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7月7日(土)のメイン第11レースは、JA幕別青年部杯(B1級-1組・20:00発走予定)。
ここ2開催のB1級-1組特別は波乱の結果。ともにカネミセンショーが1番人気を裏切ったことによるものですが、前回の岩内仙峡特別でも障害はふた腰でまとめており、勝ったキタノドリーマーから5秒6差なら悲観するような内容ではありません。今回は人気落ちも予想されることで、むしろ狙ってみる価値があると言えます。
岩内仙峡特別の上位5頭では、勝ち馬キタノドリーマーが今回から別定5キロ増となることで、唯一ここで別定重量の加増がないのが4着ヒロノドラゴン。相変わらず勝ちみに遅いですが、障害を早めに越えられれば大崩れがありません。負担重量面で有利な今回は前進が見込めます。同2着でこちらも先行力のあるニシキエースにも引き続き注目が必要でしょう
岩内仙峡特別を使われていない馬は2頭だけですが、ミノルユウセンにも注目。前走B1・B2級決勝混合特別では1番人気を裏切りました(9着)が、雨のなかのレースで流れが合わなかった印象です。今回は相手強化となりますが、巻き返せる余地がありそうです。
7月8日(日)のメイン第11レースは、北海道競馬記者クラブ特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)。オープン馬はトレジャーハンター1頭で、その他8頭はA1級です。
A1級馬は、さまざまな臨戦過程を経ていますが、なかでも注目はライデンロック。今季は勝てないレース続きでしたが、ここにきて2連勝と調子を上げてきました。昨季はオープン-1組で勝ち星もある実績は断然だけに、3連勝を飾る可能性が大といえます。
トレジャーハンターは、今季5戦は掲示板確保が精一杯というレースが続いていますが、いずれも相手はオープンの一線級。3月まであった若馬10キロ減がないのも響いているようです。とはいえ、今回はライデンロックを除けば難敵がおらず、勝機もありそうです。
前走A1・A2級-1組混合特別を制し2連勝と勢いが出てきたユーファンタジーが昇級戦でも侮れません。昨季後半はオープンで善戦していたアオノレクサスも争覇圏でしょう。
7月9日(月)のメイン第11レースは、かに座特別(A2級-1組・20:00発走予定)。A2級で実力上位の存在だったユーファンタジーが今開催からA1級に昇級。同馬と近走好勝負をしていた馬たちにチャンスとなりそうです。
その筆頭格はオレワスゴイ。前走サロマ湖特別(A1・A2級-1組混合)では先行できずに7着(2番人気)と敗れましたが、流れさえ合えば巻き返し必至でしょう。A2級-1組では、6月9日の水無月特別でユーファンタジーの2着という実績があります。
サロマ湖特別でユーファンタジーとタイム差なし2着だったのがミサキスペシャル。課題の障害もすんなりクリアし、自慢の末脚を繰り出しました。こちらも今度こその気持ちでしょう。
安定感では水無月特別、サロマ湖特別とも3着だったスギノハリアー。障害巧者で、ここも積極策に出そうです。
前走快勝のシベチャタイガーも有力。展開がハマればアアモンドヤマトの差し脚が届くかもしれません。