
鈴木圭一郎の仕上がりは良い
今節4日間は青山周平が4戦3勝(2着1回)に対して鈴木圭一郎は4戦1勝(2着3回)と成績は青山周が上回っているが、レース前半に前団が固まって行き場のない展開から追い上げて2連対に喰い込む競走を続けてできている鈴木圭の車は、スーパーハンデからでも捌いて行ける伸びと操作性が備わった良い状態にあると判断できる。10線3車が固まって青山周がスンナリ割れないようなら鈴木圭はその外を伸びて交わそう。
鈴木健吾が3日目から決め手を上げておりスタート先行から前半は逃げるが、アウト戦の威力高い中村友和が捲って先頭に立つケースも十分ある。
内枠の青山周が鈴木圭をブロックする展開になると両者とも進めず、その間に金子大輔の速攻が決まると優勝まであろう。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 3 中村友和
△ 7 青山周平
▲ 1 鈴木健吾
穴 6 金子大輔
おすすめの買い目
8ー3-76
穴なら
6-8=71
藤岡一樹が底力を示す
前節の昼開催から今節のミッドナイトに替わり本走タイムがみるみる上がってきた藤岡一樹の追い切りに期待。自身の置かれた30線の角度なら20線の内へスタート飛び込んで3車をそっくり叩くケースまでありそう。
通算600勝以上を挙げている強豪の竹中一成が、レース運びの上手さで同ハン畦坪孝雄をくだして主導権を掴む。
32期の2名は、高木健太郎の方が小栗勝太より現状のパワーは高そう。その同ハン2名に福永貴史は先行されそうだが、後ろのスタートを残して出ると捌く腕を道中で発揮するシーンは十分ある。
◎ 6 藤岡一樹
○ 2 竹中一成
△ 4 福永貴史
▲ 5 高木健太郎
穴 3 小栗勝太
おすすめの買い目
6ー2-453
穴なら
4=2-653
文/鈴木
展開を味方に武藤が激走を披露!
5日間のロングシリーズナイター一般開催はファイナリストが出揃った。軽ハン勢が大いに頑張り、優勝戦は0、10、20のハンデ構成。0ハン勢の粘りがあるのか。それとも最重ハン勢がしっかりと追って行くのか。
0ハン勢のスタート争いは牧野か武藤。独走力があるのは武藤の方で、こちらが先行した場合はかなりペースが上がりそう。10線は内枠の森谷が先行。斎藤撤は20線勢に叩かれないスタートを切りたい。20線勢は大外の佐藤摩がカマシ気味に行くか。最内の森が突っ張るか。
いきなり逃げに入りそうな武藤は、準決で素晴らしい上がりタイムをマークした。単純なタイム比較で言えば、後ろから追って行く選手は届きそうにない。そこで、本命には武藤を推したい。コースを外さずミスなく走れば2013年9月以来の優勝も十分ある。
牧野と間中は武藤に付いていくのは厳しいか。まずは10線の森谷が突破にかかる。その森谷も武藤を射程内に収めるのは難しそう。20線から森と佐藤摩が猛烈に追っていく。中団をすんなり抜ければ武藤に迫ることも可能。斎藤撤は序盤で悪くない位置につければ車券絡みがありそう。
◎ 3 武藤博臣
○ 6 森且行
△ 8 佐藤摩弥
△ 4 森谷隼人
▲ 5 斎藤撤二
おすすめの買い目
3-4568-4568
森も久しぶりの優勝を目指す
6-3458-3458
永井大介が今年の初Vを狙う!
0ハン単騎から逃げる藤川幸に絶好の展開になりそう。10線は枠ナリ発進も考えられるが、大外の西村龍がカマシ気味に出ていくか。ただし、今節の上がりタイムの比較で言えば藤川幸を捕まえる仕上がりにはない。藤川幸の逃げ切りも十分あるが、20線から先手を取る永井が猛烈な追い上げで先頭まで立ちそう。初日から連勝で来ており、優勝戦も制して完全Vを狙う。
黒川は本来の動きではないが、エンジンの底上げに成功すれば永井の攻めに付いていける。道中で永井に隙があればイン突っ込んで行くかもしれない。10線最内の町田は、しっかりとスタート行ければ藤川幸をマーク差しできる仕上がり。松尾啓は動き上々だが、外の2車にスタートで包まれる恐れがあるので評価を下げた。
◎ 6 永井大介
○ 7 黒川京介
△ 1 藤川幸宏
△ 2 町田龍駿
▲ 4 西村龍太郎
おすすめの買い目
6=7-124
後続が競り合えば藤川幸の残りも
1-2467-2467
菅野仁翔の逃走劇
菅野仁翔はスタート切れており、序盤にグリップ開けて大きく回るので、10線の最内枠からスタート叩きにくる新井淳を振り切って逃げ態勢に入れる。
抑え込みの上手い新井淳は、前を追うより同ハンたちの追撃を防御するためコースを固めて走る形になりそうで、そうなると菅野はみるみる車間を拡げられるだろう。外めコースを通って伸びている谷津圭治と大月渉がレース中盤以降に新井淳を捲りで攻略するか。準決勝戦のゴール間際に内山高秀を逆転した渋沢憲司もエンジン状態は良い。
◎ 1 菅野仁翔
○ 7 谷津圭治
△ 6 大月渉
▲ 2 新井淳
穴 5 吉田恵輔
おすすめの買い目
1=7-624
雨なら 吉田恵輔が初Vのチャンスを今度こそ掴むか
5=7-613
文/鈴木