
山本将之がスピードに乗って台頭!
夏場に近づきつつある昼間の開催で、軽ハン勢の活躍が目立つ今節。優勝戦は0、20、40メートルのハンデ戦になった。0ハン両者のスタート争いは難解だが、磯部が逃げた方がペースは上がりそう。20線両者は外枠でも青山文が先行しそう。40線4車は久門のトップスタートもありそうだが、40線のスタートラインは角度がかなり付いているので内枠有利で枠ナリ発進か。
20線両者の準決の上がりタイム的に0ハンを追うのは厳しそう。0ハンの逃げを捕えるとなると40線勢だ。40線最内から木山が先行し、前団を攻略にかかる。そのまま先頭まで浮上もありそうだが、準決の上がりタイムでは山本将の方が僅かに良かった。先に攻める木山を山本将が道中で交わすとみた。そこで山本将を本命に推す。久門はトップスタート決まれば優勝の可能性が高くなる。内山高は枠ナリ以上のスタートを切らないと展開が相当厳しい。0ハン両者がかなり粘りそうだ。
◎ 6 山本将之
○ 5 木山優輝
△ 7 久門徹
△ 1 磯部真樹
▲ 2 藤本剛
おすすめの買い目
6-1257-1257
穴なら磯部の初優勝
1-2567-2567
鈴木圭一郎が完全優勝へまっしぐら!
まず最初のポイントは0ハン単騎の中村友がスタートを残せるかどうか。残して出ればハイペースの流れを作れる。仮に10線勢にスタートで叩かれると巻き返しは厳しい。10線のスタートは内寄りの森や、大外でも佐藤摩、中枠から小林瑞あたりが飛び出して行きそう。スーパーハンデの鈴木圭はスタートで前を何車かだけでも叩いておきたいところ。
レース序盤で先頭争いをするのは森、小林瑞、佐藤摩。誰が先頭に立ってもペースは上がりそう。ただし今節、スーパーハンデからの競争となっている鈴木圭が周回ごとに番手を上げ、最後には先頭に立ちそう。初日から3連勝を決めているように、エンジンはしっかり仕上げている。7車抜きに期待したい。
若井は序盤で好位置を奪えないかもしれないが、エンジンは高い位置で安定しており攻めの方も冴えている。最低でも枠ナリのスタートを決めれば優勝の可能性がぐっと高まる。佐藤摩は内枠勢を全て包んで出れば好展開。後半の追い込み強烈なのは中村雅。中村友はスタート残して出てペース上がればそのまま押し切りも。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 4 若井友和
△ 7 佐藤摩弥
△ 6 中村雅人
▲ 1 中村友和
おすすめの買い目
8-1467-1467
中団が競り合えば中村友の逃走も
1-4678-4678
金子大輔の2連続優勝だ
4日制4連勝の完全Vを飾った前節からアーリーレース連戦となった金子大輔は、乗り換えて臨んだ今回のエンジンもしっかり仕上げて前節から通算6連勝で決勝進出。
5月の当地デイレースG1『ゴールデンレース』は5戦オール着外に終わった田村治郎が、今回は消音マフラー&アーリーの条件にマッチして軽快な走りを連日披露。
つい先日、選手11年目32期の高木健太郎が初優勝。キャリア4年目35期は先月に小椋華恋が女子史上2人目のグレードレース制覇を果たした。同じく35期の角貝拓海も、小椋の優勝時と同じ単騎0ハンからハイペースの逃げ展開に持ち込み初Vを狙っていきたい一戦だ。
◎ 7 金子大輔
○ 1 角貝拓海
△ 6 田村治郎
▲ 4 鈴木辰己
穴 2 野田光宏
おすすめの買い目
7=1-642
穴なら 角貝拓海だけでなく野田光宏も初優勝が欲しい
1=2-763
文/鈴木
高木健太郎が自身初めての優勝を狙う!
新人の田中崇は嬉しい初優出。今節中にも成長している様子がうかがえる。その田中崇はペースを上げて逃げそう。後続の動向次第ではそのまま逃げ切りも考えられるが、すんなりと田中崇の後ろに付けてくる選手が現れると厳しくなるか。
最初に田中崇を追っていくのは日室。今節はエンジンの仕上がりが良く、タイム比較からもぎりぎり届きそうな気配。ただ、田中崇を追っている途中で40線勢が仕掛けてくると展開は苦しくなる。その40線は枠ナリスタートになりそうで、最内の高木が展開いい。高木は今節2走して40を切る上がりタイムをマークしている。これは田中崇を捕まえるのに十分な数字。スタート先行から日室を交わし、逃げる田中崇まで捕えそうだ。人見は今節、攻めが冴えている。良い時の走りができており、高木の攻めに付いて行ける。西村龍は同ハンのスタート争いを制したいところ。単独最後方の古城は展開的にかなり厳しくなる。
◎ 3 高木健太郎
○ 5 人見剛志
△ 1 田中崇太
△ 2 日室志郎
▲ 4 西村龍太郎
おすすめの買い目
3-15-1245
田中崇が初優出で初優勝も
1-2345-2345
展開有利に吉松憲治が逃げ切るか!
優勝戦のハンデ構成は0、20メートル。0ハンは吉松憲と根本だが、どちらがスタート行くかは微妙。エンジンの仕上がり的には吉松憲が行った方がペースは上がりそう。20線のスタート争いは久門の先行か。準決では良いスタートを決めてみせた。ここに篠原と有吉が続いて行く形が想定される。
吉松憲は機力が良いので、スタート先行なら逃げ切りまで考えられる。20線から先行する久門は車の進み方が良くないので、0ハン勢を交わせるかどうか。有吉が早めに同ハン勢との争いにケリを付け、0ハンを追う態勢を整えられれば先頭まで行けるか。逃げる吉松憲、追う有吉の構図。
そこに割って入るなら長田稚。準決ではもっとも良い上がりタイムをマークしており、レース序盤である程度の位置に付けられれば優勝争いに加わってこれる。森本は最内からしっかり枠ナリ発進できれば、スピードに乗って0ハンを交わせるか。篠原はとにかくスタートがポイントだ。
◎ 1 吉松憲治
○ 7 有吉辰也
△ 5 長田稚也
△ 3 森本優佑
▲ 6 篠原睦
おすすめの買い目
1=7-356
競り合いになれば長田稚の巻き返しも
5-1367-1367