アオノブラック、2度目の挑戦で頂点を目指す
イレネー記念はダークホース・アシュラダイマオーが重賞初挑戦で見事勝利。波乱の結果で馬券は惨敗でしたが、個人的には「若駒ゆえの成長力を考えるとまだ"キョウエイプラス1強"とするのは早いのでは」という見解だけは正解でした。引き続き明け3歳馬たちの新年度の動向をしっかり見ていきたいと思います。
さていよいよ頂上決戦・ばんえい記念です。昨年は前日の降雪により馬場水分4.8%という軽馬場で行われ、第二障害を一番手でクリアしたメジロゴーリキ、それに続いたメムロボブサップのマッチレースとなり最後はメジロゴーリキが突き放してゴール。2着メムロボブサップ、3着アオノブラックと初挑戦だった当時6歳馬2頭も大健闘しました。
今年度のばんえい競馬は、先行力とスピード勝負の戦いが多く見られました。もちろんそれはそれで予想する楽しさはありましたが、ばんえい競馬本来の面白さは重い馬場を力で克服していく力比べ。特に年度を締めくくるばんえい記念は、1トンの高重量で道中何度も刻みながら、止まりながらも力強くゴールを目指す戦い。今年は天候にも恵まれそうで、重めの馬場での力勝負を楽しみにしています。
本命はアオノブラック。昨年レース後に藤野騎手が「少し障害で時間がかかってしまいました。第二障害をメジロゴーリキと一緒に降りていたら勝っていました」と初参戦で手応え感じていたコメントをしていました。その後、数々の重賞で経験を積み重ね、ばんえい記念に向けて成長してきたその力を大一番で爆発させて欲しいと思います。
印は5頭に打ちましたが馬券はアオノブラックの単勝1点で。これはかなり早い段階から決めていた勝負馬券です。頑張れ、アオノブラック!
◎4 アオノブラック
○9 メムロボブサップ
▲2 コマサンブラック
△1 インビクタ
△8 メジロゴーリキ
単勝
4 6000円 計6000円