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レース回顧(10/28~10/30)

 28日(土)に行われたもみじ特別(3歳以上470万円未満)は、1番人気に推されたコブライチが優勝。前走に続く勝利で、2連勝としました。第2障害を2番手で越えたコブライチは、一気に差を詰めるとあっという間に先頭へ。障害3番手からワカテンザンが追ってきましたが、これを退けてゴールしました。3着は障害を先頭で抜けたトウリュウ。人気の一角キョウワテンリュウは、障害で苦戦して6着に敗れています。
 その前に行われた第10レース3歳以上800万円未満は、昨年のダービー馬エンジュダイヤが復活の勝利を遂げました。第2障害はエンジュダイヤとツルマキシンザンが並んで先頭クリア。両馬一歩も譲らない好レースとなりましたが、残り20メートル付近でツルマキシンザンが止まって勝負あり……、と思われたところ、ゴール寸前でエンジュダイヤもストップ。その間にツルマキシンザンが差を詰め、交わすかとも思われましたが、立て直したエンジュダイヤが先頭でゴールイン。僅差2着にツルマキシンザンで、障害6番手からしぶとく歩き続けたヤマノミントが3着。
 29日(日)のメインレースはオータムカップ(3歳以上オープン)。このレースは実績馬ヒカルセンプーが久々の勝利を挙げました。並んで障害を下りたヒカルセンプーとライジングサンは、残り20メートル付近で並んでストップ。そこからも一進一退の攻防が続きましたが、残り10メートルでヒカルセンプーが前に出て決着しました。障害5番手のキングファラオが勢いよく伸びて3着を確保するかと思われたところ、ゴール寸前でストップ。その隙にキタノスサノオが交わして3着入線を果たしました。1番人気のスターエンジェルは、いいところなく8着に敗れました。
 同じ日の第10レースは、3歳以上混合別定800万円未満。21日の温根湯特別、23日の川湯特別出走馬(勝抜)による2度使い戦です。ここを勝ったのはスーパーロイヤルで、1番人気にきっちりこたえました。最内のナリタボブサップ、大外のスーパーロイヤルが並んで障害をクリア。しかし残り30メートルを切ったあたりからスーパーロイヤルが一気に加速すると、残り10メートルで単独先頭へ。カツテンリュウが渾身の追い込みを見せてスーパーロイヤルに襲いかかりましたが、結局はスーパーロイヤルが逃げ切って優勝しました。ナリタボブサップはゴール線上で力尽き7着敗退。3着には、障害6番手から追い込んだキングシャープが入線しています。
 30日(月)はいちょう特別(3歳以上550万円未満)が行われ、4番人気のチヨノキングが優勝しました。第2障害を先頭で越えたキョウエイボーイが後続を突き放す展開でしたが、残り30メートル付近でストップ。その間に後続が差を詰めて混戦となりました。そうしたなか障害を4番手でクリアしたチヨノキングは、しっかりとした脚取りで歩き続け、残り10メートルでキョウエイボーイが再度止まると先頭へ。そのままゴールまで押し切りました。プランドルドラゴンとコマタイショウのきわどい2着争いは、わずかにプランドルドラゴンが先着。逃げたキョウエイボーイは、こらえきれず4着。

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