タカノテンリュウの充実度に期待
実績はすでに7勝を挙げているオイドンが抜けています。しかしそのオイドンは前走青雲賞を感冒で回避したこともあり、2開催スキップしての一戦となります。感冒は完治しているようですが、前走から重量40㎏も増量される消耗戦では、レース間隔を開けたことが仇となる可能性も十分あります。オイドンからではそのリスクに見合った配当が得られませんから、今回はここへ来ての充実度に期待してタカノテンリュウを◎とします。
タカノテンリュウは前走の青雲賞で4着に敗れましたが、勝ち馬レットフジとの着差はわずか4.3秒でした。青雲賞は馬場水分3.1%で前がそう簡単には止まらない流れではありましたが、積極的に仕掛けていった内容は「もうちょっとだけ仕掛けを遅らせていたら、勝ち負けしていたんじゃないか?」と感じさせるものでした。
タカノテンリュウの騎手は、大レースに強い藤本騎手。もしかすると、ここを見据えて行かせるだけ行ったら、どれくらいの競馬をするか試したのかもしれません。今回で前走よりもほんのちょっと控えたら、打倒レットフジも叶わぬ夢ではないでしょう。前走はレッドフジと同重量だったのに対し、今回はレットフジよりもタカノテンリュウの方が10kg軽いというのも好ましいです。
○にはその青雲賞の勝ち馬で、目下3連勝中のレットフジ。▲にはレース間隔が開いているとはいえ、実績断然のオイドン。あとは△にいちい賞の勝ち馬トモエウンカイと青雲賞の2着馬フナノコーネル。
◎ (3)タカノテンリュウ
○ (2)レットフジ
▲ (6)オイドン
△ (5)トモエウンカイ
△ (1)フナノコーネル
馬複
2-3,3-6 各1700円
3-5,1-3 各800円