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10/16ナナカマド賞予想 山崎エリカ

現状敵なしホクショウムゲン

 今年のナナカマド賞は、デビューから無敗のホクショウムゲンがが「一昨年のセンゴクエースの再現なるか?」というレースです。一昨年は、センゴクエースが強いのに対してライバルが弱いというのがありました。しかし、今年はホクショウムゲンも強いですが、ライバルもここへ来て力をつけてきており、なかなか強いです。ただ、それでもホクショウムゲンが決定的に負けるという根拠もありません。唯一あるとすれば、体調を崩して青雲賞を回避した後の一戦となることですが、出走してくるからにはそれなりの状態にはあるのでしょう。

 よって、◎は、能検も一番時計で7戦7勝と、現状では敵なしのホクショウムゲンを推します。これまで障害を勢いで上げており、高重量戦でひと腰で上げられなかった場合の不安はありますが、こればかりはやってみなければわかりません。ひと腰で上げるにはどこかに限界があるはずですが、見た目に完成度が高く、ふた腰目も楽に入りそうなタイプです。

 〇は、牡馬の前哨戦・青雲賞ではジェイワンを1.7秒差まで追い詰めたゴールドインパクト。この馬は近3走ともにジェイワンに先着を許していますが、ジェイワンがホクショウムゲンを負かしに行こうとするならば、ある程度ペースが速くなるはず。さらにゴールドインパクトのほうが重量が10㎏も軽いとなると、4~5走前のようにゴールドインパクトがジェイワンに先着する可能性も十分あるでしょう。

 ▲は、デビューから全て3着以内で、ホクショウムゲン不在の近2走では連勝したジェイワン。ここも大崩れすることがなさそうですが、ホクショウムゲンよりも早め早めを意識し過ぎた場合には、障害で崩れて取りこぼすことも十分に考えられます。勢いで押し切れる軽馬場ならばともかく、重馬場ならば割引が必要です。

 あとは△に人気の盲点になった感のある青雲賞の4着馬ミノルシャープ。この馬が3走前に2着に降した相手は、牝馬路線では上位のいちい賞2着馬サカノイサムヒメ。いちい賞組や牝馬のトップクラスに敗れたことがある馬が穴人気に支持されるメンバー構成ならば、この馬でも通用するはず。ホクショウムゲンの2着、3着でいいという後方から決め手を生かすレースならば、一発の可能性は十分あるでしょう。

 他では青雲賞の3着馬ゴールデンフウジン。この馬は前走こそ躓いて転倒したものの、4走前には〇ゴールドインパクトや▲ジェイワンを撃破した実力馬です。確かに前走で障害で崩れてさらに増量というのは割引材料ですが、もともとの能力を考えれば巻き返して不思議ない馬。一考の価値は、十分にあるでしょう。

 ◎ (2)ホクショウムゲン
 〇 (4)ゴールドインパクト
 ▲ (6)ジェイワン
 △ (3)ミノルシャープ
 △ (10)ゴールデンフウジン

 馬複
 2-4,6,3,10 1500円 計6000円

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