ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 今週の見どころ(1/16~1/18) | メイン | 1/24ヒロインズC予想 斎藤修 »

今週の見どころ(1/23~1/25)

 1月24日(日)のメインは、4歳以上牝馬による唯一の重賞・ヒロインズカップ。出走10頭中7頭が6歳以下と若いメンバーにより争われます。前哨戦のレディースカップを使われていた馬が多いですが、同レースは4、5、6、7歳、8歳以上の各世代から2頭ずつというメンバー構成で実施されており、不出走組からの上位食い込みにも警戒が必要かもしれません。

コース使用方法についてのお知らせはこちら

【第22回開催1日目】
 1月23日(土)のメイン第10レースは、吹雪特別(B2級-1組・18:05発走予定)
 好調馬揃いで混戦模様ですが、4歳牝馬メムロコマチに注目。何といっても、ばんえいオークス3着の実績が光ります。B2級-1組特別には、射手座特別(12月5日)で1度だけ挑戦し7着と敗れていますが、昇級初戦でペースに戸惑った様子。その後B2級では平場戦を2度使われて、3走前の1組戦は5着で、前々走の2組戦が第2障害をひと腰で越えて3着とクラス慣れが感じられます。特別戦も2度目なら上位進出が期待できるでしょう。
 今回のメンバー中8頭が出走していた射手座特別を逃げ切ったのがシマノシンザン。平場戦では追走に苦労する面も見られますが、特別戦のペースがハマった可能性が高いです。近2走は8、6着でも障害のキレはよく、特別戦で変わり身必至といえます。
 ソラチキクヒメは前々走のB2級-1組戦(1月10日)が着差以上に強い勝ち方。前走の2組戦は離れた2着でしたが、降雪の中のレースで評価は下がりません。1組特別には初挑戦でも、障害力を生かし好勝負が期待できそうです。
 射手座特別が9着だったセンショウレディーですが、近3走は積極的な競馬から1、2、4着と結果が出ています。特別戦でも見せ場以上がありそうです。

【第22回開催2日目】
 1月24日(日)のメイン第10レースは、古馬女王決定戦・第26回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:10発走予定)
 重量格による別定重量戦で、オープン馬は今季の収得賞金100万円につきさらに10キロ増となります。オープン馬3頭が780キロでトップハンデですが、最大でも30キロ差しかつかないのなら、格付上位馬が力を示しそうです。
 注目は、ナナノチカラ。前哨戦・レディースカップ(12月14日・4歳以上牝馬選抜)が1番人気で6着でしたが、もともと小さい馬体を大幅に減らしており、本調子になかった様子。当時から体重を40キロ戻した前走では、この馬らしい決め手を生かしたレースで、白星を挙げています。昨年のこのレース(3着)で770キロを経験しているのも強み。復活なった今なら、主役は譲れません。
 キサラキクは、レディースカップをあっさり逃げ切って勝利。続く前走の5歳重賞・天馬賞では第2障害3番手クリアから早めに先頭に立つと、2着ハクタイホウを10秒8もちぎる圧巻の勝利を収めています。今回はメンバー中で唯一、賞金別定重量の加増が10キロあるものの、ほかのオープン馬2頭と同じ780キロなのは、若馬の減量により相殺されているため。初の負担重量ながら、実質トップハンデなのはやや心配です。
 レディースカップ4着のセイコークインは、前走で古馬オープン2勝目(混合戦含む)をマークし意気上がるところ。追い比べの末2着にしりぞけたのは、前述のハクタイホウでした。スピード比べに強いので、軽めの馬場になるようなら浮上してきそうです。
 条件級馬ではA2級のマゴコロに注目。5月に行われたカーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)、レディースカップとも2着に好走。いずれも好位で流れに乗ると、第2障害ひと腰クリアから勝ち馬に迫っています。760キロは初めてですが、障害力があるのでこなせるはず。オープンの3頭に割って入ることができるでしょうか。

【第22回開催3日目】
 1月25日(月)のメイン第10レースは、六花特別(A2級・18:05発走予定)
 3連勝中のワールドピサに注目。ここ3走の2着馬は、3走前がイッキフジ(A1級)で、前々走と前走がテルシゲ(昨年3月の特別戦でオイドンの僅差3着)と強豪で、価値ある連勝でした。A2級特別では今季馬券に絡んでおらず、歓迎とはいえませんが、障害のキレも文句なしの近況だけに、好勝負に持ち込みそうです。
 スピードフジも3連勝中。前走のB1級-1・2組決勝混合特別では、第2障害6番手で越えると、逃げ残りを狙うテルシゲを競り落としています。3走前、前々走も差して勝っていますが、特別戦でも同じようなレースで、しかもテルシゲを破ったことは自信になったはず。今回がA2昇級初戦ですが、格負けの感はなく、連勝継続なるでしょうか。
 キタノサムライも強烈な差し脚が武器。中団で競馬ができれば、3着だった新雪特別(1月4日・A2級-1組)くらいのレースは可能でしょう。
 テンカムソウカツオーカンは勝ち味に遅いものの、今季A2級特別で連対実績があります。今開催は、次週2月1日に5歳オープン特別が組まれている関係で、相手関係がやや楽になっています。上位食い込みの可能性も十分です。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.