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5/31柏林賞回顧

ライデンロック、底力を見せつける!

 31日(日)は重賞・柏林賞(4歳オープン)が行われ、単勝1.7倍の断然人気に推されたライデンロックが勝利。昨年の二冠馬が力を見せつけました。

 雨が降ったり止んだりという状況の中、馬場水分は8.6%の軽馬場。ニシキボスが出走取り消しとなり9頭立てでレースがスタートしました。各馬勢いよく飛び出し、横一線のまま第1障害を通過。しかし障害中間地点ではキンセイモン、アカダケキング、ウメノタイショウ、ライデンロックがさらにペースを上げ、この4頭が並んで第2障害下にたどり着きました。
 ひと呼吸おいて動き出したのはウメノタイショウ。これにライデンロックが反応し、続いてアカダケキングとキンセイモンも登坂を開始。そのうちウメノタイショウ、ライデンロック、アカダケキングの3頭が、並んで障害をクリアしました。
 軽馬場だけに勝負の行方はこの3頭に絞られた格好。各馬一歩も譲らず、一進一退の攻防がゴール前まで続きました。しかし、結局は二冠馬の底力。トップハンデをものともしなかったライデンロックが半馬身ほど抜け出し、重賞3勝目を挙げました。0秒7差でウメノタイショウが続き、さらに0.1秒差でアカダケキングが3着。

 今回ライデンロックはトップハンデの710キロを課せられていました。軽馬場ではハンデ差の影響が出にくいとは言うものの、それでも1分20秒に満たない高速決着で結果を出しただけに相当なスピードの持ち主と言えます。加えて、最後の接戦をモノにするあたりは、やはり二冠馬でありダービー馬。前走でナリタボブサップなど古馬一線級を相手に互角の勝負を演じたことからも、今後の活躍が大いに期待できそうです。
 ウメノタイショウは、ばんえい大賞典に続く2着。断然人気との僅差2着はもちろん評価でき、イレネー記念やばんえいダービーの入着からも世代上位の力を持っていることは確かです。しかし今回、ライデンロックをここまで追い詰めながら勝てなかったということは、もうひと押しが足りない印象を受けました。もちろん相手が強かったという見方もできますが、勝ち切るにはもう一皮むける必要がありそうです。

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