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2007年1月 5日 アーカイブ

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今週のみどころ(1/6〜1/8)

2007年1月 5日(金)

 正月開催も終了し、6日からは通常開催。ばん馬たちもフル稼働で、さすがに中1日の馬はいませんが、3日に出走して6日にまた出走という中2日の馬はかなり見受けられます。そのタフネスぶりに毎度驚かされますが、もっと忙しいのは厩舎関係者の皆さんのはず。怒濤の年末年始も今週までですから、ようやくひと息つけるといったところでしょう。残り3日の“もうひと踏ん張り”。今週も好レースを期待しています。
 6日(土)は幸福特別(4歳以上650万円未満)が行われます。1日の新春特別(550万円未満)を制したナカゼンスピードが、さらに昇級しての一戦。さすがにこのクラスでは……と半信半疑になりますが、なにより6戦連続連対中と好調を維持しています。勢いでどこまで通用するのか注目です。ほかにも銀河賞4着のコブライチ、えりも特別1、2着のユウセイマーチ、ハヤテショウリキなど多士済々。一発秘めるトミサトクイーンにも注目です。
 この日の第10レースは4歳以上550万円未満。昇級初戦のニシキセンプーが早めに抜け出すと思われますが、終いまできっちり脚を伸ばせるかがカギとなりそうです。前走2着のコブライチ、堅実タカラテンクウをはじめとして、一発があるキタノカイザー、キョウエイボーイ、ヤマサンダンサーなども面白い存在です。
 7日(日)のメインレースは柏林馬事公苑特別(4歳以上800万円未満)。近走好調のエビスオウジャがエントリーしており、ここも中心視されそうです。骨のあるメンバーが揃いましたが、2連勝中のうえ5戦連続馬券圏内をキープするなど、シーズン当初を彷彿させる快走を見せているだけに、ここも期待してみたいと思います。ほか、銀河賞で惜しくも2着に敗れたスーパーロイヤル、前走勝った勢いを維持したいツルマキシンザン、好調トカチタカラなども勝ち負けが期待できそうです。
 8日(祝・月)に行われるのはニューイヤーカップ(4歳以上オープン)。牡馬一線級が揃ってエントリーし、新旧入り乱れた好メンバーとなりました。帯広記念を制したトモエパワーは大幅に賞金を稼いだために、やはり他馬とのハンデ差が気になるところ。ならば障害の切れ鋭いミサイルテンリュウやナリタボブサップ、勢いあるカネサブラック、スーパークリントンが狙えそう。また力が戻ったホクショウファイト、一発の魅力タケタカラニシキなども馬券に絡みそうな勢いで、見ごたえある一戦となりそうです。

レース回顧(1/1~1/4)

 1日(祝・月)はメインレースに新春特別(4歳以上550万円未満)が行われました。勝ったのはダービー馬ナカゼンスピード。大幅なクラスアップとなりましたが、それをものともしない強いレースを見せました。各馬苦戦を強いられた第2障害を、あっさりひと腰で越えると、あとはリードを広げるばかり。さすがにゴール手前では脚が鈍りましたが、ゆうゆうと1着でゴールを果たしました。障害3、4番手から追い込んだコマタイショウが2着を確保。3着にはヤマサンダンサーが食い込みました。
 2日(火)に行われた重賞・帯広記念(4歳以上オープン)は、別掲の帯広記念回顧をご覧ください。
 この日の第10レースは迎春特別(4歳以上勝入220万円未満)。8番人気の2頭キンハンター、ウィナーハリケンで決着し、馬連複、馬連単ともに万馬券となりました。第2障害を2番手で越えたキンハンターは、逃げるツジノコウフクを残り20メートル付近で捉えると、追いすがるツジノコウフク、障害5、6番手から追い上げたウィナーハリケンを完封。そのまま先頭でゴールを果たし、今季の帯広初勝利を飾りました。接戦となった2着争いは前述のとおりウィナーハリケンに軍配。3着にツジノコウフク。1番人気のテンカは5着となっています。
 3日(水)のメインレースは重賞の銀河賞(5歳オープン)。このレースについては別掲の銀河賞回顧をご覧ください。
 第10レースに行われた初夢特別(4歳以上470万円未満)は、1番人気のニシキセンプーが勝利。明け4歳世代を引っ張ってきた実力を見せつけました。前半からグングン飛ばしたニシキセンプーは、全馬が障害下に揃わないうちに登坂開始。苦戦を強いられたものの、これをなんとか先頭でクリアすると、並んでいたトウリュウ、そして追ってきたジャンボスピード、マルニアトランタを振り切って優勝しました。終いは完全に脚が鈍っていましたが、我慢がきいたのは収穫で、昇級しても上位争いは可能でしょう。2着は最後に鋭く追い込んだジャンボスピード、3着にはマルニアトランタが入線しました。
 第9レースに行われた4歳以上混合別定800万円未満は、12月29日のワイン城特別、30日のえりも特別出走馬による勝抜2度使い戦。1番人気のギャンブラークインが優勝、2着に2番人気トカチタカラが入り、ワイン城特別上位組による人気どおりの決着となりました。第2障害を並んで下りたトカチタカラとギャンブラークインはゴールまで叩き合いを演じ、バンゼンも含めた大接戦の末にギャンブラークインが勝利。2着トカチタカラ、3着バンゼンという結果となりました。
 4日(木)は重賞のホクレン賞(3歳オープン)が行われました。このレースについては別掲のホクレン賞回顧をご覧ください。
 第10レースの樹氷特別(4歳以上勝入390万円未満)は12月30日の第8、9レース出走馬による勝入2度使い戦です。これを制したのはニシキシャープ。前走に続く勝利で、7戦連続連対となりました。第2障害をフクノカミカゼと並んで下りたニシキシャープは、残り30メートル標識手前で先頭へ。その後もしっかり脚を伸ばして後続を突き放すと、ゆうゆうと先頭でゴールしました。2着はフクノカミカゼで人気サイドでの決着、3着に障害4、5番手から追い込んだカネサタイセツが入線しました。

映像は、オッズパーク内「過去のレースVTR」をご覧ください

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