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2/16黒ユリ賞回顧

キサラキクが牝馬戦線の主役に名乗り!

 16日(日)は重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝1番人気のキサラキクが優勝。牡馬混合のA-1戦で好勝負を演じてきた実力をいかんなく発揮し、重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は5.0%と軽めで、道中もやや速めのペース。各馬とも2、3度脚を止めましたが、ほぼ横一線のまま進み、障害前でわずかにアアモンドセブンが抜け出す形で勝負どころを迎えました。
 最初に仕掛けのは、そのアアモンドセブン。一気に天板近くまで駆け上がると、他馬も登坂を開始します。その間にアアモンドセブンが先頭で障害を突破。1馬身ほどの差でキサラキク、センゴクイチが続き、やや離れてメモリアルサマー、アサヒメイゲツが追撃態勢に入りました。
 先頭の3頭は横並びでしたが、残り30メートル付近でアサヒメイゲツが追いつき、4頭による争いに。しかし、それを合図としたかのようにキサラキクがグングン加速して、3頭を突き放しにかかります。その後も確かな脚いろで歩き続け、結局3秒2の差をつけ、キサラキクが先頭でゴールを果たしました。2番手追走のアサヒメイゲツが残り5メートルでストップし、結果2着はアアモンドセブン。1秒差の3着にセンゴクイチが入りました。

 障害でいったん前のめりになったキサラキクでしたが、終始落ち着いたレースぶりが光りました。特に障害を下りてからアサヒメイゲツが迫ったところで、もう一段高いギアに入ったあたり、奥の深さも感じさせました。障害には多少の不安を残しているものの、今後も牝馬戦線での活躍が期待できそうです。
 2着のアアモンドセブンは終始レースをリードしながら、最後もしぶとい粘りを見せました。その先行力は今後も武器となりそうで、軽馬場の際にはまた上位争いを演じてくれるに違いありません。

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藤野俊一騎手「以前から障害が課題でしたが、それさえうまくクリアできれば、なんとかなるという手ごたえはありました。きょうのレースも少し危なかったですが、しっかり持ちこたえてくれましたね。良いレースができました」

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