スピード決着ならセイコークイン
古馬唯一の牝馬限定重賞のヒロインズカップ。このレースは基礎重量が780kgと重く、時期的に馬場水分以上に馬場が重いことが多いため、過去10年の勝ち馬はフクイズミやエンジュオウカンなどの名牝が名を連ねます。一方で、雪が降った2014年は、スピードタイプの先行馬ダイリンビューティが勝ちました。
天気予報によると、本日、日曜日は雪が降るとのこと。雪が降れば決着タイムが2分を切ってくるので、格よりもスピードタイプにこだわって予想を組み立てたいです。
よって、◎には未だ重賞未勝利ながら、一昨年のヒロインズCで4着など、重賞ではしばじば善戦を見せているセイコークイン。この馬がこれまで重賞で勝てていないのは、現7歳世代が強いことや、この馬自身がやや詰めが甘いのが理由。しかし、スピードはあるので馬場が軽ければ、先行策から押し切る場面が見られそうです。
近走では、メンバー中でもっとも格上のキサラキクと差のないレースが出来ていること、前走のオープンではキサラキクに先着したことを考えれば、セイコークインが最有力でしょう。
○は、重賞初挑戦になりますが、雪が降って馬場が軽くなった近2走で好走しているように、スピードタイプのファイトガール。トップハンデより重量が30kg軽いことを考えれば、チャンス到来か!?
▲は、ばんえいオークス、天馬賞などBG1を2勝、今シーズンはドリームエイジカップを制したキサラキク。オープンの前走では障害で一度止まってしまったことを考えると、今回のトップハンデ790kgは厳しい条件ですが、実績から警戒必至です。
△に古馬重賞は初挑戦になりますが、世代重賞では常連のタキニシサンデー。近2走で前々でレースを進めて連対しているように、先行力も勢いもあります。5歳馬で重量も最軽量となれば、ここで通用しても不思議ありません。
あとは昨年のクインカップの勝ち馬アスリート。近走は5歳馬ながら、古馬と戦って苦戦しているところがありますが、今回の相手なら通用の余地があります。
他では昨年このレースで7着でしたが、その後力をつけたアアモンドセブン。近走は障害も安定し、成績も2着、2着、3着とまとめているだけにここも警戒しました。
最後に昨年のこのレースの勝ち馬ナナノチカラ。前々走の地吹雪賞を制しているように、スピードがあるのも確か。ただ、軽量戦を使った後の一戦だったにしても、前走がひと息だったことやキサラキクに次ぐハンデも考慮して狙い下げました。
◎ (6)セイコークイン
○ (5)ファイトガール
▲ (1)キサラキク
△ (9)タキニシサンデー
△ (2)アスリート
△ (4)アアモンドセブン
△ (10)ナナノチカラ
馬複
6-5,1,9,2,4,10 1000円 計6000円
人気馬が上位に来る可能性は、それほど高くないと見ているので、あえて均等買いにしてみます。