展開の穴ワタシハキレイズキから
普通に考えれば、実績断然のフクイズミでしょう。今年の岩見沢記念の勝ち馬であり、前走の帯広記念2着の実績があります。しかし、死角もあります。それは(1)帯広記念2着好走後の疲れが出て、前開催の白馬賞をスキップしたこと。(2)岩見沢記念では障害先頭で抜け出しているものの、本質的には末脚を生かすタイプであることです。つまり疲れが完全に抜け切っていなければ、末脚不発のパターンも考えられるでしょう。
フクイズミが末脚不発のパターンだとすると、当然フクイズミよりも先に障害を抜け出した馬がそのまま残ることになるでしょう。そこで今回◎にしたいのがワタシハキレイズキです。同馬は近2走とも平場で5着でしたが、障害は先頭で抜け出しています。このタイプは軽重量のスピードを生かすレースよりも、終いの甘さを障害力でカバーできる高重量戦のほうが向きます。近走不振の馬が多く、フクイズミ以下は横一線のメンバー構成ならば、同馬の前残りに託す価値は十分あるでしょう。
○は実績断然で、昨年の覇者でもあるフクイズミ。▲は前走の睦月特別で10着だったあたりに不安は感じますが、フクイズミ同様に牡馬の一線級と伍しているエンジュオウカン。また、エンジュオウカンは一昨年の覇者でもあります。あとは△に今年に入って勝ち星を挙げているユーファンタジーとニシキエース。
◎ (4)ワタシハキレイズキ
○ (7)フクイズミ
▲ (9)エンジュオウカン
△ (10)ユーファンタジー
△ (3)ニシキエース
馬複
4-7 2000円
4-9,10,3 各500円
複勝
4 2500円