状態上向きのミサイルテンリュウ中心
寒くなってきましたね。北海道はもう冬。雪の便りがあちこちから伝わってくる中、ばんえい競馬は初冬恒例の大一番、北見記念を迎えました。30日には豪華メンバーのジャパンカップも行われますが、北見記念のメンバーは、間違いなく“世界トップクラス"の実力馬ばかり。こちらにもぜひ注目してください。
岩見沢記念の1〜3着馬が出てきますから、まずはこれらを中心に考えたいところですが、ここへ来てミサイルテンリュウがいい感じになってきたようです。岩見沢記念までは、前にも行けず障害も上がれずと、この馬らしくないレースが続き、もう終わっちゃったのかな、と思わせました。その流れを一変させたのが10月の狩勝特別。たまたま私はそのレースを帯広で目の当たりにしたんですが、実は、レース前の鈴木恵介騎手からも強気なコメントは聴かれなかったんですよ。ところが、その気楽さもあってか、前々でレースを進めたところ、この馬らしい動きを取り戻して鮮やかな勝利をマーク。前走のレーシングカップでも、荷物が軽かったとはいえ、第2障害を一気にクリア、ゴール前の甘さも見せず快勝しました。カネサブラックが第2障害でいったんヒザをつき、ゴール前でも立ち止まってしまったのとは対照的。重賞へ向けて弾みをつけたと思います。この状態なら、好勝負できると見ました。カネサブラック、ナリタボブサップより10キロ軽い荷物も有利な材料です。この条件は岩見沢記念と同じですが、その時とは馬のデキが違うはず。ここはミサイルテンリュウ中心で行きます!
相手はもちろん6歳牡馬トリオ。岩見沢記念優勝のフクイズミは、他馬に比べてその時より10キロ余計に背負うことになるので、ちょっと割引が必要。それよりも、重量的には有利なスターエンジェルが穴候補です。馬券はミサイルテンリュウを頭に馬単。6歳牡馬トリオを頭にした馬単ではなく、ミサイルテンリュウからの馬複を押さえにします。
この馬の調子が戻ってくれば、古馬オープン戦線はますますおもしろくなるでしょう。そのためにも頑張ってほしいという応援の意味も込めて馬券を買います。さぁ、期待通りの走りを見せてくれるでしょうか?
では、今回はこのへんで。