武藤博臣が底力を見せる
単独0ハンの祐定響が初優出。今節中に試走・本走の自己最高タイムを更新するなど成長しており注意を払いたいが、30線2車並びの外枠から武藤博臣が内枠の松井大和に伸び勝って先行し、祐定を直撃する展開を作りそう。武藤は今節3日目に本走3.358秒の好時計をマークしていて、ハンデが後ろの3名を引き離せる。
40線2名の角翔太郎と永島潤太郎より、単独50線の山本翔の方が捌きの安定感が高い。
◎ 3 武藤博臣
○ 6 山本翔
△ 4 角翔太郎
▲ 5 永島潤太郎
穴 1 祐定響
おすすめの買い目
3=6-452
穴なら
1-5=436
文/鈴木
福岡鷹が初優勝へ向け大逃げ!
0ハン単騎に置かれたのは福岡鷹。40線には6車が並んだ。40線から先行する選手が、福岡との間に壁となる選手がいないので追いやすくなるが、福岡は40線勢と同等のスピードで走れるので誰も寄せ付けず逃げ切ることができそう。ここはアタマ固定で狙いたい。
追ってくる一番手はスタート行きそうな石本圭耶か吉松優輝。どちらもスピードは十分で、福岡を捕えるまではいかないが、後続の選手に割り込まれることもなさそう。この両者が2、3着の候補になる。40線勢の中で少しでも競り合いになれば、前節優勝してリズムが良い田中正樹を重視したい。辻大樹はスタートダッシュが決まれば車券圏内にまで入ってこれる。
◎ 1 福岡鷹
○ 4 石本圭耶
△ 2 吉松優輝
△ 6 田中正樹
▲ 7 辻大樹
おすすめの買い目
1-24-2467
アタマ堅そうで穴の狙いはなし
浜松と川口のトップランカーが激突
2024年度前期のランキングが先ごろ発表されて、鈴木圭一郎が浜松の、黒川京介が川口のレース場別トップに輝いた。SG全日本選抜を目前に控える今節、2つのレース場のプライドもかけた両者の熱戦に期待したい。今月12日の山陽G2『若獅子杯争奪戦』決勝では、黒川が鈴木圭を2着にくだして優勝している。
佐藤励が絶好の展開を見込める枠に入り、外枠勢が競り合う展開になるようなら逆転首位もある。
佐藤貴也は今節2走、金子大輔は準決勝戦の動きを出せれば上位争いに加われよう。
近況の伊藤信夫は決勝になると一歩足りないケースが多いが...。青島正樹もエンジンは出ているがスタートの切れ味は10線勢の中では見劣るため、ここでは穴評価にとどまる。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 黒川京介
△ 2 佐藤励
▲ 5 佐藤貴也
穴 3 青島正樹
おすすめの買い目
8=7-256
川口2車が大攻勢
2-7=835
文/鈴木
浅倉樹良が快挙を成し遂げる
1月にデビューしてから3節負けなしの9連勝。大物ぶりをいかんなく発揮している浅倉樹良が、オートレース史上最速となるデビュー22日目での初優勝を決める。今回の準決では自身初めて本走タイム3.4秒台の壁を破った。前節あたりから前輪が浮き気味だったスタートも修正。後ろ7名の誰も追いつけまい。
30線3車はセンター枠から亀井政和が飛び出すか。森村亮は準決勝戦では清水卓を捌けたが、抜きにくいコースを通る高橋義徳に手こずるかも。そこに渋沢憲司も加わって混み合う展開になると、速攻の冴えているSGホルダー久門徹が割り込むケース十分。
こちらもSGタイトル保持者の岩田行雄が「最近の中では一番いい動き」と語っており、序盤の仕掛けに注目したい。
◎ 1 浅倉樹良
○ 3 亀井政和
△ 6 久門徹
▲ 2 高橋義徳
穴 7 岩田行雄
おすすめの買い目
1ー3=624
穴なら
1-7=683
文/鈴木
位置が良い田中正樹を狙う
0ハン両名とも直線の威力が高く、出たナリ決着は好配当を望めそうだが、すんなり先手を取れそうな田中正樹が速攻で先頭まで突き抜けるか。
エンジン・タイヤともに準決勝戦の状態で行けると語った阿部仁志が初優勝へスタート勝負。
今節スタート良い桝崎陽介が一気に捲って行くシーンも一考したい。
◎ 3 田中正樹
○ 6 桝崎陽介
△ 4 阿部仁志
▲ 1 占部健太
穴 5 鈴木将光
おすすめの買い目
3=6-415
穴なら
1-2=345
文/鈴木