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11/22ドリームエイジC予想 山崎エリカ

ハンデに恵まれたニュータカラコマに期待

 ドリームエイジカップは、年齢ごとに賞金上位2頭に出走権のあるレースですが、通常の古馬重賞と替わり映えのないメンバーで行われます。しかし、近3年は大波乱の連続で、8番人気のテンマデトドケ、7番人気のトレジャーハンター、9番人気のインフィニティーなどの超絶人気薄が勝利しています。これには当然、今シーズンの重賞勝ち馬にハンデが課せられるために、それらが不発する形で荒れているというのもあるでしょう。しかし、一番の理由は、オープン特別とそれほど変わらない基礎重量で行われることにありそうです。

 このレースを予想するにあたっては、古馬重賞を予想する感覚よりも、「オープンを予想する」という意識のほうがより的中に近づけます。実際に一昨年のトレジャーハンターには美味しい思いをさせてもらいました。よって、これまでの重賞実績などほぼ無視して予想を組み立てます。

 そう考えると、まず、最初の行き着くのは、前走でオープン勝ちのニュータカラコマです。ニュータカラコマは、今シーズンのばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念で3着、北斗賞4着と重賞で善戦はしていますが、今年はまだ重賞を勝っていません。それゆえに今回は、前走で2着に降したフジダイビクトリーよりも20㎏軽い重量で出走できます。今年10月に戦列復帰して、復調も見せたとなれば、◎に浮き上がってくるのはこの馬となります。

 ○は3走前の秋雲特別で◎ニュータカラコマとは、小差の3着のインフィニティー。前走では膝をついてしまったので5着に敗れましたが、それでも今回のメンバーではニュータカラコマ、フジダイビクトリーに次ぐ着順。それでいて、この馬も昨年同様にこれまでの重賞で常に善戦ながら、まだ一度も勝っていないので、ニュータカラコマと同じ重量で出走できるのが魅力です。

 ▲は2年前のこのレースでは2着に善戦し、波乱の片棒を担いだホクショウユウキ。この秋に入って、長期スランプから脱出して、重賞でも掲示板入りしているし、3走前と前走ではオープン(2組)を勝利。当然、侮れない存在です。

 △に4歳牝馬ゆえに重量が軽いキサラキク。この馬はフクイズミ以上の気まぐれで馬体重の増減も激しく、事前予想の取り扱いがとても難しいところがあります。前走クインカップ2着時から大幅に体重を減らしていなければ、より上位に来られる可能性が高まります。

 あとは3走前のオープン(2組)では、▲ホクショウユウキと小差のキタノタイショウ。この馬は、昨年のばんえい記念勝ちの実績などから、高重量戦のほうがいいイメージがありますが、障害スンナリしたタイプではないので、今回くらいまで重量が減るのは悪くなでしょう。

 他では今回でもトップハンデを背負いますが、それでも前走のオープンでは2着のフジダイビクトリー。相手が重量に恵まれていることを考えると、正直、ここは善戦止まりの感がしています。しかし、消すとやられそうな条件選ばずの堅実さが怖いのでここは一応、押さえることにしました。

 ◎ (4)ニュータカラコマ
 ○ (1)インフィニティー
 ▲ (6)ホクショウユウキ
 △ (8)キサラキク
 △ (10)キタノタイショウ
 △ (5)フジダイビクトリー

 馬複
 4-1,6 1500円
 4-8,10,5 1000円 計6000円

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