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6/3柏林賞プレビュー

 6月3日(日)の第11レースに行われる新設重賞柏林賞(4歳オープン)は、昨年の三冠路線を賑わせた馬たちに、4歳になって力をつけてきた馬たちが挑む構図となりそうです。
 まず注目馬として挙げたいのはテンカです。今季開幕から行われた4歳オープン特別、すずらん賞、ライラック賞の2レースをともに制しました。また今年の1月~2月には古馬相手に5連勝を飾ったこともあり、まさにいま充実期を迎えている同馬。“テン良し、中良し、終い良し”のタイプでもあり、初挑戦にして重賞制覇という場面も十分にあり得るでしょう。
 前述の4歳オープン特別で少差の3、2着に健闘したホクショウダイヤは、2レースともに勝ったテンカより10キロ重いハンデを課せられており、今回は定量戦ということで逆転も考えられます。
 マルミシュンキは現在8連勝中。途中何度かの長期休養を挟みながらもデビューからここまで15戦14勝の好成績を挙げており、イレネー記念も制しています。昨季の最終戦となった4歳オープンのクリスタル特別(1着)では、7着のテンカに20秒以上の差をつけており、今季初戦のここでも軽視はできません。
 ナカゼンスピードはばんえいダービーを制したほか三冠ではいずれも3着以内に好走。今年2月に行われた5歳馬との世代混合重賞・ポプラ賞でもただ1頭の4歳馬として5着に健闘しました。今季初戦なのが気がかりですが、その実績と底力に期待したいところです。
 近走は不振ですが、ばんえい菊花賞馬エメラルド、ばんえい大賞典2着のカネサテンリュウの2頭も侮れません。
 ほかでには、巻き返しを狙うばんえい大賞典馬ニシキユウ、3走前の430万未満でテンカを破っているメジロショウリキ、格付け的には下になりますが、コーネルヒロノドラゴンなども出走します。

出走表はこちら

【参考レース】
3/25クリスタル特別(勝ち馬:マルミシュンキ)
4/29すずらん賞(勝ち馬:テンカ)
5/20ライラック賞(勝ち馬:テンカ)

※4月以降のレースの映像はこちら。また2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

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