
鈴木圭一郎の完全Vが濃厚だ!
約1ヶ月ぶりの開催となった川口オート。4日間の開催もいよいよフィナーレを迎える。異次元の走りを見せているのは鈴木圭。初日からオール1着で優出となり、優勝戦でもよほどのことがない限り、1着でゴールを駆け抜けそう。どんな展開になっても自在の走りでやってくる。
相手は0ハン勢で、スタート争いが大きなカギを握りそう。大外に置かれてはいる岩田裕だが、スタート力は0ハンの中で上位。ここはカマシを決めて1コーナートップ旋回を果たしそうだ。序盤で大きなリードを作れるので有利。他の稲川、篠崎、山際は競り合いになりそうで、その場合は篠崎が気合の走りを披露。10線勢で鈴木圭以外に浮上あれば、最内から先行する大木か。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 4 岩田裕臣
△ 2 篠崎実
△ 5 大木光
▲ 3 山際真介
おすすめの買い目
8-2345-2345
穴なら 山際がトップスタートを決めるとハイペースの流れになる
3-2458
祐定響が完全Vで初優勝を達成!
0ハンからの競争になった祐定は試走タイムこそ38で、数字としては出場選手の中で最も悪かったが、レースでは安定したコース取りでスピードに乗れていた。20線単騎の筒井は周回ごとに徐々に差を詰めてはいたが、仕掛ける射程範囲に入ることができずレースは終了。祐定が僅かに振り切り、ゴール線をトップで通過してみせた。筒井は準優勝。3着には30線最内から先行した角が入線した。
今節の祐定の走りは安定していた。上がりタイムもレースごとに少しずつ良くなっており、節間にも成長が感じられた。ここ最近は他の選手が2級車で初優勝を決めるシーンが目立っていたが、祐定も例に漏れず達成してみせた。36期は栗原圭や吉林などが同期をけん引しているが、祐定もその一角に加わってきそうな可能性を感じさせた。これからどのように成長していくのか、また1級車に乗り換わったらどんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみでならない。
祐定が初優勝を目指して力走!
今節ここまでオール白星できているのは祐定と藤波。0ハン単騎の祐定に対し、藤波は30線に4車並んだ大外。展開的には祐定が断然有利で、今節の上がりタイムを見ても後続を振り切れるだけの数字をマークしている。10メートル後ろの10線には誰もいないのでスタートで叩かれる心配もない。自身3度目の優出にして初優勝のチャンスが訪れた。
藤波は内枠勢を何車か包んで出るようなスタートが決まれば、展開はいくらか楽になる。エンジンも乗り手もリズムは良いので強烈な追い込みを見せるか。位置的に魅力なのは筒井で、20線勢が来る前に祐定との差を詰められれば勝機もある。角はここ数節充実しており、枠ナリのスタートが決まれば連対十分。機力の上積みあれば、爆発力ある米里崇も怖い存在。
◎ 1 祐定響
○ 6 藤波直也
△ 2 筒井健太
△ 3 角翔太郎
▲ 5 米里崇徳
おすすめの買い目
1-2356-2356
穴なら 米里崇の大駆けないか
5-1236
打ち上がる花火のもと 青山周平が満面の笑み
すぐ近くまで雨雲が接近してた伊勢崎オートは優勝戦が始まるまでの11個レースで8枠のアタマがゼロという緊急事態。最後の望みを8枠・青山周平に託した人は多数。負けじと同じ29試走で意地を見せたい早川清太郎との一騎打ちムードすらあった。3連単は8-4-7、8-4-3が人気。2連単は8-4、8-7、4-8。雨に期待して高橋貢にも少し票が流れていた感じ。
トップスタートは岩田行雄だったが、すかさず鈴木宏和が差し青山周がマークする展開。3周回ったところで青山周が鈴木宏に仕掛ける。鈴木宏の後ろに森且行がいて、一瞬差を詰めたが離れてしまう。対抗人気の早川は高橋貢を差して森のイン狙うが入り切れずタイヤを使ってしまう。鈴木宏は青山周に付いて行くのが一杯で、最後は青山周が二の足使い差を拡げる。永井大介はスタート行けずに終わる。
結果は3連単8-7-3 1,940円、2連単8-7は510円だった。
グランプリ3連覇を成し遂げてる青山周平は、ムーンライトも3連覇となった。
青山周平がムーンライト3連覇を狙う!
準決からハンデが重くなった高橋義弘が優出した関係で、優勝戦のハンデ構成は10メートルオープンになった。スタート争いが大きなポイントになりそう。単純なスタート力なら鈴木宏や青山周が上位だが、10メートルオープンの外枠ではどこまで飛び出していけるかは疑問。ほぼ枠ナリの発進になりそう。
それでも青山周を本命にしたい。8番手からの競走は考えづらく、1周バックでは4~5番手には付けそう。記念の優勝戦で8周回になるので、そこから少しずつ番手を上げ、最終的には先頭でゴールしそうだ。相手候補は高橋義弘。準決からハンデは重くなったが、しっかりとスタートを決めていた。10メートルオープンの最内なら先行は十分なので、序盤から好きなコースを走ることができる。そのリードと、後続の動向次第ではそのまま押し切りまで考えられる。準決から急激にエンジン上向いたのは高橋貢と永井。優勝戦に向けて更に上積みがあると優勝争いに加わってこれる。全国屈指のスタート巧者・鈴木宏が7枠からトップスタートを決めるようなら記念初Vが見えてくる。
◎ 8 青山周平
○ 1 高橋義弘
△ 5 高橋貢
△ 6 永井大介
▲ 7 鈴木宏和
おすすめの買い目
8-1567-1567
穴なら 展開面で条件は付くが高橋義弘の大逃げ
1-5678-5678