10月28日(日)のメインには重賞・北見記念が組まれています。また同日の第2レース(15:00発走予定)が国内現役最年長馬ゴールデンバージのラストランとなります。第4レース終了後には引退セレモニーも実施されます。"中高年の星"最後の雄姿をお見逃しなく。
29日(月)18:00からは、東京・新橋Gate-Jにて、イベント『ばんえい競馬超集中講座』が実施されます。出演は、当情報局の重賞予想などでおなじみの矢野吉彦氏、斎藤修氏と、テレビ東京の須黒清華アナウンサーです。来場者には抽選でプレゼントが当たります。ぜひお越しください。
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10月27日(土)のメイン第11レースは、能取湖特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)。
10月15日の狩勝賞(オープン混合)のほぼ再戦といえますが、そこに唯一不出走だったアオノレクサスに期待します。先週(10月21日)のカラフルカップ(3歳以上毛色選抜)は回避しましたが、ひと息入ったあとの前走で大きく馬体を減らしていたことを考えれば、1週間、調整期間が長くなったことはプラス。近4走が1、1、1、2着と好調で、ハンデ的にも有利なだけに、負けられないところでしょう。
前走狩勝賞で1番人気にこたえ快勝したオレワスゴイは、今回は別定10キロ増となりますが、障害巧者だけに苦にしないでしょう。前走の再戦模様だけに、ここも大崩れは考えられません。
狩勝賞で2着だったインフィニティーは、A1級昇級戦でしたが、クラスの壁を感じさせない走りを披露。こちらも障害力が武器です。
同3着で同じく障害巧者のウメノタイショウや、やや障害に不安が残る近況ですが同4着ライデンロックも侮れないところです。
10月28日(日)のメイン第11レースは、第33回北見記念(20:05発走予定)。今季の収得賞金60万円につき10キロ増となる別定重量戦で、カネサブラックが30キロ増の880キロ、キタノタイショウが20キロ増の870キロで、ナリタボブサップ、ホクショウダイヤ、ギンガリュウセイが10キロ増の860キロとなります。
岩見沢記念2着フクドリに期待します。障害次第という面がありますが、前走カラフルカップ(3歳以上毛色選抜)でもスムーズな登坂から、逃げ粘るギンガリュウセイを差し切り突き放す好レースを披露。夏場のスランプは脱した感があります。重賞での好走は、軽めの馬場のときが多いですが、力をつけている今なら昨年の3着以上はもちろん、勝利まで望めそうです。
ギンガリュウセイは、今季はばんえいグランプリを制しています。成績に安定感がなく、岩見沢記念は回避するなどやや順調さを欠く面も見られますが、この北見記念は、10年2着、11年優勝と得意な舞台。侮れないところです。
北斗賞の勝ち馬キタノタイショウ、旭川記念、岩見沢記念と今季重賞2勝のカネサブラックはハンデが厳しいですが、底力に期待したいところです。
10月29日(月)のメイン第11レースは、端野峠特別(A2級-1組・20:00発走予定)。
9月29日の秋陽特別(A2級-1組)で3着だったトカチタカラに期待します。9月1日のA1級混合特別で勝利している実力馬ですが、気性的な問題なのか、絶好の手ごたえで伸びていたのに、ぱったり止まってしまうこともあり、全幅の信頼は置きにくいタイプ。ですが、近走は走りに集中できているようです。前走は8着でしたが、流れに乗れなかっただけで、ペースが緩くなる特別のここは巻き返し必至。別定重量の加増がないのも有利でしょう。
秋陽特別で7着だったクロフネオーザンですが、相性がいい藤島隆雅騎手に戻った近2走は、2、2着と巻き返しています。前走ペルセウス特別(A2級-1・2組決勝混合)の勝ち馬コーネルが今回は別定5キロ増となるだけに、チャンスといえそうです。
秋陽特別5着、ペルセウス特別6着のキタノストロングは、着順ほど負けていない印象。障害さえこなせれば先行勢をまとめて差し切る場面もありそうです。