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10/31北見記念回顧

アオノブラックが今季重賞2勝目

 10月31日(日)には重賞・北見記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のアオノブラックが優勝。5月のばんえい十勝オッズパーク杯以来となる勝利を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.マルミゴウカイ(860) 出走取消
 2.メジロゴーリキ(860) 3.3
 3.センゴクエース(880) 3.2
 4.キタノユウジロウ(860) 7.4
 5.アオノブラック(860) 3.2
 6.アアモンドグンシン(860) 4.7

 マルミゴウカイが出走取消となり、今年の北見記念は5頭立てと少し寂しいメンバー構成に。7月の旭川記念を制したセンゴクエースと、前走2着で復調気配のアオノブラックが単勝3.2倍で並びましたが、票数の差でセンゴクエースが1番人気に。前走岩見沢記念で久々の勝利を飾ったメジロゴーリキが3.3倍と差のない3番人気で、他2頭も単勝はひと桁台と実力伯仲の人気となりました。

 第1障害先頭はアオノブラックで、メジロゴーリキ、アアモンドグンシンが追走。センゴクエースも加わり、キタノユウジロウだけが少し置かれる展開となりました。800キロ台後半の重量で各馬前半は慎重な脚取り。アアモンドグンシンがわずかに先頭で第2障害に到達し、ここまで81秒とスローペースになりました。
 前4頭が第2障害下に集まると、まずアオノブラックが仕掛けますが、登坂途中でひと息。続いたアアモンドグンシンも坂の中腹で止まり、3番手で仕掛けたメジロゴーリキがふた腰先頭で障害をクリア。立て直したアオノブラックが2番手で続きます。
 後ろ3頭は障害で苦戦し、前2頭のマッチレース。残り30メートルあたりでアオノブラックがとらえると、メジロゴーリキも懸命に食い下がりますが、じわじわと引き離したアオノブラックが先頭でゴール。メジロゴーリキは2秒0差で2着。メジロゴーリキがゴールしたあとようやく障害を越えたアアモンドグンシンが3着で入線。センゴクエースとキタノユウジロウは第2障害を越えられず競走中止となりました。

 勝ったアオノブラックは、5月のばんえい十勝オッズパーク杯以来の勝利で、7つ目のタイトルを獲得。オッズパーク杯のあとはハンデ増加や、夏場は馬体減などもあって成績が振るいませんでしたが、今回はセンゴクエース以外の馬と同重量となり、その力を遺憾なく発揮しました。シーズン終盤に向けても活躍が期待されます。

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藤野俊一騎手「春先の重賞を勝ったことでハンデを背負う立場になって、また夏負けして調子が悪かったので焦らずじっくりとやってきました。少し涼しくなって馬もだいぶ調子が上がってきていい感じになってきました。(レースプランは)ゲートが開いてからでぼちぼちと考えながら行きました。練習で軽い荷物で走らせたことがよかったかなと思いますが、重量が重量なので途中でちょっと堪えていました。(メジロゴーリキとの競り合いについて)向こうも強い馬なので頑張って止まらずにゴールしてくれることを祈っていました」

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