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1/3銀河賞回顧

スーパークリントン久々の重賞2勝目

 3日(水)に行われた銀河賞(5歳オープン)は、4番人気のスーパークリントンが優勝。2歳時のホクレン賞以来となる重賞2勝目を挙げました。
 レースはナリタボブサップ、スーパーロイヤルあたりが先行し、スーパークリントンもこの一角。2番人気に推されていたナリタボブサップが強気に引っ張ったために、この馬の動きがレースを左右するような展開となりました。
 そのナリタボブサップが真っ先に障害に挑み、やや遅れて各馬も登坂。抜群の切れを見せてトップ通過を果たしたのはスーパーロイヤルでした。少し遅れてウィナーサマー、スーパークリントンと続きましたが、そのうしろから追ってきた9番人気コマヨシニセイがギャロップで先行勢に取りつき、残り20メートルを切って一気に先頭に躍り出ました。完全に抜け出し、これで決着かと思わせましたが、残り5メートルで痛恨のストップ。その隙に、終始歩き続けたスーパークリントン、スーパーロイヤルが交わし去り、馬体を並べたままゴールイン。0秒4差の決着はスーパークリントンに軍配が上がりました。立て直したコマヨシニセイが3着を確保。
 スーパークリントンはこれまでイレネー記念3着、ばんえいダービー3着、そして旭川記念で2着と、つねに世代限定重賞で惜しいレースを繰り返してきました。その理由は、早めに障害を越えるものの、その後の末脚に切れがなかったためと見られます。しかし前日のトモエパワー同様、堅実にジワジワ伸びる点には定評があり、今後重量が重くなってさらに活躍が期待できるでしょう。
 驚かされたのはコマヨシニセイの末脚。当初はこの日の第10レースに登録があり、キョウワテンリュウの回避に伴う繰り上がりでの出走でした。軽ハンデということもありましたが、これだけの脚を見せられたのは好調の証。ナナカマド賞(当時重賞)勝ちの実力を存分に発揮できたようです。
 対して人気のカネサブラック、ナリタボブサップは、それぞれ8、10着と大敗。ハンデを課せられたことが最大の要因と思われますが、これまでそうした逆境を跳ね返してきただけに、今後のレースぶりを見守りたいところ。

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