前週終了(3月4日)時点で、阿部武臣騎手と鈴木恵介騎手の勝ち星が184で並びました。今季も残り8日間となっており、騎手リーディング争いはさらに熱くなってきそうです。
さて、3月10日(日)のメインには、BG3・ポプラ賞が組まれています。4歳・5歳の混合戦ですが、2012年以降の1、2着馬は同世代というデータも。今年は果たしてどうなるでしょうか。注目の一戦です。
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【第25回開催4日目】
3月9日(土)のメイン第10レースは、花月特別(A2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。3月2日(土)のA2級-1組予選、3月4日(月)のA2級-2組予選から上位馬で行われる決勝戦ですが、22連勝を達成したホクショウマサルを含め5頭が回避し、2頭が繰り上がったため7頭立てとなっています。
ここはA2級-2組予選を勝利した◎プレザントウェーが主役です。2、3走前はともに2着でしたが、前走では先頭で障害を越えたサクラダイチを、ほとんど差のない2番手から追いかけコンマ8秒差で競り勝っています。勝ち味に遅かったぶんこの勝利は大きく、A2級-1組予選の上位2頭が不在なら連勝も十分ありえるでしょう。
○ヤマノホシは、A2級-1組予選では決め手の差で3着に敗れましたが、前走の上位2頭が回避とこの馬にとっては有利な組み合わせ。770キロを課された2月のヒロインズカップを除けば障害は安定しているだけに上位争い十分です。
▲サクラダイチは障害巧者だけに、他のメンバーが障害で苦戦するようならA2級-2組予選2着から前進がありそうです。
同4着△カクセンキングは、末脚は堅実だけに障害次第ではチャンスがありそうです。
【第25回開催5日目】
3月10日(日)のメイン第10レースは、BG3・第40回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:00発走予定)。昨年8月に実施された3歳・4歳混合重賞・はまなす賞は、3歳オープン700キロ、4歳オープン710キロだったのに対し、ポプラ賞はオープン770キロでオープン馬には賞金130万につき10キロ課される条件となっています。
メヂカラが回避し繰り上げ出走になった5歳馬◎ゴールデンフウジンは、前走然別賞(オープン-1組)では、末脚を発揮し勝ち馬ジェイワンからコンマ5秒の3着。はまなす賞は不出走ですが、4走前の5歳馬限定重賞・天馬賞では2着と同世代では能力上位だけに、勝機十分でしょう。
5歳馬○メジロゴーリキは、2走前の然別賞(オープン-1組)では4着でしたが、続く前走チャンピオンカップでは重量差はあったとはいえ、オレノココロ、コウシュハウンカイといった実績馬を下して優勝。前走より重量10キロ減も好材料だけに重賞連勝のシーンまでありそうです。
5歳馬▲マツカゼウンカイは、メジロゴーリキと同じ近2走を5、3着と掲示板内を確保しており、勝ち馬との着差も10秒以内と好走といえる内容。はまなす賞勝ちの実績があるだけに上位争いが期待できます。
4歳牝馬△ミスタカシマは、近走ではハンデを課されていますが、前走白雪賞(4歳オープン)3着を含め大崩れなく駆けているのが魅力。770キロと4歳牝馬には過酷な条件ですが、能力は相当なものだけに好走に期待です。
【第25回開催6日目】
3月11日(月)のメイン第11レースは、白樺賞(オープン-1組・18:10発走予定)。
◎シンザンボーイは、前走ウィナーズカップ(4歳以上選抜)では障害先頭通過から2着馬に11秒3差をつける快勝。今回は実力馬がそろいましたが、トップハンデ830キロのオレノココロとは40キロ差の790キロとハンデ差があるだけに、連勝に期待です。
今季重賞3勝で実績上位の○コウシュハウンカイは、前走チャンピオンカップは5着でしたが、この馬に先着したオレノココロ、マルミゴウカイとは重量面で緩和されるだけに反撃十分でしょう。
▲センゴクエースは、ウィナーズカップでは膝を折ってしまい3着に終わりましたが、レース当日は雪予報と馬場が軽くなることが見込めるだけに修正も可能。前進に期待です。
△フジダイビクトリーは、前走東京スポーツ賞(オープン-2組)1着を含め、5戦連続3着以内と好成績を残しているだけに侮れない存在です。