鈴木圭一郎が完全優勝で大会連覇を狙う!
篠崎が準決でも奮闘し1着ゴール。ハンデ重化をモノともしない走りで優出を決めた。それもあって優勝戦は0、10メートルのハンデ戦になった。
連日好走している篠崎は0ハン単騎で位置は有利だが、記念レースの優勝戦で8周回になるのは大きな懸念材料。最後まで逃げ粘るのは厳しそう。10線のスタート争いが大きなカギになるが、ここは巧者揃いで枠ナリ発進になるか。そうでなければ鈴木宏のトップスタート。有吉、鈴木圭あたりのカマシか。
鈴木圭は1周バックで好位置に付け、素早い仕掛けを繰り出しそう。今節はオール1着で来ているし、連日12Rで走れている強みもある。上がりタイムも他を圧倒しており、8周回になるのも大きな援軍になる。優勝戦も圧巻の走りでシリーズを締めそうだ。相手候補は有吉。準決は2着に甘んじたが、今節の仕上がりはかなり良い。スタートである程度の位置に付けられれば、十分勝負になるだろう。小林瑞は位置が魅力。10線最内からしっかりと先行し、篠崎を早めに交わせばリードを作れる。鈴木宏は武器であるスタートが決まれば展開が向いてくる。荒尾は仕上がりに不安を残しているようだが、そこをしっかり解消できれば面白い。実績を考えればハンデ位置は大きな魅力。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 有吉辰也
△ 2 小林瑞季
△ 4 鈴木宏和
▲ 3 荒尾聡
おすすめの買い目
8-2347-2347
鈴木宏の記念初優勝もあるか
4-2378-2378
9R...小林瑞季の飛び出しに乗って早めに番手を上げる佐藤励が成長した姿を披露する。ゴールデン歴代覇者に名を連ねる佐藤貴也が地元のプライドにかけて奮戦する。準決勝戦でハンデは重くなったが松山茂靖が好枠から先制攻撃を策す。
◎ 7 佐藤励
○ 8 佐藤貴也
△ 3 松山茂靖
▲ 6 小林瑞季
穴 2 深谷俊太
おすすめの買い目
7=8-36
穴なら
2=8-736
10R...地元の伊藤信夫と鈴木宏和による先行争いが大きなポイントとなるが、道中の攻め冴えている有吉辰也が2連対すべく捌いてこよう。ハンデ重化したがエンジン出ている藤波直也が侮れない。
◎ 8 有吉辰也
○ 6 伊藤信夫
△ 7 鈴木宏和
▲ 4 藤波直也
穴 1 梅内幹雄
おすすめの買い目
8ー6=74
穴なら
1=8-764
11R...スタート鋭い笠木美孝や篠原睦が先に攻め上がっても、追い込み強力な金子大輔と中村雅人が台頭する。1000勝レジェンドの岩田行雄と篠崎実の戦いぶりに注目したい。
◎ 8 金子大輔
○ 7 中村雅人
△ 6 篠原睦
▲ 4 笠木美孝
穴 3 岩田行雄
おすすめの買い目
8=7-463
穴なら
3-1=784
12R...今節3戦3勝の鈴木圭一郎を信頼。荒尾聡がスタートの切れ味を増してきた。勝負強い若井友和、ハンデ重化したが車は仕上がっている佐藤大地、熱走路に強い掛川和人が連下候補。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 荒尾聡
△ 3 佐藤大地
▲ 6 若井友和
穴 4 掛川和人
おすすめの買い目
8-7=364
穴なら
3=8-7645
文/鈴木
好調の木山優輝が今年3度目の優勝を達成!
0ハン両者が軽快に逃げる展開で周回が重ねられていたが、後方から追ってきたのは木山。スタートこそ外枠の高宗に行かれてしまったが、道中で逆転すると村瀬、竹中を冷静に交わしていった。その後は長田稚が猛烈にプレッシャーをかけてきたが、それをしっかりとはねのけて先頭ゴール。レース展開は厳しくなったが、落ち着いて対処してみせた。
木山はこれで通算5度目の優勝。今年は4回の優出中、3回優勝している。特に3月下旬からは好成績が続いている。同期では黒川京介や中村杏亮の活躍が目立っているが、木山もポテンシャルは負けていないモノを持っている。もちろん、成長の余地もまだまだ大いにある。まずは同期の筆頭格に追いつき、その後は33期を代表する選手になってもらいたい。
長田稚也の2連対が有望
ほんのわずかだが2日目に飯塚での自己最高タイムを更新した村瀬月乃丞(2級車)は、同ハン内枠の中原誠(1級車)よりスタート先行できたことが準決勝戦の勝因のひとつだが、速い試走タイムは出ないタイプの竹中修二(1級車)が準決勝戦で試走34秒・本走394秒も出ており、村瀬は先手を取れないと道中苦しめられるかも。
前節の消音ナイター『SGオールスター』から試走も本走も優秀な時計を連発している長田稚也が、前団とのハンデ差も大きくないのでしっかり圏内まで上がってきそうだ。今節の高宗良次はイン捌きが決まっているが、決勝の手ごわい相手に通用するかどうか。
準決勝戦で阿部仁志と競り合ったあと2着まで追い上げられた木山優輝のエンジン状態が良さそうで上位に評価。北原岳哲も近況はエンジン出ており展開ハマれば一発ある。
◎ 7 長田稚也
○ 2 村瀬月乃丞
△ 5 木山優輝
▲ 4 北原岳哲
穴 1 竹中修二
おすすめの買い目
7=2-541
穴なら 村瀬のペースが猛烈に速くなると30線は追いづらくなる
2=1-764
文/鈴木
雨の鬼・加賀谷建明が圧勝
5日制開催の最終日は朝から雨が降ったりやんだり。決勝戦12Rのスタート時は雨は上がっていたが走路は短時間では乾かず重走路で発走した。
0ハン2車は、今節4日間4連勝で優出した福村唯倫が、雨は苦手な山田徹の外枠から先行して逃げに入った。20線からは、試走の気配よかった岩見貴史がスタートを決めて早めに2番手へ。加賀谷建明はスタート直後はインに押し込められかけたが、森且行・佐藤摩弥の内から伸び返してすぐに3番手へ上がると2周回3コーナー、岩見と福村へ長距離の突っ込みを敢行。ややコース取り大きくなったがさすが雨巧者。態勢をしっかり立て直すと、あとは独走の一人旅。岩見と森が福村を捲って2着・3着。試走タイムの速かった順、人気どおりに決着した。
今年2月ぶり、通算27度目の優勝を飾った加賀谷は、このあと『G2川口記念』~『G2稲妻賞』(伊勢崎)とグレードレースに連戦する予定。
文/鈴木