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2012年10月 アーカイブ

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今週の見どころ(10/6~10/8)

2012年10月 5日(金)

 10月7日(日)、8日(祝・月)の2日間、帯広競馬場では、「フードバレーとかちフェスティバル2012」が行われます。また、7日には「道新花火大会」(20:20~20:50)も実施されます。なお、イベントの開催にともない、両日のレース発走予定時刻が、第1レースは14:00、メイン第11レースが19:25など、通常とは異なりますのでご注意ください。

☆☆☆「オッズパークLOTO」にて、キャリーオーバー378万円発生中!(10月1日終了現在)☆☆☆

 10月6日(土)のメイン第11レースは、桔梗特別(B1級-1・2組決勝・20:00発走予定)。B1級-1組予選(10月1日第10レース)とB1級-2組予選(9月29日第10レース)の上位馬による一戦です。
 2組予選を含め3戦連続2着のカネサエイショーに勝機到来といえます。格上的存在の1組予選組が、勝ち馬ニシキエースをはじめ、いずれも別定重量の加増があるだけに、ノーハンデのこの馬にとって戦いが有利に運べそうです。
 1組予選は、馬場水分5.1%とかなりの軽馬場で行われただけに、結果がここにつながるかは疑問なところ。今回は馬場が落ち着きそうなだけに、1番人気で3着キョウエイボーイや3番人気で5着アアモンドマツカゼの巻き返しがあるかもしれません。
 ニシキエースは、銀河の森特別(9月15日・B1級-1組)でカネサエイショーを破り、前走1組予選も制して目下2連勝中。しかし、重量増が堪えそうなタイプだけに、別定10キロを課せられる今回は微妙に映ります。

 10月7日(日)のメイン第11レースは、疾風賞(3歳以上選抜・19:25発走予定)。規定重量500キロの別定にて争われる一戦です。
 この条件に初挑戦か実績の乏しい馬が多いなか、アオノレクサスの昨年7月のサマーダッシュでの4着は目立ちます。目下3連勝中と状態面もよく、押し切りが期待できそうです。
 負担重量面で有利なのが470キロの4歳牝馬ヘイセイオトメ。こちらも出走取消を挟んで2連勝中と好調です。
 ワタシハキレイズキは、今季未勝利で、近走は勝ち馬から離された敗戦が目につきますが、先行策から障害もこなせています。480キロだけに、一気の逃走もあるかもしれません。

  10月8日(祝・月)のメイン第11レースは、オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン・19:25発走予定)。11月4日に行われる3歳二冠目・ばんえい菊花賞の前哨戦として見逃せません。
 一冠目・ばんえい大賞典を制したブラックボスが、秋はここから始動します。ばんえい大賞典ではライバル・ニシキエーカン(4着)に8秒7差をつけ快勝しました。その後も休まずに使われてきたニシキエーカンに対し、ブラックボスは2開催空けての参戦です。ばんえい大賞典ではニシキエーカンのほうが10キロ重かったものの、今回は同重量での対決となります。
 テンカムソウは、3歳限定のオープン特別では2戦2連対の実績。ばんえい大賞典では6着と敗れましたが、スピードが生かせる、これくらいの負担重量では侮れないでしょう。
 ばんえい大賞典で3着と好走したニシキウンカイは、その後、3連勝と絶好調です。ばんえい大賞典2着ワールドピサが不在だけに、再び二強に割って入るシーンもありえます。

岩見沢記念賞 予想結果

2012年10月 1日(月)

斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×9R=54,000円

斎藤  修  -3,750円
須田 鷹雄 -12,150円
矢野 吉彦 -50,750円
山崎エリカ -52,700円

9/30岩見沢記念回顧

カネサブラックが貫禄の重賞19勝目!

 30日(日)は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のカネサブラックが優勝。今年の旭川記念以来となる、重賞19勝目を挙げました。

 馬場水分は4.5%とやや軽め。とはいえ基礎重量が800キロを超える高重量戦だけに、各馬慎重なレース運びとなりました。キタノタイショウ、カネサブラックあたりが先行し、シベチャタイガーもこの一角。立ち遅れたエンジュオウカンを除く各馬が、ほぼ横一線で第2障害下にたどり着きました。
 真っ先に仕掛けたのはカネサブラックで、それと呼応するようにナリタボブサップ、ホクショウダイヤも動きます。シベチャタイガーも抜群の掛かりで、これらに続きました。
 難関を最初に突破したのはナリタボブサップ。やや遅れてカネサブラックが続き、シベチャタイガーも圏内でクリア。以下キタノタイショウ、フクドリらも続いて追撃態勢に入りました。
 快調に飛ばしていたナリタボブサップでしたが、残り30メートル付近から徐々に脚いろが鈍り、カネサブラックが差を詰め始めます。残り20メートルでカネサブラックが並び掛けて2頭のたたき合いとなりましたが、3番手争いの3頭も横一線で、予断を許さない状況。しかし、これが最強馬の底力か、カネサブラックが残り5メートルでグッと前に出ると、さらに追い込んできたフクドリを退け、先頭でゴールを果たしました。ナリタボブサップは懸命にカネサブラックに食い下がっていましたが、ゴール線上で力尽きてストップ。その間にフクドリ、シベチャタイガー、キタノタイショウがなだれ込むようにゴールし、結局ナリタボブサップは5着に敗れました。

 現役最強馬の力を見せつけ、重賞19勝目を飾ったカネサブラック。今季も旭川記念制覇のほか、北斗賞、ばんえいグランプリでともに2着、ばんえい十勝オッズパーク杯3着と、地力の高さを見せつけています。逃げるナリタボブサップを焦らずきっちり差し切ったあたりは、王者の風格。今後も力強いレースを見せてくれることでしょう。
 フクドリが持ち前の末脚を発揮して2着。これまで重賞勝ちはありませんが、天馬賞、北斗賞で2着があるとおり、一線級が相手でも互角のレースぶりを見せています。やや軽めの馬場を追い込んできたレース内容もよく、展開次第でタイトル奪取の可能性も十分です。

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松田道明騎手「楽に勝ったわけではなく、結構つらかったです。馬場に脚を取られていたので時計がかかるかなと思っていたのですが、速いタイムでゴールしたので、たぶん軽かったのではないでしょうか。そういう馬場で、さらに切れ味のある馬が何頭かいたので、引っ張って引きつけながら競馬をしようと思っていました。天板では自分の馬もきつかったですね。ナリタボブサップも持ったままだったし、後ろから来た馬も勢いがよかったので、残り10メートルを切って(自分の馬が)『どこで止まるかな』と思ったら、ゴールに入ったところで止まったと感じでした。精いっぱい頑張ってくれましたね」

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