夏は牝馬の季節と言われますが、今回は後述するサダエリコやヤマノトップレディのほかにも、ラヴクイーン、エンジュダイヤ、ウィナーサマーら3歳牝馬勢が勝利を挙げるなど活躍しました。9月4日(日)には重賞のクインカップ(4歳牝馬)も行われるので、来週も牝馬の奮闘に期待しましょう。
27日(土)に行われたダリア特別(650万円未満)は、4番人気のヤマトモンジューが優勝しました。近2走はともに4着と精彩を欠いていましたが、今回は第2障害を先頭で越える安定したレースを見せました。なお断然人気に推されたコウリュウオーザは、障害でもたつき3着に敗れています。
28日(日)の紅バラ賞(3歳以上オープン)は、サダエリコが完勝。一歩先に抜け出したミサイルテンリュウを残り10メートル付近で交わす、余裕のレースを見せました。とにかく終いの脚がしっかりしてきたのが、好調の要因でしょう。2着は粘り込んだミサイルテンリュウ。今回も持ち前の障害力を見せ、あわやと思わせましたが、やはり相手が悪かった印象。僅差の3着にはシンエイキンカイが追い込みました。
29日(月)のリンドウ特別(550万円未満)はヤマノトップレディが優勝。これで4戦続けての連対となり、好調をキープしているようです。