ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 1/14ヒロインズカップ予想 斎藤修 | メイン | 1/14ヒロインズカップ回顧 »

1/14ヒロインズカップ予想 矢野吉彦

格より調子の牝馬戦

 正月重賞3連発、みなさんの成績はいかがでしたか? 当情報局での私の予想は2勝1敗で勝ち越し!と思ったら、銀河賞はハズレてましたね。スーパークリントン→スーパーロイヤルの馬単を買い目の中に入れていなかったなんて・・・。川崎競馬場のトークショーでは、斎藤編集長とともにスーパーロイヤルを推奨して予想を的中させましたから、テッキリ当たったものだと思っていましたが。でもまぁ、年末のばんえいダービーや4日のホクレン賞など、このところいい予想をしているので、その調子で行きましょう!

 ではヒロインズカップです。基礎重量770キロの賞金別定戦。ギャンブラークインは800万条件馬で10キロ減の760キロ、ウィナーサマーとエンジュダイヤは同じく800万条件馬で10キロと、明け5歳(=3月末まで4歳馬扱い)でさらに10キロ減の750キロ、アンローズは本年度獲得賞金により2段階(380万円につき10キロ)増量されて790キロというばんえい重量になりました。
 これで間違いなく有利になったのはサダエリコのはずですが、とにかく最近の障害のかかりが今ひとつ。牝馬同士の速い流れのレースになると、ここも不安感はぬぐえません。一方、2006年のばんえい年度代表馬に選ばれたアンローズも、帯広記念で苦手コース克服の兆しは見せてくれたものの、やはり速い流れでこのハンデではすぐに飛びつくわけにもいかないでしょう。
 そうすると、格より調子の牝馬戦ですから、トカチプリティー、ウィナーサマーあたりがおもしろそう。とくにトカチプリティーは北見のレディースカップを勝っています。その時の荷物が同馬より10キロ重かったサダエリコとは同量になり、30キロ重かったアンローズとの差は10キロ縮まるわけですが、その後の帯広の成績を考えれば、まだイケル、と思います。ウィナーサマーは前走の銀河賞で見せ場をつくりました。レディースカップではトカチプリティーから9.5秒差の7着に敗れていますので強気に狙うわけにはいきませんが、10秒以内の差なら大して負けていないとも考えられます。穴候補には挙げておきましょう。
 これに、ギャンブラークインとフクイズミを加えた4頭の馬単ボックスを買ってみたいですね。エッ、スターエンジェルを買わないのか、って? 確かに帯広記念の大激走を見たら買っておかなきゃいけないんでしょうが、重馬場の高重量戦で超スローな流れになり、障害勝負がうまくいっての2着と見ているんです。だったらむしろ藤野騎手に“フラれた"(?)ギャンブラークインのほうがいいかも。この4頭ボックスは結構いい配当が期待できそうなので、穴狙いが信条の私としては、これで行かせていただきます。

 帯広は、先週の大雪の後、好天が続きましたが、冷え込みはかなり厳しくなったようです。馬場状態も微妙。さらに、それぞれに強調材料と弱点を抱えた馬同士の対戦だけに、悩んだ末の結論になりました。さぁ、どうなりますか。では今回はこのへんで。

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.