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今週の見どころ(3/5~3/7)

 3月6日(日)のメインには、2歳シーズン三冠の最終戦・イレネー記念が組まれています。昨年度はセンゴクエースが無敗のまま制し、三冠馬に輝いていますが、今シーズンは、一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップとも制したのは違う馬。二冠馬誕生なるか、それとも三冠を別々の馬が分け合うのか。注目の一戦です。

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【第25回開催1日目】
 3月5日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン-1組・18:05発走予定)。次開催の3月20日にばんえい記念が控えているからか、少頭数の5頭立てとなりました。
 中心視したいのは◎ニュータカラコマ。前開催のウィナーズカップ(4歳以上特別競走優勝馬選抜)では第2障害2番手クリアから、トレジャーハンターを早めにとらえると、そのまま押し切って快勝。格の違いを見せつけました。2開催前の然別賞(オープン-1組)も前走と同じようなレースで制しており、ここでも引き続き好勝負が期待できそうです。
 ○トレジャーハンターは然別賞5着で、ウィナーズカップが2着。いずれも障害はひと腰で越えている巧者です。今回のメンバーなら先手が取れそうなので、逃げ切りも一考です。
 ▲オイドンは2開催前にはスピードスター賞を使われましたが、それまでは、オープン-1組特別を2連勝。前開催の重賞・チャンピオンカップでは820キロで障害に手こずりました(6着)が、20キロ軽い800キロなら巻き返してくるでしょう。

【第25回開催2日目】
 3月6日(日)のメイン第10レースは、重賞・第47回イレネー記念(18:10発走予定)。牡馬690キロ・牝馬670キロの定量で明け3歳チャンピオンの座を争います。
 12月28日の重賞・ヤングチャンピオンシップを圧勝した◎ホクショウディープに注目。第2障害ひと腰先頭で越えると、ゴールまでまさに一人旅。2着ツルイテンリュウに11秒2差をつけました。前開催の3歳A級-1組戦(2月21日)ではトップハンデながら、差し脚を生かしたレースで快勝。ヤングチャンピオンシップより5キロ重い負担重量もまったく問題にしませんでした。第1回能力検査でトップタイムを叩き出した素質がいよいよ開花。定量戦なら、軸不動という評価が妥当でしょう。
 ○キタノリュウキはヤングチャンピオンシップの3着馬。ひと腰で障害を越えたのは7番手でしたが、ぐんぐん差を詰め、2着ツルイテンリュウに1秒4差まで迫りました。通算5勝は強調材料になりませんが、前述のヤングチャンピオンシップに加え、十勝産駒特別2着など大崩れの少ない成績。障害巧者が重賞の舞台で変わり身を見せるかもしれません。
 ▲プレザントウェーは、近6走が3勝、2着1回、3着2回という上り馬。2月21日の3歳A級-1組戦では逃げて、ホクショウディープから2秒1の僅差3着に踏ん張っています。重賞・特別経験は十勝産駒特別6着が唯一ですが、このところの充実度を考えれば、ここでも十分やれそうです。
 △ツルイテンリュウは、釧路産駒特別、ヤングチャンピオンシップともホクショウディープの2着。同馬を除けば、このメンバーのなかでも能力上位の存在といえます。ただ、最近は流れ込むだけのレース続きなのが気になるところ。
 十勝産駒特別の勝ち馬×アラワシキング、同4着×サクラダイチは、近走に復調気配が感じられます。押さえには必要かもしれません。

【第25回開催3日目】
 3月7日(月)のメイン第10レースは、弥生特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 前開催でA2級-1組戦(2月21日)を使われた組が有力でしょう。なかでも注目は同レースを含め、A2級-1組戦で2戦連続2着の◎マゴコロ。前々走は現A1級で格上的存在のシンザンボーイをとらえ切れず、前走は決め手あるトモエエーカンの大駆けに遭ってしまったものの、障害を早めにまとめて、最後まできっちり伸びる好内容でした。次週(3月13日)に4歳・5歳混合の重賞・ポプラ賞が組まれている関係で、今回は相手関係が楽になっており、今度こそ勝利で飾るか。
 ○センゴクイチは、2月21日のA2級-1組戦では5着でしたが、障害ひと腰クリアから、2着マゴコロと1秒8差なら、展開次第で巻き返しも十分。障害巧者なので特別戦の重量増も歓迎でしょう。
 同4着▲オメガグレートは、5走前の新雪特別(1月4日)でA2級-1組特別を制しており、実績上位の存在。その後は勝ち切れませんが、特別戦で変わり身がありそう。
 他路線組で注目は、前走A2級-2組戦で2着の△チヨノタカラ。決め手あるジャングルソングに最後まで食らいついての1秒7差惜敗は、状態の良さを感じさせました。

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