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2018年3月10日 アーカイブ

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3/11ポプラ賞予想 矢野吉彦

2018年3月10日(土)

安定した成績で斤量有利のタカラシップ

 私が言うのもおかしいですが、当情報局の予想家さん、なんだかみんな冴えませんねぇ。先週のイレネー記念は象徴的な結果だったような気がしますよ。いよいよ残すところあと2戦。この停滞ムードを打ち破るような予想を、誰かかっ飛ばしてくれませんかねぇ(こう書いたのは、私にはその力がないと自覚しているからです。ちなみに、ていたい、と入力したら、手痛い、と変換されてしまいました。なんということだ!)。
 では、ポプラ賞。本迷、いや、本命はタカラシップです。成績は安定していて、マルミゴウカイより40㎏、ホクショウディープより10㎏軽い重量が後押ししています。かなりの人気を集めそうですが、買わないわけにはいきません。
 問題は馬券をどう買うか。まず、相手を選ぶ必要があります。バラバラ流していては儲からないでしょうからね。私が印を付けたのは、タカラシップのほか、フウジンライデン、ホクショウディープ、マルミゴウカイ、ミノルシャープ、カネサスペシャルの計6頭です。そこで、まずはタカラシップを頭にして、ほかの5頭への3連単1頭軸流しを買いましょう。買い目が20点なので1点200円としておきます。そして、選んだ馬が来ているのにタカラシップが負けちゃったときのことを考えて、タカラシップ1頭軸の3連複をほかの5頭相手に流します。買い目が10点ですから、こちらも1点200円。めでたく6000円でまとまりました。
 もちろんこれでも当たって損の"トリガミ"があるはず。それは仕方ないと割り切って、とにかく当たることを祈ります。では、今回はこのへんで。

◎6 タカラシップ
○5 フウジンライデン
▲7 ホクショウディープ
△1 マルミゴウカイ
△2 ミノルシャープ
△8 カネサスペシャル

3連単1頭軸ながし
6→5,7,1,2,8 各200円 計4000円
3連複1頭軸ながし
6-5,7,1,2,8 各200円 計2000円

3/11ポプラ賞予想 目黒貴子

逆転のチャンスが巡ってきたホクショウディープ

 3月に入ってイレネー記念、このポプラ賞、そして残るはばんえい記念と今季もラストスパート!残念ながらイレネーは勝ったカネサダイマオーを3番手評価にした3連単だったのでハズレ。なんとかこのポプラ賞でいい流れを作って大一番のばんえい記念へと向かいたいですね。
 4歳、5歳の限定重賞。斤量の差もありなかなか難しいレースです。実績から抜けた印象の馬はマルミゴウカイ。3歳時は2冠を達成、4歳では3冠と堂々たるもの。しかし今回は一頭だけ800Kの重量で、同じ5歳馬牡馬同士と考えても最小で20K、最大で40Kもの差があり、さすがに厳しいカナという印象。さらに個人的には端枠もマイナスポイント。この世代同士の戦いとなった昨年夏のはまなす賞では1番人気ながら結果は3着。その時に勝ったミノルシャープは670Kの斤量に対し、マルミゴウカイは710K。今回と同じ40Kの差もあって、それを踏まえるとどうしても重い印は打てなくなってしまいます。
 ということで今回の◎はホクショウディープ。4歳の3冠では常にマルミゴウカイの2着と悔しい結果でしたが、9月の銀河賞では20K差で3.6秒、そして1月の天馬賞では同じ斤量で4.0秒差とその差は少しずつ短縮しているといえます。今回はそのマルミゴウカイとは30Kの斤量差があり、いよいよ逆転のチャンスが巡ってきたと期待します。
 ◯はタカラシップ。これが重賞3回目の挑戦となります。天馬賞で3着と存在感を示し、その後のダイヤモンドダスト賞を快勝、どんどん力をつけて勢いが感じられます。前走もしっかり人気に応えての勝利でいい流れでこの重賞を迎えることができました。このまま一気にということも考えられます。
 ▲は前述したマルミゴウカイ。そして△にはミノルシャープ、フウジンライデン、カネサスペシャル。なんとかばんえい記念の資金稼ぎをしたいところです。

◎7 ホクショウディープ
○6 タカラシップ
▲1 マルミゴウカイ
△2 ミノルシャープ
△5 フウジンライデン
△8 カネサスペシャル

3連単
6,7→6,7→1,2,5,8 各700円 計5600円
1→6,7→6,7 各200円 計400円

3/11ポプラ賞予想 須田鷹雄

ここが買いどころのホクショウディープ

 2世代限定重賞はなかなか予想が難しい。今回の世代も、はまなす賞のときに年長組有利かと思いきや3歳馬(当時)のワンツーだった。それでもメンバーを見渡すと、全体的には現5歳組有利のように見える。
 今回は4歳組に近走の勢いがなく、5歳勢では▲マルミゴウカイがさすがに800キロではきついかな......というところ。そこで5歳勢から◎ホクショウディープ、○フウジンライデンと、若い時から重賞を賑わせていた馬に期待してみたい。特に◎はここが買いどころと考える。
 対マルミゴウカイでは柏林賞時に10キロもらって大差の2着。それが銀河賞では20キロもらって3.6秒差の2着、天馬賞では同斤で4.0秒差の2着。この流れで今回30キロ差なら対マルミゴウカイは十分に戦える。そうなれば自然と連対圏内......という計算だ。
 ヒモには4歳馬も入れて、勝ちきれない馬ではあるので2着シナリオをやや厚めに。

◎7 ホクショウディープ
○5 フウジンライデン
▲1 マルミゴウカイ
△2 ミノルシャープ
△9 コウシュハサマー

3連単1着固定
7→5,1,2,9 各200円 計2400円
3連単2着固定
7→5,1,2,9 各300円 計3600円

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