重量、展開有利なナリタボブサップ
ばんえい競馬ファンのみなさん、明けましておめでとうございます。まずは新年早々お詫びから。年末のヤングチャンピオンシップ予想ではタイヘン失礼しました。ばんえいダービー以上に堅そう、なんて書いちゃいましたが、かなり柔らかかったですね。でも、そういうことがあるのも競馬。いつまでもクヨクヨせず、新年の重賞に取りかかりましょう！
2日は、正月恒例の帯広記念。一見堅そうに見えた去年が馬複、馬単ともに万馬券の決着でしたから、なかなか手強いレースです。ふつうに考えれば、北見記念の重量と比べると今度はカネサブラックに対して10㎏もらった形になるナリタボブサップが有利でしょう。北見記念ではゴール前で苦しくなってカネサブラックに差されましたが、年末の雪で馬場が軽くなり、今度はスンナリ粘り込めそうです。気になるのは、2番人気に推された去年のレースで7着に大敗したこと。まぁそのへんは、ばんえいのリーディングジョッキーで先行馬に乗せたら天下一品の鈴木恵介騎手のことですから、ぬかりはないと思います。年の初めでもありますし、ここはふつうに考えてこの馬を頭の馬単でいってみます。
それじゃぁ、相手をどうするか。年末、大井で収録したビデオ（たぶん当日の中継で放映されるはず）では軽量が味方になると考えてニシキユウを挙げてしまいましたが、改めて成績を調べるとここではちょっと厳しそう。カネサブラックは10㎏の増量が響きそうで、馬券的には面白味に欠けます。フクイズミは前走こそ僅差の4着でしたが、ひと頃のいい状態にはないかも。だったら、去年の2着馬ニシキダイジンと、そろそろ力をつけてくる頃のアローファイターにしたいですね。もう1頭、お父さんの西弘美騎手が引退して息子の西謙一騎手に乗り替わるトモエパワーもちょっと楽しみ。相手はこの3頭にしてみましょう。
というわけで、ビデオとは違う予想になってしまいましたが、どうかお許しのほどを。2日は、これも恒例となった川崎競馬場での予想トークショーがあります。川崎では、帯広記念と、その後の新春賞の2レース発売ですので、どうぞよろしく。また、園田競馬場では、竹之上次男アナウンサーが帯広記念の予想を披露してくれることになっています。こちらも、あわせてよろしくお願いします。ではまた、明日の天馬賞で。
