
青山周平が3節連続V
今節初日からスーパーハンデを課された青山周平は予選~準決勝戦を2連勝で突き進み、8車中の試走トップタイム28秒で人気に推された決勝戦も圧倒的な強さで勝利。今年11度目の優勝、G1ムーンライトチャンピオンカップ~特別G1プレミアムカップからの3連続Vを成し遂げた。
最近の数節は枠ナリのスタートを切るケースが増えていた中野光公が、決勝戦も10線の最内枠から先行。新井淳も鋭いスタートを放ったが、道中は中野光に付いて行けずに後退。2周回過ぎに青山周に捌かれた田中賢が、試走29秒のパワーで仲田恵一朗や新井淳を内から差して3着に喰い込んだ。
文/鈴木
中村雅人の足が強力になった
7月に川口デイレースを優勝した時ぶりに3連勝した今節の中村雅人は、勝負どころを一瞬の切れ味で進んでいける反応の良さがあり、今回決勝戦は晴雨いかなる天候および走路状態になっても捌いて勝ちきれる。
森且行の枠が比較的に有利なうえ、近況は競り合う展開にも強さを示しており、同期の谷島と並んで最も先輩となる今回は、同ハン内枠の後輩たちに経験値の違いを見せるか。
雨(残り)走路の準決勝戦をクリアしてきた選手が多いが、その中でも加賀谷建明の雨の威力はピカイチであり、空模様によっては大きくクローズアップされそうだ。
◎ 7 中村雅人
○ 4 森且行
△ 6 佐藤励
▲ 2 泉田修佑
穴 5 加賀谷建明
おすすめの買い目
7=4-625
穴なら
5ー7=4621
文/鈴木
青山周平が3節連続優勝を決めるか!
今節、スーパーハンデでの競争を強いられている青山周だが、初日から連勝で優出を決めた。異次元の走りを展開する男は、通常ではない状況をも全く問題にしない。優勝戦でも怒涛の追い込みを披露してくれそうだ。
0ハン単騎の菅野はだいぶスピードが出てきた。10線に5車並んでおり、ここで激しい競り合いが展開されるようだと菅野の逃げが有利になる。青山周も10線勢の競り合いに巻き込まれると思うように進めない場面もありそうで、そうなると菅野の逃げ切りも考えられる。その10線勢は新井淳が先行するか。そのスタートに乗って行くのは横田で、新井淳を道中で捲っていく可能性もありそう。最内の中野光は枠ナリに出れば優勝争いに参加できる機力がある。20線単騎の石川哲は10線勢を抜くのに時間がかかりそう。
◎ 8 青山周平
○ 1 菅野仁翔
△ 5 横田翔紀
△ 2 中野光公
▲ 4 新井淳
おすすめの買い目
8-1245-1245
穴なら 10線勢を抑え役にして菅野の大逃げ
1-2458
福岡鷹が自身3度目の優勝を達成!
0ハンは枠ナリのスタートになり、10線の栗原佳は20線の柴田健に叩かれてしまう。0ハン勢に動きがあったのは1周3コーナー。3枠の福岡が内枠の2車を捲って先頭に立った。そこからは、これでもかと後続を引き離し、ブッチ切りのゴールを迎えた。後ろでは占部が水崎を交わし、離れた2番手として粘っていたが、最終3コーナーで柴田健が差し、その流れに栗原佳も続いて3着入線を果たした。
福岡は落ち着いていた。1級車相手にスタートで先行するのは厳しいと事前から想定していたのか、3車並びの3番手発進になっても慌てず最初のコーナーは大きく入ってスピードを増していた。その勢いのまま次のコーナーで外からの仕掛けを決めていった。この勝ち方は恐らく、レース前にイメージしていた通りの展開になったのではないか。前もってイメージするのはもちろんの事、それを実践してしまうのだから末恐ろしい逸材。37期なので1級車乗りはまだまだ先だが、これからどのような成長を遂げるのか見届けていきたい。
福岡鷹が自身3度目の優勝へ向け快走!
2級車が2人優出と、いつもとは趣の変わった優勝戦。レース展開に大きな影響を与えそうだ。0ハンの先行争いは水崎か佳元。どちらが先行してもそこそこペースは上がりそう。福岡は2級車だけにスタート争いは劣勢。ただ、後続が来る前に内の2車を捲れればブッチ切るケースも十分。そこで福岡を中心に推したい。
もう一人の2級車・栗原佳は今節唯一、連勝で優出を決めた。完全優勝の可能性を残しているが、好調車が揃った優勝戦で追い上げていくのは至難の業。20線の柴田健がレース序盤から積極的に仕掛けていきそうで、福岡が抜け出すのに時間がかかるようだと優勝のチャンス。花田は柴田健の攻めについていきたいところ。
◎ 3 福岡鷹
○ 6 柴田健治
△ 5 栗原佳祐
△ 7 花田一輝
▲ 2 佳元光義
おすすめの買い目
3=6-257
穴なら 0ハンからトップスタートを決めた時の佳元
2-3567