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9/29銀河賞回顧

トップハンデのキタノユウジロウが4歳二冠目を制覇!

 9月29日(日)は重賞・銀河賞(4歳オープン)が行われ、単勝2番人気のキタノユウジロウが優勝。トップハンデをものともせず4歳シーズン二冠目を制しました。

 【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
  1.キタノユウジロウ(750) 4.5
  2.アアモンドグンシン(740) 2.1
  3.ミノルシンザン(710) 6.7
  4.オレワチャンピオン(730) 25.6
  5.コウシュハレガシー(730) 9.9
  6.マツノタイガー(720) 27.8
  7.ジェイコマンダー(730) 50.2
  8.オレノタイショウ(720) 33.6
  9.ハマノダイマオー(720) 6.0
  10.オールラウンダー(710) 57.7

 柏林賞馬ミスタカシマが出走回避となり、単勝1番人気に推されたのは、ばんえい大賞典、ばんえいダービーと3歳二冠を制したアアモンドグンシン。はまなす賞で重賞初制覇となったキタノユウジロウが4.5倍の2番人気。目下3連勝のハマノダイマオーが6.0倍の3番人気、今季13戦して3着以内を外したのは1度のみと安定のミノルシンザンが6.7倍の4番人気で続き、5番人気コウシュハレガシーまでが単勝10倍を切る人気となりました。

 馬場水分は1.0%。まずアアモンドグンシンが第1障害を勢いよく先頭で越えますが、ひと息入れたところで交わして先頭に立ったのがトップハンデのキタノユウジロウ。この2頭に加えオレワチャンピオン、コウシュハレガシー、マツノタイガーが先団を形成します。各馬が各々のペースで刻むと、オレワチャンピオンとコウシュハレガシーが先に60秒で第2障害下に到達しました。
 全馬が第2障害下にたどり着く前に、最初に仕掛けたのはオレワチャンピオンで、それを見てマツノタイガー、キタノユウジロウ、コウシュハレガシーも登坂を開始。アアモンドグンシンは前4頭を見るかたちで仕掛けます。オレワチャンピオンが第2障害を先頭でクリアすると、キタノユウジロウ、コウシュハレガシー、マツノタイガー、アアモンドグンシンと各馬ひと腰で続きます。
 残り30メートルあたりで、先頭はキタノユウジロウ。差なくコウシュハレガシーが続き、オレワチャンピオンも粘りますが、障害を5番手で越えたアアモンドグンシンがじわじわと脚を伸ばして2番手まで差を詰めます。しかし、先頭のキタノユウジロウは最後まで行き脚が衰えることなく後続を振り切って勝利。アアモンドグンシンは差を詰めきれず1秒2差の2着で、3着にコウシュハレガシーが入りました。

 勝ったキタノユウジロウは、2、3歳シーズンの重賞では善戦止まりでしたが、3・4歳混合のはまなす賞に続き、重賞を連勝。確かな成長と充実ぶりがうかがえることから今後の重賞での走りも楽しみです。

 アアモンドグンシンは惜しくも2着に敗れましたが、3歳二冠の実力を示しました。また、3着コウシュハレガシーも3歳三冠すべて3着に加え、ここまでの4歳シーズン二冠でも2、3着と堅実なレース運びが光ります。今年の4歳世代は実力が抜けた馬がいないだけに今回出走を回避した柏林賞馬ミスタカシマも含め、三冠目の天馬賞で世代の頂点を争うことになりそうです。

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松田道明騎手「トップハンデでしたが、馬場水分もちょうど良い状態で良いレースができました。厩舎関係者のおかげで前回のはまなす賞に続き、重賞を連勝することができました。これからも厩舎一丸となってキタノユウジロウを強くするために努力しますので、よろしくお願いします」

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