2月26日(日)のメインには、チャンピオンカップが組まれています。10月の北見記念、正月の帯広記念が800キロ台後半から900キロ台前半の負担重量だったのに比べ、基礎重量800キロというこの時期にしては軽い重量で争われる重賞。カネサブラックが4連覇なるのかにも注目が集まります。
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2月25日(土)のメイン第11レースは、うお座特別(オープン-2組混合・17:05発走予定)。
前開催フリージア特別(オープン・A1級決勝混合)のほぼ再戦。その1着馬ナリタボブサップ、2着馬ホリセンショウに引き続き期待します。残り30メートルを切って先頭に立ったホリセンショウに、外からナリタボブサップが馬体を併せ、競ったままゴール。その差はコンマ2秒という激戦でした。今回、ナリタボブサップが別定5キロ増となるのに対し、ホリセンショウは据え置き。着順が入れ替わる可能性も十分です。
同じ前走で3着に踏ん張ったキンノカミも有力。ウメノタイショウは同6着でしたが、障害の安定感が戻ってきており、侮れないところがあります。
2月26日(日)のメイン第11レースは、重賞・第33回チャンピオンカップ(4歳以上重賞競走優勝馬・17:10発走予定)。
今季の重賞優勝馬6頭に、2月20日に行われたチャレンジカップの着上位馬4頭を加えた10頭立てです。
今季重賞未勝利ですがホクショウダイヤ(810キロ)に注目します。9歳にしてチャンピオンカップ初参戦となりますが、800キロだった昨年7月の北斗賞4着、820キロだった8月のばんえいグランプリ3着など、このくらいの負担重量では比較的安定した走りを披露しています。近2走はともに770キロで、障害に不安も見せず2、3着と健闘していることから調子もよさそう。当日が雪予報で軽い馬場になりそうなのも、スピードと決め手があるこの馬に好材料といえます。
このレース4連覇に挑むカネサブラックもスピードがあります。830キロのトップハンデですが、まず大崩れは考えられません。
軽馬場なら注目なのがフクドリ(810キロ)。雪で馬場水分5.8%だった3走前では、7番人気を覆す逃げ切り勝ちを収めています。
古馬重賞では苦戦が続くキタノタイショウも、軽馬場で、800キロでの出走なら見直しが必要。人気薄での一発が魅力のホッカイヒカル(810キロ)もうまく追走できれば侮れません。
2月27日(月)のメイン第11レースはオーロラ特別(オープン-3・4組決勝混合・17:05発走予定)。2月18日第10レース(オープン-3組混合)、20日第10レース(オープン-4組混合)の上位馬による一戦です。
18日第10レースで圧勝を収めたホクショウバンクに注目します。大崩れは少ないものの勝ちみに遅いという近況でしたが、久々に騎乗した鈴木恵介騎手に導かれ、約11カ月ぶりの勝利となりました。引き続き同騎手が手綱をとる今回は連勝の期待が高まります。
20日第10レース4着で最軽量ハンデ魅力のヒマワリカツヒメは、障害さえスムーズなら侮れないところ。
18日第10レースで5着で安定感ある走りのワタシハキレイズキ、同4着で障害巧者のトカチタカラ、基礎重量が増える特別でなら変わり身が見込める20日第10レースの5着馬スーパークリントンなども争覇圏です。