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2005年12月31日 アーカイブ

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1/3銀河賞プレビュー

2005年12月31日(土)

 いま一番熱い世代は、オープンで活躍するエンジュオウカンをはじめ、各条件で好走を続けている馬が多く属している明け5歳勢。その5歳馬による一戦が、3日(火)の銀河賞です。
 まずは出走馬をご覧ください。もちろんエンジュオウカンの実績がダントツですが、そのほかタケタカラニシキ、プリンセスサクラコ、キングファラオ、ホクトキング、ホクショウファイト……。当欄で注目馬として名前を挙げてきた馬が目白押しです。微妙なハンデ差が、またレース予想を難解にしています。
 それでも中心はエンジュオウカンでしょう。いうまでもなく、この世代の代表馬。前2走のオープンを連勝し、状態は問題ないはず。課題だった末の甘さも、最近は克服しつつあり、今回はハンデも恵まれています。不動の本命となるに違いありません。
 対抗格が大混戦ですが、ここはホクトキングを指名。前2走、キングファラオとプリンセスサクラコに敗れて、それぞれ2着。ただ今回のハンデ差を考えれば、浮上する可能性は十分。一時期の不振を脱した印象で、さらになぜか8枠有利の帯広コースで大外枠とくれば、期待もふくらみます。
 ただキングファラオの好調さも無視できません。650万クラスで絶大な安定度を誇って、あっさりこのクラスを卒業。同世代との対戦では、あまり成績がよくありませんが、ここは勢いで駆け抜けてもらいたいところです。
 そしてプリンセスサクラコ。トマム特別4着、オリオン特別5着と、一時期の勢いが失われた印象でしたが、前走の混合別定戦で勝利を挙げ、きっちり立て直してきました。ここは特に牝馬20キロ減の恩恵が生きそうで、重賞初制覇を狙いたいところでしょう。
 タケタカラニシキは近走の成績が、やや不満。ただオープン4着は実力の証明で、軽視は禁物です。ホクショウファイトは人気が落ちるようだったら狙い目でしょう。

【参考レース】
11/28 クリスタル特別(勝ち馬:プリンセスサクラコ)
12/19 オリオン特別(勝ち馬:キングファラオ)
12/23 カシオペア特別(勝ち馬:エンジュオウカン)
12/23 混合別定650万円未満(勝ち馬:プリンセスサクラコ)

クリスタル特別の映像はこちら

1/2帯広記念プレビュー

 年明け最初の重賞は、2日(振・月)に行われる帯広記念(4歳以上オープン)。王者スーパーペガサスの名前こそありませんが、それでも精鋭10頭がこの一戦にエントリーしてきました。
 中心は、もちろんサダエリコ。北見記念では底力を見せて、最後の最後で大逆転を演じましたが、やはりその確実な末脚、そして「前へ」という強い気持ちが、ビッグタイトルを獲得する結果に結びついていると思います。今季は帯広初戦となりますが、通算の帯広コース成績は18戦6勝、2着4回と、なかなかの成績。普段どおりの実力が発揮できれば、もちろん最有力です。
 もう1頭の有力候補アンローズですが、帯広コース27戦0勝と未勝利。前々走の狩勝特別の3着はいいとして、前走の師走特別7着は、やはりコース適性ということを考えてしまいます。そこを打破できるかが、アンローズの今回の課題でしょう。
 そして牡馬ではミサイルテンリュウシンエイキンカイの2頭に注目。特にミサイルテンリュウは2カ月半ぶりの前走で勝利を挙げ、万全の態勢でここに臨みます。勝機は十分にあるといえましょう。シンエイキンカイも近走は安定しているだけに、好走が期待できそうです。
 ほかミサキスーパー、ヨコハマボーイあたりも争覇圏。一発の魅力十分です。

出馬表はこちら

【参考レース】
11/27 北見記念(勝ち馬:サダエリコ)
12/11 狩勝特別(2着:ミサキスーパー)
12/18 師走特別(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)

狩勝特別以外の映像はこちら

今週のみどころ(12/29〜1/4) その2

 2005年も無事に終わって、いよいよ新年を迎えます。とはいえ、ばんえい競馬は年度区切りのためあまり関係のない話ですが、せっかく迎える新年ですから、新たな気持ちで臨もうではありませんか。ぜひ新年も、当サイトおよび当欄をよろしくお願いいたします。
 1日(祝・日)の開催については「今週の見どころ・その1」をご覧ください。
 2日(振・月)のメインレースは帯広記念(4歳以上オープン)。このレースについては、別掲の「帯広記念プレビュー」をご覧ください。第10レースに行われるのは迎春特別(650万円未満)。12月29日の第8、10レース出走馬による勝入戦です。やはりダイヤサンデーロングトップあたりが中心となりそうですが、プリティブライトやオーザンキヨイチあたりも争覇圏。混戦が予想される楽しみな一戦といえるでしょう。その前、第9レースに行われるのは初夢特別(470万円未満)。こちらも29日の第7、12レース出走馬による勝入戦です。その第7レースでワンツーを決めたカネサブラックスーパークリントンの明け4歳勢に注目ですが、今回はカネサブラックが10キロ加増されており、分が悪そうな印象。ここはスーパークリントンの走りに期待が持てそうです。
 3日(火)のメインレースは銀河賞(5歳オープン)。このレースも「銀河賞プレビュー」をご覧ください。その前、第10レースに行われるのは初春特別(550万円未満)。12月30日の第9、10レース出走馬による勝入戦です。本校執筆時点でメンバーは確定していませんが、出走すればオホーツクブルーイケダガッツウィナーサマーあたりが人気の中心となりそう。もちろん第9レース組のワカテンザンやエビスコマチも侮れません。
 翌4日(水)はホクレン賞(3歳オープン)。こちらも「ホクレン賞プレビュー」をご覧いただきたく思います(後日掲載予定)。第10レースの樹氷特別(4歳以上オープン)は、おそらくスターエンジェルキタノコクホータケノホウシュウあたりが人気に推されるとは思いますが、実力が拮抗しているだけに混戦となるでしょう。

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