ナリタボブサップが雪辱
先週の黒ユリ賞は、印としては▲ニシキガール○ヤマトナデシコの決着だったものの、◎プリンセスモモからの流しだったため馬券はハズレ。矢野さんおみごとでした。
さて、ポプラ賞。スーパー、スーパーの決着で的中させていただいた銀河賞からは、カネタマルが抜け、昨年のダービー馬ナカゼンスピードが加わっただけという、ほぼ再戦のメンバー構成。
ぼくは重賞などでは、上下50キロ以上もハンデ差がある場合、トップハンデの馬はまず切ることにしている。よほど強い馬でも重賞に出てくるようなメンバー構成では50キロもの差を克服するのは容易なことではないと思うからだ。
現実に銀河賞でも1番人気のカネサブラックが8着に破れ、最軽量のコマヨシニセイが3着と好走した。
50キロ以上の差のトップハンデでも来てしまうこともあるかもしれないが、そのときは「恐れ入りました」と、あまりの強さを素直に認めることにしている。が、そういうことはめったにないと思う。
というわけで銀河賞では思い切れず△にしておいたカネサブラックだが、今回は素直に切る。スーパークリントンやナリタボブサップと10キロ差ならそれ以上の力差はあるはずなのだが、それなら軽ハンデのコマヨシニセイやウィナーサマーでも間に合ってしまうような気もする。
で、今回の本命はナリタボブサップ。銀河賞では障害で詰まってしんがり負けだったが、障害さえ好位でクリアできれば末脚は確かだ。
相手には銀河賞を制したスーパークリントン。銀河賞ではボブサップより10キロ軽かったが、今回は同重量となったため分が悪い。
軽量のウィナーサマー、コマヨシニセイにも期待。4歳馬ナカゼンスピードは、古馬オープンクラスと初めての対戦では厳しいかもしれないが、今シーズンの帯広は5戦4勝2着1回と好調で、一発があるかもしれない。
どうしようかと思ったのは銀河賞で本命にして2着だったスーパーロイヤルの扱い。ざっとメンバーを見渡したところでは、大外枠にも入ったし、この馬が本命でもよさそうな気はしたが、トップハンデと20キロ差、ナリタボブサップと10キロ差では厳しい。今回は思い切って無印。
◎ナリタボブサップ
○スーパークリントン
▲ウィナーサマー
△ナカゼンスピード
△コマヨシニセイ
馬券は、ナリタボブサップからの流しだが、オッズ次第では馬単5頭ボックス20点買いも。