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10/16ナナカマド賞回顧

ゴールデンフウジンが2歳戦線の主役に!

 16日(日)は重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝6番人気の伏兵ゴールデンフウジンが優勝。世代最初の重賞を制し、一躍2歳戦線の主役に躍り出る格好となりました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.メジロゴーリキ 18.7
  2.ホクショウムゲン 1.3
  3.ミノルシャープ 47.0
  4.ゴールドインパクト 9.4
  5.シンエイボブ 45.1
  6.ジェイワン 4.9
  7.コウシュハサマー 18.1
  8.ヤマトダイジン 73.4
  9.ホクショウゼウス 100.6
 10.ゴールデンフウジン 31.6

 青雲賞こそ出走を取り消したものの、それまで7戦無敗のホクショウムゲンが圧倒的な1番人気。デビューから【6・3・1・0】のジェイワン、安定したレースぶりを見せるゴールドインパクトが単勝ひと桁台で続きます。馬場水分1.0%のなか、若駒の大一番がスタートしました。

 各馬とも横一線の飛び出しを見せ、軽快に第1障害を突破。未知の基礎重量570キロながら、勢いよく中間点を通過し、早くも第2障害にたどり着きました。
 ひと呼吸置いて、各馬が一気に登坂を開始。なかでもメジロゴーリキとゴールデンフウジンの掛かりが良く、内外で離れた2頭がほぼ同時にクリア。差なくジェイワン、ミノルシャープと続きました。
 障害後、一気に突き放したのはゴールデンフウジン。抜群のスピードを発揮し、後続との差を広げにかかり、3番手クリアのジェイワンが580キロながらこれに食い下がります。ただ、その差もいっこうに縮まらず、結局ゴールデンフウジンがリードを保ったまま、先頭でゴールを果たしました。追うジェイワンはゴール前で脚がいったん止まったものの、立て直して2着を確保。3着にはメジロゴーリキが流れ込みました。

 勝ったゴールデンフウジンはこれが4勝目。前走のA-1戦では障害での転倒もあって8着に大敗しましたが、今回は圧倒的な強さを見せて快勝しました。障害にしろ、しまいの脚いろにしろ、文句のつけようがない内容。今後の成長次第ではビッグタイトルを手にする可能性も十分です。

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西将太騎手「レースの流れは一般のレースの時と変わらないくらい速いなと思いました。前方にいけて、思い通りの位置につけたと思います。この日にむけて厩舎スタッフと頑張ってきたので、第2障害の手ごたえは良かったですが、最後まで油断せず騎乗しました。これからも良いレースをできるように頑張ります」

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