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2010年4月 アーカイブ

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今週の見どころ(5/1~5/3)

2010年4月30日(金)

 5月1日(土)~3日(祝・月)の3日間、帯広競馬場は入場無料。毎年好評を得ているふわふわランドがやってきます。ぜひご家族でお出かけください。なお3日のメインは、スーパージョッキー賞。昨年度リーディング上位騎手による腕比べが見ものです。

 5月1日(土)のメイン第11レースは春駒特別(オープン-2組・16:50発走予定)。出走馬の重量区分は、400万円未満5頭、320万円未満4頭となっています。
 昨季もオープンクラスだったツジノコウフクヤマノミントバンゼンニシキユウが格付的には有利でしょう。この4頭は3月21日のオープン特別で対戦。4頭のなかで唯一別定5キロ増だったにもかかわらずヤマノミントが4着と最先着しており、ここも中心視できそうです。ただ、ほかの3頭はレースぶりに安定味を欠くため、昇級組が割って入るスキもありそう。
 その筆頭がイッスンボウシ。パワーと障害力を武器に、昨季は準オープン特別で3勝を挙げたほか、オープン混合戦でマルミシュンキらと差のない戦いをしていた実績があります。


 5月2日(日)のメイン第11レースはすずらん賞(4歳オープン・16:50発走予定)。出走馬の重量区分は、オープン1頭、400万円未満1頭、320万円未満2頭、250万円未満6頭となっています。
 ハンデを考えれば、それほど差のないメンバー構成といえます。ここは前開催の4歳オープンを制したジャングルソングに注目。3月20日の4・5歳オープン2着、28日のクリスタル特別1着と、世代限定戦2戦連続連対で迎えた今季初戦の前走は、先頭で第2障害を越えたコマクインを差し切って突き放す余裕の勝利でした。今回は特別で負担重量増となりますが、障害巧者だけにむしろ歓迎。2連勝が濃厚といえそうです。
 フクドリは、3月21日の4・5歳オープンを制し、クリスタル特別では1番人気に推されたものの4着。前開催の4歳オープンは第2障害での大ブレーキが響き6着でしたが、自慢の末脚でジャングルソングの7秒2差まで追い込みました。障害がスムーズなら差し切る場面がありそうです。
 前開催の4歳オープンで2着に粘ったコマクインも、ばんえいオークス4着などの実績から負担重量が増えるのは心配なさそう。今回も軽ハンデを生かしたいところでしょう。
 キンノカミは近走不振とはいえ、もともとは障害巧者。2月には4歳オープン特別で勝利の実績もあり、見限れないところです。

  5月3日(祝・月)のメイン第11レースはスーパージョッキー賞(オールカマー・16:50発走予定)。昨年度のリーディング上位騎手による選抜戦。なお出走馬の重量区分は、320万円未満1頭、250万円未満7頭、160万円未満2頭となっています。
 格でいえば、前走A1級-1組特別で3着のトカチタカラ(藤本匠騎手)。相変わらず第2障害を越えてから粘れない近況ですが、ほとんどが格下の今回は貫禄を示したいところです。
 前走A1級-2組を快勝したホリセンショウ(尾ヶ瀬馨騎手)は近14戦で11連対の安定感が武器。引き続き上位争いに加わってくるでしょう。
 トウリュウ(藤野俊一騎手)は前走A2級-2組で、第2障害先頭から押し切って勝利。障害巧者ぶりは今季も健在です。
 同じ前走で2着のコーネル(大河原和雄騎手)は勝ち味に遅いものの毎年この時期は成績が上向くタイプ。
 同3着のキングファラオ(鈴木恵介騎手)はもっと上のクラスでも通用する決め手が武器。展開がハマると怖いところです。

ばんえい十勝オッズパーク杯 予想結果

2010年4月26日(月)

須田:馬複5-9 5,000円的中! 払戻12,500円
斎藤:馬単9-5 2,000円的中! 払戻9,800円
山崎:枠複5-8 4,000円的中! 払戻6,000円
矢野:枠複5-8 2,000円的中! 払戻3,000円

 と、幸先よく、第1弾の重賞ばんえい十勝オッズパーク杯は、めでたく全員的中となりました。
 ただやはりオッズまで予想して買い目を出さないといけないのは難しいようです。

【ここまでの集計】
須田 鷹雄 +7,500円
斎藤  修 +4,800円
山崎エリカ +1,000円
矢野 吉彦 -2,000円

4/25ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

2010年4月25日(日)

ナカゼンスピード、ダービー以来の重賞2勝目!


 25日(日)は年度最初の重賞として定着したばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜)が行われ、ナカゼンスピードが優勝。4連覇を目指したカネサブラックは2着に敗れ、このレース史上初めて、勝ち馬にカネサブラック以外の名前が刻まれました。

 馬場水分1.3%の重馬場ながら、負担重量が700キロ台前半だけに各馬の脚いろは軽やか。ライデンロック、ナカゼンスピード、ニシキダイジンらが馬群をコントロールする展開で、第2障害を迎えました。
 ナカゼンスピードが真っ先に動いて、ニシキダイジン、ナリタボブサップも差なく登坂開始。なかでも抜群の掛かりを見せたのはナカゼンスピードで、ひと腰で荷物を引き上げると先頭で障害をクリアいきました。1馬身ほどの差でナリタボブサップが続き、さらに1馬身半ほど開いてカネサブラック、ニシキダイジン、エンジュオウカンと、このあたりまでが争覇圏。
 逃げるナカゼンスピードは、時おり頭を上げる仕草を見せながら、脚いろは快調そのもの。残り30メートル付近で2番手に浮上したカネサブラックが激しく追い上げますが、それを意に介さないように淡々とペースを刻み、そのまま1馬身ほどの差をつけて先頭でゴールしました。3着にはナリタボブサップが入り、以下ニシキダイジン、エンジュオウカンの順で入線。

 今季250万円未満に格付けされたナカゼンスピードは、他の出走馬より30キロ軽い690キロで出走できたのが何よりの勝因でしょう。ただそれだけではなく、昨年11月からここまでオープン7連勝を含む10勝を挙げていることからも、ピークを迎えている印象があります。さかのぼれば06年のばんえいダービー馬。本格化なった今なら、さらなるタイトル奪取も期待できそうです。

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藤野俊一騎手「今回はハンデを30キロももらっていたし、昨季後半から引き続き調子も良かったので自信がありました。第2障害後は隣枠のナリタボブサップは手応えが一杯だったので、あとはカネサブラックだけと思って乗っていました。自分の馬が止まらない限りは差されないだろうという自信はありました。昨季も最後は750キロを曳いて勝っていますし、それくらいまでなら対応できると思います」

4/25ばんえい十勝オッズパーク杯予想 山崎エリカ

当レース3連覇のカネサブラックに期待

 今シーズンからこれまでの予想家、斎藤修さん、矢野吉彦さん以外に須田鷹雄さんが加わり、4人で予想対決をさせられることになりました。期間は来年のばんえい記念までで資金5000円で買い目を提示し、誰が優勝するのかを競います。さて、誰がトップで誰がビリでしょうか? 私はとりあえずビリにはなりたくないので、序盤戦から置かれることなく、好位追走を目指してがんばりますp(#^▽゚)q。

 そんなこんなの今シーズンの重賞レース第一弾のばんえい十勝オッズパーク杯。◎にしてみたいのは当レース3連覇の(5)カネサブラックです。前走のばんえい記念は惜しくも2着に敗れましたが、昨シーズンは重賞5勝と実りの一年でした。またその昨シーズンの重賞5勝中4勝が、レース間隔を1開催以上(つまり3週間以上)開けての勝利だったことから、レース間隔を開けた方が良いタイプと言えるでしょう。

 ○には当レース連続2着の(8)ナリタボブサップ。同馬は昨シーズンの重賞で2着の実績が4度あり、このメンバーでは◎に次ぐ実績馬です。前々走の然別賞ではライデンロックなどのテンに速い馬がたくさんいたためにリズムを崩してシンガリ負けを喫しましたが、前走のばんえい記念は見事3着に巻き返しています。同馬は然別賞の二の舞が懸念されている部分もあり、今回はやや人気が下落するものと思われますが、ライデンロックは前走のスターライト特別で先行力喪失気味の競馬でしたから、この一戦は自分のペースで競馬ができるものと思われます。

 ▲には昨シーズン終盤の充実ぶりは目覚しく、12月からオープンで7連勝の(9)ナカゼンスピード。◎よりも20㎏重量が軽かった1月24日のウインターカップで◎に先着していることから、今回の重量690㎏(カネサブラックよりも重量が30㎏軽い)というのは、いかにも同馬を買って下さいとう印象を受けます。ただ前述したようにカネサブラックはレース間隔を開けた方が良いタイプで、この時レース間隔を開けていなかったことから、本調子ではなかったように受け取れます。また同馬は前々走のウィナーズカップの時に障害で止まってしまったあたりから考えると、どちらかと言えば軽馬場や軽重量戦でスピードを生かすタイプです。前日土曜日の最終12レースの馬場水分は1.6%で、ひと雨降るようならチャンスが広がりますが、土曜日のような馬場水分なら○か▲の評価が妥当でしょう。

 結論として枠連5-8の1点の予定でしたが、馬連5-8の組み合わせは誰も狙っていないようなので、枠連5-8を4000円馬連5-8を1000円に配分して、カネサブラックとナリタボブサップで決着した場合の一歩リードを狙います。(←後だしジャンケンのような、イヤな感じの狙い方ですいません)

4/25ばんえい十勝オッズパーク杯予想 矢野吉彦

2010年4月24日(土)

"単打"狙いで手堅く8枠から

 ばんえい競馬ファンのみなさん、新年度、明けましておめでとうございます。厳しい状況の中ではありますが、ばんえい十勝も4年目のシーズン開幕を迎えました。今年度も熱いご支援、ご声援をなにとぞよろしくお願いいたします。

 さて、開幕週の重賞は、恒例のオッズパーク杯。雪の中で行われた去年は、ばんえい記念出走組のカネサブラック、ナリタボブサップがワンツーフィニッシュを果たしました。今年も、ばんえい記念で名勝負を繰り広げたニシキダイジン、カネサブラック、ナリタボブサップが出走してきます。
 今年のばんえい記念で上位に来た馬は、いずれも第2障害をスンナリ上がっていましたね。第2障害までのペースが超スローだったことと、第2障害の高さが160㎝で登りやすかったことが幸いしたようです。その後、馬場の砂を入れ替えたので、力のいる状態にはなりましたが、今回のばんえい重量なら、各馬ともにラクに曳けるはず。なのでここは、ばんえい記念出走組の反動に神経質になる必要はないと思われます。素直に予想しましょう。
 スピード比べになりそうなレースですから、690㎏のナカゼンスピードは要注意。これに、ばんえい記念上位組を絡めればいいのでは? でも、ボックス買いだと、当たって損になるケースが多くなっちゃいそうです。どれか軸を決めて、買い目を絞らなければ・・・。
 エッ、「今年は5000円をどう配分して買うか、示せ」ですって? それは責任重大ですね。ウーン、どうしましょうか。ひとまず今回は新年度の初戦ということで、手堅く"単打"を狙います。
 結論は8枠からの枠連5-8と8-8を2000円ずつ、あとは1-8、3-8を500円ずつです。具体的に金額を配分するとなると、オッズを見てから予想したいんですけど、そうもいかないですね。通算収支を計算するそうなので、ハッキリ言ってかなりのプレッシャーを感じています。なんとか幸先のいいスタートを切りたいものです。では、今回はこのへんで。

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