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7/14北斗賞回顧

インフィニティー古馬戦線の主役に名乗り!

 14日(日)は重賞・北斗賞(4歳オープン)が行われ、単勝5番人気のインフィニティーが優勝。同馬のみならず、手綱を取った浅田達矢騎手も悲願の重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は0.7%と、極端に重い馬場でレースはスタートしました。先行したのはキタノタイショウ、トレジャーハンターあたりで、インフィニティーもこの一角。しかし、シベチャタイガーが行く気を見せると一気に先頭に躍り出て、2馬身ほど差を広げて第2障害下にたどり着きました。
 各馬、砂煙が流れるのを待つかのように障害下でじっくりと脚をためます。しかしトレジャーハンターが仕掛けると、堰を切ったように登坂を開始。重い馬場に苦戦を強いられますが、ホリセンショウがようやく登り切って先頭でクリア。インフィニティー、トレジャーハンターが続き、やや遅れてシベチャタイガー、ホッカイヒカルも難関を突破しました。
 残り30メートルを切ってからもホリセンショウがしぶとく歩き続けますが、残り20メートル標識付近でストップ。その隙にインフィニティーが並びかけ、さらに障害7番手からいつの間にかここまで位置取りを上げてきたキタノタイショウも内から先頭をうかがいます。この3頭にホッカイヒカルも加わり、横一線の叩き合いとなりました。しかし残り10メートルでキタノタイショウの脚が止まって脱落。勝負のゆくえは3頭に絞られましたが、各馬一歩も譲らない好レースに。結局そのまま3頭が小差のまま、ゴールになだれ込みました。わずかに先着したのはインフィニティー。0秒3差でホッカイヒカルが2着で入り、さらに0秒3差でホリセンショウが3着。1番人気のギンガリュウセイは障害6番手から押し上げたものの、4着までが精一杯でした。

 インフィニティーは今年のばんえい十勝オッズパーク杯(3着)、旭川記念(4着)に続く、3度目の重賞挑戦。これまで特別でもなかなか勝ちきれなかった同馬が、216戦目にして重賞初制覇を果たしました。この力の要る馬場を最後まで歩き通したレース内容もよく、今後も古馬重賞戦線の主役級として活躍してくれることでしょう。

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浅田達矢騎手「なかなか重賞で勝てなかったですが、やっと勝つことができました。障害を下りてからがしぶとい馬なので、それさえうまくクリアできればチャンスがあると思っていました。きょう勝てたのは馬主さん、調教師、厩舎スタッフのおかげ。まだ重賞を勝ったことがないのに乗せてもらえて、本当にうれしかったです。まだこれからの馬なので、もっともっと強いところを見せたいと思います」

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