切って勝利。メジロゴーリキは2着。アオノブラックが3着で、このレース3連覇とはならず。メムロボブサップは障害で苦戦し8着という結果でした。

 インビクタは昨年9月に最低人気で制した岩見沢記念以来となる重賞2勝目。同じ7歳のメムロボブサップ、アオノブラックの2強ムードを覆す会心の逃げ切りでした。次回6月の古馬重賞、北斗賞では2強の巻き返しなるかにも注目です。

成績はこちら
映像はこちら

島津新騎手「流れは思っているくらいのペースで進んでいたので、自分で行き過ぎないように道中は乗っていました。雨もインビクタにとても味方してくれたと思います。今季の1走目から馬の調子が良く、ばんえい記念の影響はまったくないと思って臨みました。最後まで勝利の確信はしていませんでしたが、本当にこの馬は成長してくれています」

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.