
2節連続Vへ 田中哲が先制
雨の準決勝で勝ち上がった7名。今節の主役を務める三浦康平も雨走路を克服して見事に優出。単騎0ハンの北渡瀬充は逆転勝利での優勝戦進出で喜びもひとしお。20mの比較は前節のVでハンデ10m重くなってるが田中哲の最イン有利。大月渉は新品クランクに交換したのが功を奏しエンジン急上昇。三浦は大外からカマシ決めないと苦しい戦いを強いられそう。枠の利で田中哲、機力では大月となるが北渡瀬の逃げペースにも注目したい。
◎ 2 田中 哲
○ 3 大月 渉
△ 7 三浦 康平
▲ 4 栗原 俊介
穴 1 北渡瀬 充
《おすすめ車券》
2-3=7、2-3=4、2-7=4
《穴なら》
1-2-3、1-2-7、1-2-4
中村颯斗に初Vのチャンスが訪れた
20線4車は良走路の今節初日、吉松優輝と古城龍之介の2名が、松尾隆広と田中正樹より速い本走タイムで走っているが、同等の時計で初日に勝利している0ハン中村颯斗がハイペースで逃げる。中村颯は試走タイムが出ない時でもレースではしっかり走れるタイプなので、他者より極端に遅い試走タイムでなければ狙い目が立つ。
30線3車の初日は、この決勝戦と同じ時間帯に藤岡一樹と森本優佑が本走3秒台で勝っており、20線勢に追い付けば攻め込んでいける。飯塚6車vs山陽2車と地元勢は数の上では劣勢で、藤岡と古城は地元代表として気合の入るところだろう。
◎ 1 中村颯斗
○ 7 藤岡一樹
△ 8 森本優佑
▲ 3 古城龍之介
穴 6 阿部仁志
おすすめの買い目
1ー7=83
穴なら
6=7-235
文/鈴木
完全Vを狙える中野憲人
今回決勝戦のポイントに、いかにも季節の変わり目らしく日替わりで上下する気温・走路温度を挙げたい。
準決勝戦のおこなわれた3日目は走路温度が50℃に近づく熱走路となったが、4日目は天気予報では2日目に近い気候になる見込み。そこで参考レースに2日目の第8レースをピックアップ。
このレースは20線4車並びの外寄り枠から松山茂靖が好発進。スタートライン過ぎでは同ハン最内枠の辰巳裕樹が伸びて先行したが、道中で松山がイン突っ込み、さらに終盤には中野憲人が捌いて首位へ立った。
追い込みタイプの中野憲と松山にとっては3日目より走路温度が下がることはプラス材料。逆に2日目の試走タイムが3日目と比べて良くなかった辰巳は再び両者に抜かれるかも。
決勝7名のうち藤波直也や単独0ハン交川陽子は気候に左右されず動けており、特に交川は初優勝するチャンスといえる。試走タイムが速くなくてもレースでは動けるタイプだ。
◎ 7 中野憲人
○ 6 松山茂靖
△ 1 交川陽子
▲ 4 藤波直也
穴 5 浅田真吾
おすすめの買い目
7=1-642
穴なら 速攻力が武器の浅田真吾が飛び出せば...
5=1-467
文/鈴木
藤岡一樹が地元の意地を見せよう
奇しくも地元山陽3名VS川口3名の対抗戦、しかも川口は25期の三銃士が並び立つ構成となった。
エンジンに大整備を施して迎えた今節は初日から好気配で推移してきた藤岡一樹が、地元の意地を示して川口勢を撃退するとみた。その藤岡を初日に本走タイム3.365秒で振り切っている相馬康夫がスタート残して出ると一発逆転も可能だ。
得意のミッドで今節は動き立ち直った角翔太郎は、できれば0ハンの何車かをスタートで叩きたいところ。だが福村唯倫が今節の仕掛け素早いので序盤は主導権を掴みそうだ。
◎ 6 藤岡一樹
○ 3 福村唯倫
△ 4 角翔太郎
▲ 5 斎藤撤二
穴 2 相馬康夫
おすすめの買い目
6ー3=452
穴なら
2ー6-315
文/鈴木
山中が大逃げを見せそう!
0ハンのスタート争いがポイントになる。生方と白次は枠順的にもスタート力的にも苦しくなりそう。先行するのは山中か林だが、内枠の分だけ山中が有利か。いきなり逃げに入る山中のペースだが、準決では十分なタイムが出ており簡単には捕まらない。同ハンで追えるとしたら生方か。
後方から追って行くのは竹本と田中哲だが、更に後ろから三浦が仕掛けを狙ってくる。その3車が競り合うと0ハン勢に有利な展開になる。山中が展開を生かすとみて本命に推したい。離されずに走れば林が2着に粘りそう。生方は唯一、連勝での優出。エンジン面は全く問題ない。地力ある三浦が必死の追い込みで車券圏内にまで入ってくるか。破壊力ある田中哲の浮上も。
◎ 1 山中充智
○ 2 林稔哲
△ 3 生方将人
△ 8 三浦康平
▲ 6 田中哲
おすすめの買い目
1-2=368
序盤の展開さえ決まれば三浦の台頭もある
8-1236-1236