
最後は早川清太郎が締めくくる
昨年ラスト出走の川口遠征で2023年の初Vを飾った早川清太郎が、今年も走り納めのこのレースで今年の初優勝を決める。
実力からみてハンデ有利な田村治郎が同ハン亀井政和との序盤戦を制して軽ハン追撃態勢に入りそう。準決勝戦で新井裕貴より先行した落合淳が決勝戦でも先手を奪うと、スピードが高いだけに独走するケースあり。伊藤正真も40線から先制できれば快速アウト戦で逆転まで望める。
◎ 8 早川清太郎
○ 5 田村治郎
△ 7 伊藤正真
▲ 2 落合淳
穴 4 亀井政和
おすすめの買い目
8-5=724
穴なら 近況は捌き決まっている亀井政和が20線への速攻が決まると激走十分
4=8-752
文/鈴木
福岡鷹のV5だ
福岡鷹が準決勝戦のようにスタート残して、デビューした今年5度目の優勝を決めよう。レース全体の流れが速くなると後方ハンデの選手は追い上げにくくなるが、速攻力のある川口裕司が20線の最内枠から10線へ序盤に割って入り好位置を取れれば福岡への追撃態勢を作れる。この6名で実績上位の小林瑞季も素早い仕掛けを狙う。
◎ 1 福岡鷹
○ 4 川口裕司
△ 2 松尾隆広
▲ 6 小林瑞季
穴 5 木山優輝
おすすめの買い目
1-4=265
穴なら 福岡鷹がスタート叩かれた場合は好配当が生まれそう
5=6-423
文/鈴木
ケタが違う鈴木圭一郎のスピード
準決勝戦ではスタート巧者の山田真弘や浅田真吾の外枠からスタート伸び勝った鈴木圭一郎が、決勝戦でも全体の2番手、20線からのトップ旋回を決めそうで、10月上旬以来の優勝を手にして年末のSSトライアルへ向かう。
自身のラッキーカラー緑の6枠に入った佐藤貴也が今節初日から捌きアシが優秀であり、スタートも20線2~3番手に行けそうで相手候補。出やすい内寄り枠の山田真がダッシュを決めるか。準決勝戦で佐藤励より先制した滝下隼平、今節の出足いい岩科鮮太も、金子大輔や中村友和より前の位置へ付けられれば見せ場を作れる。
かりに鈴木圭の飛び出しが不発だと、栗原佳祐が逃げ残る可能性がアップする。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 6 佐藤貴也
△ 5 滝下隼平
▲ 3 山田真弘
穴 1 栗原佳祐
おすすめの買い目
8-6=5317
穴なら
1=8-653
文/鈴木
長田恭徳は最重ハンを克服できるか!
今節から最重ハンに戻った長田恭は、準決の難走路を乗り切り優出を確保。優勝戦は単独最重ハンだが、この勢いのまま前団を切り裂いていくか。ただし、10線に3車並んだ大外の西村龍が、スタートで内枠勢を置いて行くようなら長田恭を負かす可能性がある。この両者のどちらかが優勝を決めそうだ。
0ハン両者はともにインコースを抑えて走るタイプ。どちらが逃げてもタイムはそこまで上がらず、逃げ切るまでは考えづらい。10線最内の角が枠ナリのスタートを決めると、0ハン両者を素早く捲って主導権を奪う可能性もある。10線中枠の林弘は道中の攻めが堅実。スタートを含めて序盤の位置取りがうまく行けば、優勝争いに加わってこられる。
◎ 6 長田恭徳
○ 5 西村龍太郎
△ 4 林弘明
△ 3 角翔太郎
▲ 2 穴見和正
おすすめの買い目
6=5-234
穴なら
2-3456
青山周平が勝ってSSトライアルへ向かう
2024年ラストの地元出場、いつでも声援を送り見守ってくれているファンの前で青山周平が今年10度目の地元優勝を決める。スタートの切れ味が超抜であり、準決勝戦のように同ハンを置き去りにして、1周回1コーナー付近で10線勢へ割って入るシーンまで十分ありそう。
亀井政和は鈴木清市をスンナリ突破できれば逃げ残り可能だが、コースを外さないテクニックのある鈴木清市に引っかかるようだと、まず田村治郎が攻め込んできて、さらに松尾啓史や早川清太郎も追い上げてきそうだ。佐々木啓は本走タイムが見劣るので評価を下げた。
◎ 8 青山周平
○ 4 田村治郎
△ 7 松尾啓史
▲ 6 早川清太郎
穴 1 鈴木清市
おすすめの買い目
8-4=7612
穴なら 青山周平が2番手へ上がるまでがあまりに早いようだと、0ハン鈴木清市が単独で走る時間が生まれて、そのまま連下に残るケースも
8-1=746
文/鈴木